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● 裁判員制度とわかりやすさ

2008-11-29 | わかりやすい表現

● 裁判員制度がはじまる
 平成21年5月までに裁判員制度が導入される。Wikipediaによると、次のように紹介されている。

裁判員制度は、市民(衆議院議員選挙の有権者)から無作為に選ばれた裁判員が裁判官とともに裁判を行う制度で、国民の司法参加により市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映するとともに、司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上を図ることが目的とされている。

ちなみに、これだけの内容を1文で書いている。こんなわかりにくい悪文を書く人々が裁判員制度を運用するのかと思うと、はじまる前から絶望的になってしまう。
 それはさておき、法曹界は、ほとんどの国民にとってその重要性は認識できていても、みずからがその当事者になるとはまず思ってもいなかった世界である。それが、突然、裁判所になかば強制的に呼び出されて、判決の決定にかかわる一人になるのである。
 これは、法曹界にとってのみならず、市民にとっても、いろいろの意味で画期的なことである。
 わかりやすさに話を限定しても、この制度の画期的なところーーそれはまた克服しなければならない課題でもあるのだがーーを2つ挙げておく。
 一つは、法律の壁で強固に守られていた法曹界が、その外にいる市民を受け入れるにあたり、どのようにコミュニケーションをはかるかを考えざるをえなくなったことである。
 日本弁護士連合会では、素人が耳で聞いてわかる言葉使いを公表しているが(朝日新聞、07年12月20日朝刊)。言葉の言い換えだけで事が済むほど、ことは簡単ではない。しかし、とりあえずは、ささやかだが、有効な試みだとは思う。たとえば、
・ 冒頭陳述――>検察官や弁護人が証拠調べの最初に述べる事件のストーリー
・ 教唆犯――>他人をそののかして犯罪を行わせた人
・ 未必の殺意ーー>必ず殺してやろうと思ったわけではないが、死んでしまうならそれでも仕方がないと思って○○した。
 これまでは、法律知識とその運用技術を共有していた人々の間でのコミュニケーションで済んでいたのが、ほとんど知的な共有基盤を持たない人々とコミュニケーションをしなければならなくなったのである。考え方のくせや視点の違いなど知的基盤のもっと大掛かりなところでのギャップにまで思いをはせなければならなくなった。
 これと関連するが、2つは、そのコミュニケーションも、広報などのような一方的な流れではなく、市民の側に、コミュニケーションの内容が単にわかるだけでなく、それに基づいた妥当な判断まで要求することである。
「わかった」おしまい、というのではなく、「わかった、それならこうしたらどうか」までを要求する「深い」コミュニケーション事態に誰もがさらされることになるのである。かなりきつい状況が思わぬところで発生したのである。
 

ほめ言葉

2008-11-29 | 心の体験的日記
微妙な女性へのほめ言葉ランク

*女性へのほめ言葉、職場では厳禁
セクハラになる
使わないほうが無難


平安美人顔だね

100



写真写りがいいね

87.2



痩せたら美人だね

85.5



個性的な顔だね

80.9



悩みがなさそうだよね
(gooランキングより)

◆クオリア

2008-11-29 | Weblog
◆クオリア(質感)(qualia)〔心理学〕
バラを美しいと「感ずる」主観的な感覚質感を感覚的クオリアとよぶ。
茂木健一郎は、さらに、外界の対象に向けられている私の解釈や感情や信念、例えば、「これはバラだ」や「私はバラが嫌い」にともなって心に生まれる主観的感覚まで、クオリアに含め、志向的クオリア(命題的態度ともよばれる)とよんだ。
脳科学の進歩によって、心の世界のかなりの部分が脳機能で説明できるようになってきた。
だが、最後まで残る(であろう)心の世界のひとつに、この志向的クオリアがある。

茂木ブログと内田ブログ

2008-11-29 | 心の体験的日記
この2人のブログがすごい
内容はかなり難しい
ざっと読みでは、半分くらいしか理解できない
しかし、お2人とも、誰とどこで何をしたがすごい
そして、とうとう、この2人が出会うのである
もっとすごいのはアクセス数
ぜひ、一度、アクセスを

勘違い

2008-11-29 | 心の体験的日記
「恋人以外にハートマークを使えますか?」と質問したところ、女性は81.9%、男性は55.5%が「使える」と回答したという。男性に比べ女性の方が全ての世代で「使える」という回答が多かった。さらに、「異性の友達からハートマークが送られてきたら、勘違いしますか?」という質問に対して、女性は14.6%に止まったが男性は28.5%が「勘違いする」と回答。特に50歳以上の男性の35.8%に続き、30代男性は32.8%の高い確率で勘違いをするようだ。
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あっはっはの結果だなー
高齢者ほど、絵文字、及びその効果になれていないからかも
あるいは、最後の残り火を投影しがちなのかも