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公民館活動が活発

2008-05-18 | 心の体験的日記
家から5分の公民館の集会場で週1、卓球を楽しんでいる
3台を10人くらいでまわしながらやっている

卓球の前の時間に集会場では、フラダンスの練習がある
そのご披露会が、今日、盛大に集会場でやられていた
卓球と同じ時間には、2階から大正琴の音が響いてくる
などなど
この公民館、実に有効に使われている
どこもこんなものなのだろうか

利用者は、圧倒的に高齢者と奥さん、ぱらぱらと子どもたち

写真 フラダンス衣装
桜氏提供

運動・健康・そして精神的健康

2008-05-18 | 認知心理学
市村操一・東京成徳大学応用心理学部長による投稿


運動・健康・そして精神的健康: 明らかになりつつあるそれらの関係


Faulkner, G.E.J. and Taylor, A.H. (eds.) (2005) Exercise, Health and Mental Health.
Routledge, London.

この本の特徴は、従来の実験室内の研究などで運動の前後の質問紙調査で不安やうつ傾向などの変化を調べる研究を超えて、現実の生活の中での精神的健康の問題に、運動がどのような効果を発揮しているかを紹介している。ポジティヴな効果を取り上げるだけでなく、ネガティヴな効果、無効果のケースも紹介され、この分野の最も信頼できる文献であると思われる。世界的な視野で、多くの研究が展望されている。この分野の研究はアメリカよりイギリスを始めとするヨーロッパ諸国で盛んな傾向にある。(SI記)

 以下に、目次の邦訳を示す。

 1 運動と精神的健康増進
 2 身体活動と痴呆
 3 統合失調症の補助治療としての運動
 4 薬物およびアルコール依存のリハビリテーションにおける運動の利用
 5 心臓病の予後における運動の役割
 6 エイズ患者の生活の質の向上のための運動
 7 ガンの生存者の生活の向上への運動の効果
 8 禁煙・ニコチン依存からの脱出のための運動の効果
 9 運動と睡眠
10 スポーツ、社会参加、そして非行・犯罪の防止
11 精神的健康の増進における運動の役割、その研究の現状と、将来の展望

(2008/05/17  東京成徳大学「健康・スポーツ心理学科」(新設届出中)講義資料)



人はなぜエラーをするのか

2008-05-18 | ヒューマンエラー
「人はなぜエラーをするのか」
答その1「人は、新たなことに挑戦するから」   
・試行錯誤しながら、新しいものを生み出していく   
・エラーの創造的な側面

答その2「人は、怠けものだから」   
・持てる力の一部しか使おうとしない/使えない   
・エラーの破壊的な側面

答その3「人にエラーをさせるような作業環境があるから」   
・人知、人力をつくしても対処できない


4日連続ランク入りならじ

2008-05-18 | Weblog
2008.05.17(土) 1501 PV 355 IP - 位 / 1018496ブログ
2008.05.16(金) 1315 PV 408 IP 914 位 / 1017868ブログ
2008.05.15(木) 1302 PV 438 IP 878 位 / 1017250ブログ
2008.05.14(水) 1281 PV 409 IP 936 位 / 1016632ブログ

さすがに、100万突破してからの開設数が伸び悩んでいる
それでも500くらいは毎日増えている

今日の歩数 5000歩くらい 累積108956
まだ浦安あたりでうろちょろ
ディズニーランドでも寄り道しようかなー

裁判の心理学

2008-05-18 | 認知心理学
「裁判の心理学」500文字
● 3権の一つ司法に門外漢が入り込むことになる。とりたてて、門外漢からの要請があってのことではなく、むしろ、司法のほうからの招きのような趣で実現される。言うまでもなく、平成21年度までに導入される裁判員制度のことである。
● 司法の世界ほど、専門家だけで形成されている閉じた集団はない。仕事は、日常世界で起こる事柄を裁くことでありながら、それを法律の世界だけで行ってきた。そこには、閉じた専門家集団に固有の弊害が蓄積されてきたとの認識があっての今回の制度導入なのであろう。「ウエッブサイトって何?」と裁判官が質問したとのニュースは象徴的である。
● さて、裁判の心理学である。司法の世界は法律を中心に営まれているが、それにかかわっているのは人間である。裁く側の裁判官、警察官、検事も人間だし、裁かれる犯罪者も人間である。だとすると、そこに心理学的な研究課題があって当然である。すでに、犯罪心理学は長い歴史と知見の蓄積があるし、日本でも「法と心理学会」が2000年に発足して研究活動をしている。今回、ここにさらに裁判員という門外漢が加わることになる。それも含めて、裁判の心理学は、今新しい展開を遂げようとしている。

写真 スティックを忘れないための涙ぐましい努力