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図解思考

2008-05-19 | わかりやすい表現
図解思考が大事
 どう表現するかよりもっと大事なことは、表現以前の、思惟をイメージ化すること(図解思考)である。
 思惟活動は、もっぱら命題(ことば)とイメージを道具にして行われる。両者の間には行ったり来たりがあるが、最終的に図解するには、イメージに依存することになる。
 図解思考の過程は、次の2ステップを踏む。
○ステップ1 要素の同定
 思惟の中核になる用語を明確にする。これは、図形で囲んだりして表現する。
○ステップ2 要素間の関係の構築
 階層関係、対比関係、相関関係、全体ー部分関係、論理関係、時系列関係などなど。関係の種類に応じた表現がある(実習2参照)
 この2つのステップを意識的に行うことで、図解思考がより明快なものになる。

やる気を続けさせるには

2008-05-19 | 教育
高学年用 やる気を続けさせるには

①目標をはっきりと意識させる
②習慣にする
③進歩を実感させる
④競争相手を見つけさせる
⑤環境を整える
⑥やりたいだけやらせる経験を時には入れる ワークリミット
⑦大まかなタイムリミットを

近況報告

2008-05-19 | 心の体験的日記
読者の方々への近況報告
①ブログの更新は、起床してすぐやります
あとは、ちょっとした空き時間や、これはブログに掲載したい
という記事が見つかった時などです
②定型的な一日は
起床時間は、夜中11時から3時の間。めざましなしで自然起床
2,3時間仕事をして、2度目の睡眠
5時半ころ起床
6時半、家を出る
帰宅、6時前
就寝7時ころ
③メタボ対策で、散歩、卓球、テニス、食事制限
④今、勢力を注いでいるのは、21年4月開設予定の「健康・スポーツ心理学科」
の準備。受験生の獲得が目下、最大の課題

まだあったような気がするが、
よくよく考えたら、こんな話、だれも興味ない、ということに気がつく
理香ちゃんの水着姿でもご覧ください
桜氏提供

これからもよろしくお願います

目の見えない子の能力開発  健康・スポーツ心理学 最前線その1

2008-05-19 | 教育
目の見えない子の能力開発』(市村操一・応用心理学部長の執筆)
 西ドイツ・チュービンゲン大学からもう一話。
 教授のガーブラー博士が、「大学では忙しくて落ち着かないから、家でコーヒーを飲みながら話そう」と言って、車を運転して大学から五分ほどの自宅に招いてくれた。
 シュバルツバルトの山並みの見える居間で、二時間ほどおしゃべりした。
 教授の目下の仕事は、目の見えない幼児と母親のための運動ゲームを開発することだ。
 目の見えない子を持った母親は、子供の能力を過小に評価して過保護になりすぎるのではないかと、ガーブラー教授は考えている。
 運動ゲームの開発は、子供の能力を伸ばすだけでなく、母と子の関係を改善し、母が子供の能力を正しく認識する機会を与えるものにしたいと言う。
 この研究は、ベンツのメルセデスとIBMの援助によって進行中で、子供の成長を追いながら、六、七年は続ける計画だそうである。
 目先の研究を忙しく追いかけている米国や日本の研究者とは違った行き方が、ドイツの研究には残っている。どちらにも長短はある。
 運動の効き目をどのように測定すればよいだろうと考え込んでいたが、ガーブラー教授の研究の成功を祈りたい。読売新聞 1987-88年連載コラムより 「健康・スポーツ心理学」に関するもの。

***東京成徳大学では、現在、文部科学省へ、「健康・スポーツ心理学科」の設置を申請中です。関連記事は、東京成徳大学HPにも掲載中です。

緊急事態での状況認識を妥当なものにするために

2008-05-19 | 安全、安心、
緊急事態での状況認識を妥当なものにするために

ここでは、繰り返すが、緊急事態での仕事をする人々についの話ではなく、普通の人々が突然、緊急事態に遭遇した時の状況認識の話である。それを妥当なものにするには、こんな心構えが有効である。
1)あわてない
時間切迫は、人をあわてさせる。事態の進行速度のほうが人の行為の速度よりも速すぎてギャップが大きくなると、それを埋めようとしてあわてる。限界を超えて行為のスピードをあげるので、ミスしがちである。あわてないためには、自分の行為を実況中継するような気持ちで言葉にしてみるとよい。言葉が行為を調整してくれるからである。
2)大局的、多角的に考えるようにする
 思い込みによる誤った状況認識を避けるためには、情報的に自閉しないことである。事態を鳥瞰図的に眺めてみる、一歩引いて観察してみる、観点を変えてみる、などなど。
3)思いを口に出して周囲と情報交流を活発にする
 思い込みは頭の中で起こる。それをできるだけ口に出すことによって、周囲からのチェックを受けられるようにする。さらに口に出すことの効果は、自問自答による自己チェックをも期待できる。
3)いろいろの人の意見に耳を傾ける
 「緊急事態で役立つのは普段は役に立たない人」という冗談がある。それは、事態に巻き込まれていないフレッシュ・アイを持った人の意見を聞けという忠告でもある。思い込みエラーを防ぐには、周囲から新鮮な目で見えることを素直に言ってもらえる環境が必要なのだ。(K)




小中学生に携帯電話を持たせない

2008-05-19 | 教育
政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)は17日、子どもを有害情報から守るために「小中学生に携帯電話を持たせない」との提言

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今回の提言は、有害サイトへのアクセスをさせないためとの趣旨
これは反対のしようがない
しかし、
ゲームと携帯電話が
子どもを変えたところにまで踏み込む必要があるのではないか
子どもの頭を馬鹿にしたとまでは言わない
ーー本当は言いたいのだが証拠不十分、ども証拠があがったころにはもはや手のうちようがないということもあるので、警告は発しておいてもよいとは思うーー
しかし、対人関係や学習習慣を劇的に
悪化させたことは間違いない