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プレゼン力アップ

2012-05-18 | わかりやすい表現
2-3)プレゼン力アップ

●プレゼンテーションとは
 口頭でのコミュニケーションには、たくさんの聴衆を前におこなうプレゼンテーションと、それとはいろいろの点で際立った対照をなす会話(おしゃべり)とがあります。本項ではプレゼン、次項では会話を取り上げます。
 文書によって伝えるのは間接的ですが、プレゼンも会話も、相手が目の前にいます。コミュニケーションが直接的です。
 この伝達の直接性が、プレゼンと会話のメリットでもあるのですが、時には、さまざまな面倒な問題が発生します。

●数に負ける
 余談になりますが、昔、3年間、付属高校の校長を兼任していたことがあります。年に10回くらい、朝礼台から700人余ほどの子どもたちに話をしてきました。
 これは今でも不思議に思うのですが、ただ聴衆の数が多い、というだけで、猛烈なプレッシャーを感じました。「頭真っ白、目が点」とまではいきませんが、最初は、話す時間が近づくと胃が痛くなる思いでした。回を重ねるにつれて次第に慣れてはきましたが、慣れるまでの間は、話す内容は、メモにしてそれを見ながら話すことでしのぎました。
 「聴衆はかぼちゃと思え」という忠告も思い出しましたが、あまり効果はなかったようです。
 講義でも、50人を超えると、しんどくなります。別に聴衆と戦うわけではないのですから、それほど緊張することも恐れることもないとは思うのですが、こればかりはどうにもなりません。
 準備万端でいくしかありません。
 
●聴衆を分析する
 というわけで、聴衆の数がどれくらいかもあらかじめ知っておいたほうが無難です。さらに、どんな人が聴衆なのかの分析も大事です。
 図には、講演などを想定した聴衆分析の一つの例を示してみました。
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図 聴衆分析  連載より
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 この分析の視点は2つです。
 一つは、関連知識の有無です。
受け手が、これから話す内容についてどれくらい知識を持っているかです。学校なら子どもの知識レベルや内容はだいたいわかりますから、この点は有利です。
もう一つは、聴衆があなたのプレゼンを聞きたいと思っているかどうかです。
 一番楽なのは、プレゼンの場に自分から望んで来てくれている動機づけの高い聴衆の場合です。
 こういう時は、内容勝負のプレゼンでよいのですから、気持ちよいプレゼンができます。
 プレゼンとは違いますが、寄席のお客さん。みずからお金を払って笑いにきてくれています。
一番困るのは、大学で言うなら必修の授業の受講生。単位取りだけがねらいの聴衆相手のプレゼン(授業)はとても疲れるし、うまくいかなかった後のストレス(PTSDならぬPPSD;post-presentation stress disorder)に悩まされます。
しかし、動機づけが低く、関連知識の少ない聴衆相手のプレゼンこそ、プレゼンの醍醐味かもしれません。いくつかの工夫を紹介してみます。

●聴衆の注意を管理する
 人の話を一方的に聞く時の注意の持続は、大人でも高々90分程度です。その間にも、注意は絶えず変動します。集中度が変わります。会場全体の注意レベルには、絶えず、意を配る必要があります。
 まずは、注意を引きつける工夫です。
付属高校で「校長先生の話」をする時には、模造紙にへたなイラストを描いて見せたり、ちょっとした実演をしてみせたり、クイズを出したりと、大学ではあまりしたことのないことをやってみたりしました。それなりに効果があった(と思っています)。
 次に考えるべきことは、プレゼン全体を通しての注意レベルです。これを一定レベル以上に保っておかないとたちまち聴衆は寝てしまったり、飽きてしまいます。
 このためには、一つは、マルチメディア提示を心がけることです。
口頭だけに頼るプレゼンではなく、スライド(パワーポイント)と文書、さらには演台でのジェスチャーをフルに使うことです。
 最近、パワーポイントによるプレゼンが普及してきて、演者が脇に置かれた演台のうしろに隠れてしまう形が一般化してきました。でも、これは、おかしいと思います。演者あってのプレゼンです。
 注意レベルを保つために有効なのは、聴衆とのやりとりを入れるのです。お説拝聴モードばかりが続くと注意レベルがどんどん低下します。そこで、対話モードにして注意レベルを上げるのです。随所でこれをやるとよいのですが、聴衆のほうからすると、迷惑。せっかく良い気持ち? で聴いていたのに、なんでそんなことするの、というようなところもあります。対話モードよりやや弱い、回答は期待しない問いかけモードを随所に入れるくらいのほうがよいこともあります。
 あとは、一時休憩です。90分を超えるようなプレゼンでは必須である。休憩すればまた注意のレベルは確実に上がります。
 90分の授業でも、私は、最近は、3分割授業をしています。
最初の15分くらいは「目で見る視覚心理学」、ついで本題に入り、途中で5分間、リラクセーション訓練、そして、また本題に戻るのです。

●わかりやすくする
①概要を配布する
 A4一枚くらいの概要を配布することは必須です。これによって、全体像がつかめるし、どこまで話が進んできたか、今の話は全体とどのように関係するかがわかるからです。
②スライドや資料は配付しない
 これを配布してしまうと、プレゼン会場が講義調になってしまいます。聴衆の顔が資料に向いてしまい、資料を逐一読むようなプレゼンになってしまいます。
最近は、パワーポイントを使うためか、特にこうしたプレゼンが多くなってきています。
しかし、せっかくお互いの顔が見えるプレゼンの醍醐味が味わえないのはもったいないと思います。場合によっては、事後配布という手もあります。
③相手の知識に配慮する
 聴衆分析のところで出てきた視点です。
これを具体的に実現するには、相手がよく知っている知識世界をうまく使うことである。
「たとえる」
「実例を使う」
といった工夫です。

●熱意も大事
 熱意と内容と方法とが三位一体になったとき、素晴らしいプレゼンになります。内容と方法にばかり意を配るだけでは十分ではありません。伝えたい、訴えたいという熱意を生で見せることも大事です。
 明るく、堂々と、はっきりした声で楽しそうに話すのです。
 それが内容と方法のまずさを補ってくれることさえあります。
 


こまった!!

2012-05-18 | 心の体験的日記
大学教員の研究室には水飲み場がある
そのためあれこれができる
それが副学長室にはない
当たり前かも
そこで、しかたなく
こっそり隣の無人の学長秘書室へいって
手を洗ったり、水を飲んだり 笑い

でもさすがに気温もあがり
のどがかわく
そこで思いついた
ペットボトルをごっそりと買い込んで部屋に
これで日干しになるのを防げる

今日は2本ものんでしまった
たくましく生き抜きます

それにしても教員研究室は極楽だったなー




高級ジャムパン

2012-05-18 | 心の体験的日記
コンビニで昼の弁当替わりに
パンを買うことが多い
きょうは、高級」ジャムパン
どんな高級さなんだろう

最近、あらゆる食べ物で
コンビニの質が上がっている
その一つがパン
どれをたべてもおいしい

早弁にはちょっぴりはやいが
昼休みにはアポもあるし
こうきゅうさ」を早く味わいたいので
たべてしまおう

伝言ゲームのようだ

2012-05-18 | 安全、安心、
福島原発事故の際の政府内の情報伝達が
あたかも伝言ゲームのようだった
と海江田氏
わかる。
だれも決断できなくて、それぞれの思いを
こめて次々と伝言
そのうちに情報もどんどんゆがむ
そのうちに事態のほうがどんどん進展してしまう

それにしても、責めの色合いのある事故調査はだめ
冷静に客観的に、
そして、後世に役立つとりまとめをしてほしい

助けてあげたい!!

2012-05-18 | Weblog
前にも書いた
通勤途中であう元気はつらつ自転車通学の女子高校生2人
きょうは、かわいそうに、傘なしであめにうたれて
自転車で実に元気に
この2人にはこの時間帯でよく合う
普通の女子高生とはちがって、
自律的なのだ
ガールズトークもなしに
ひたすら自転車をこいでいる
エールを送りたい
うちの大学にきてほしい 笑い

データ集めは拡散・集中で[知的パワーアップのための集中術(10)

2012-05-18 | 教育

10 データ集めは拡散・集中で

 すぐれた発想をするためには、データ、資料が不可欠である。アイデアはある日突然、降って湧いたように浮かんでくるかのように思われているが、実はそうではなく、それまでには膨大な時間と労力をかけてデータ集めがなされているのである。
 余談であるが、一生をこのデータ集めに費やしてしまって、結局、自分のオリジナルなものを出せなかった人が結構多い。その人に聞くと実に色々のことをよく知っているので重宝してしまうが、結局その人への評価は、「彼は物知り」の一言で終わってしまう。
 さてそのデータ、資料をどのように集めるか。
 まず、一週間、一か月と期限を限って集中的に集める努力をする。なぜ、期限を限るかというと、データや資料は集め出すときりがないからである。昨今のように膨大な情報が生産され、流通していると、限定したテーマであっても驚くほどたくさんの関連する資料が存在する。それらをすべて読んでから、やおら自分の発想をというのでは、あなたも「単なる物知り」候補になる恐れがある。
 また、集中的にやる理由は、手に入れた資料を早く自分のものにするためである。そのテーマに切り込む視点や枠組みを自分の中に作り出し、どのあたりがまだ不充分なのか、どのデータが大事なのかの勘所を養うためである。
 ここで注意すべきことは、一つの視点にのみ集中してしまわないことである。できるだけ幅広くデータを集めるためには、集中はむしろ有害である。あちらこちらに目配りすることに心がける方が質のよい情報が集まる。
 ちょうど自動車の運転をする時の注意の配り方がよい。信号を見たり、他の自動車の流れに配慮したり、時には景色に目を配り、といったやり方が資料集めの時の注意集中のコツに近い。
 これは、集中というより、むしろ注意の拡散である。しかし、のんびり、ゆったりではない。事故を起こさない程度の緊張感を保ちながら注意だけをあちこちに移動するのである。
 

検索トップ10

2012-05-18 | Weblog
1 指差呼称の効果 6 PV
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10 自己洞察力 2 PV

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でもアクセス数は400台で安定
更新記事が減っているわけではない
不思議

でも愛読感謝です



進路決定率

2012-05-18 | 教育
就職決定率は、大学生で9割を超える
この分母は、しかし、就職を希望する学生になる

もう一つの指標に進路決定率があることを知った
卒業予定者を分母にとって、大学院進学、家事手伝い、通常の就職など
なんらかの進路を主体的に決めている数を分子にとったもの

大学では、こちらのほうが大事
これが9割超えたら、大学のキャリアデザイン教育は、大成功

騙されたー!!

2012-05-18 | 心の体験的日記
カーナビ頼りで、順天堂大学まで
となりには、道をよっく知った先生が同乗
でもナビ優先で
ところが、いけどもいけどもつかない
となりの先生も、不思議そう
なんだかぐるっと回っているようだ という
それでも、なんとか間に合った
帰路はマンナビで
農道を通ってほぼ半分の時間だった

原因は、カーナビが、大きな道路中心の案内になっていること

でも田園風景のなかのドライブ
楽しかったです<<無理やりのポジティブ思考 笑い