心の風景 認知的体験

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●安全知識を豊かにする

2008-11-10 | 安全、安心、
●安全知識を豊かにする
危険に関する知識は、ネガティブな面がある。知れば知るほど、あちこち危険だらけでは生活不如意になってしまう。できれば、知らないですませたい気持ちが誰しもどこかにある。知らないほうが幸せなことを知っているのである。知ったがためにびくびくしながら生活するのはまっぴら。こうした心情が、危険に関する知識を普及させるのに陰に陽に障壁となっている。
この障壁を越えるのはなかなか難しい。何の工夫もない通り一遍の広報では知識は伝わらない。それでもやらないよりはましである。
1)何度も同じ知識を広報する
2)大きな危険が発生したらそのつど関連知識を広報する
3)品を変え、所を変えで広報する
しかし、広報だけの断片的な知識の普及だけでは限界がある。断片的な知識は、記憶への定着もおぼつかない。それらを関連づける基本的な枠組みが必要である。
それが、安全学であろう。防災、防犯、事故予防のいずれにも、また、どんなケースにも、使える知識の枠組みである。残念ながら、まだ学としての成熟度は低いが、その重要性の認識はかなり高まっている。

◆インターフェースの心理学

2008-11-10 | 心理学辞典
◆インターフェースの心理学(psychology of interface)〔1993年版 心理学〕
人間と機械のかかわり(インターフェース)が、コンピュータの出現によって大きく変わってきた。機械の前に座ってさて機械に何をさせようかというような機械は、かつては存在しなかった。コンピュータが、人間の頭脳のごとく、多彩な知的機能を遂行できるようになって初めて起こったことである。かくして、人間がこうした知的機械とどのようにかかわるのかを研究することが、極めて大事になってきた。
とりわけ、コンピュータを内蔵した多機能機械が爆発的に普及してきた昨今では、その重要性は焦眉の急である。ここ五年間、産官学の共同プロジェクトが組まれて、情報科学者、デザイナー、認知科学者による学際的な研究が活発に行われている。FRIEND21(通商産業省、パーソナル情報環境協会)というプロジェクトは、その代表的なものである。
人間工学(ergonomics)の主要な研究テーマであった、操作ミスや疲労にかかわる機械の使い勝手(usability)の問題に加えて、あたかも人と対話するかのごとくコンピュータとかかわれるようにするにはどうしたらよいか(user‐friendly)をも考えなければならない挑戦にさらされている。
類似用語として、ユーザー・インターフェース、認知的インターフェース、ヒューマン(マン)・コンピュータ・インターラクションなどがある。

写真
老人テニスクラブの光景

5年前の今日

2008-11-10 | 心の体験的日記
●認知的体験 03/11/9海保
「選挙が終る」
今、朝4時半、開票速報をみながら、これを書いている。大勢は変化なしという結果。2大政党の対立型になっていくのか、1党中軸の長期政権型になっていくのかが、この結果からは読めない。
それに地方・自民党対都市・民主党の構図もはっきりしてきているのが気になる。
それにしても、投票率60%は低いなー。でも、投票をしない、おまかせ層が日本の政治のスタビライザーになっているようなところもある。
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へー、5年前も選挙があったんだ。
2大政党対立型になっている
この動きが定着するのに、5年もかかったのかー
それにしても、麻生さん、いつ選挙をやるの?

写真
公園の紅葉木