心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
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ポジティブマインド
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老人心理

4年生

2012-05-28 | 教育
4年になったケンスポ女子学生2名
みちがえるほどすてきなレディになった
就活効果だと思う
これなら、しかし、大丈夫
きっと見つかる
いや、きてほしいというところがある
がんばれ!!
けんすぽ1期生

ジェスチャー力

2012-05-28 | わかりやすい表現
2-10)ジェスチャー力アップ

●ジェスチャーってどんなもの
 ジェスチャー力アップといってもパントマイムができるようにということではありません。確かに、パントマイムや俳優の演技のように、ジェスチャーもそれなりに訓練すれば、上手になりますが、実は、わたくしたちが普段使っているジェスチャーはほとんど無意識的ですので、かなり意識的な努力をしないとパワーアップしません。
 ためしに、自分が話しているところをビデオにとってもらって観察してみてください。ほとんどそんなジェスチャーをすることを意識していないはずですが、実に多彩なジェスチャーをしている自分を発見して驚くはずです。この無意識性がジェスチャーの1つの特徴になります。
 2つ目の特徴として、意識的にやっているわけではないのにもかかわらず、ジェスチャーの果たす役割が実に多彩であることです。その機能を分類すると、次の3つになります。
1)話の内容を補う 
(例)「これくらいの大きさ」と手で示す。両手を交差させてだめを表現する。
2)話のテンポの調整やメリハリづけをする
(例)手や体の動きで話の進行を調整したり、ここは大事ということを示す。
3)感情を伝える
(例)悲しい表情や明るい姿勢を見せる。
 
●ジェスチャー力アップの勘所
 ジェスチャーが無意識的なものだとしても、それをより好ましいものに変える方策がないというわけではありません。
 その1つが知識です。どういうジェスチャーが好ましいのかについての知識を豊富にすること、そして、それを折りに触れて実践してみることです。
 たとえば姿勢。言うまでもなく、猫背よりは背筋を伸ばしたほうが好ましいですね。
あるいは、表情も、目ぱっちり、口元ゆったりで表情豊かに話すほうが好ましいですね。視線も一点凝視よりも「目通り、乳通り、肩通り」の言い伝えに従う広角配置のほうが好ましいですね。
 こうしたことを知識として蓄積しながら、それを折に触れて鏡を見たりして実践してみることです。実践が積み重なることによって、自然にかつ無意識のうちに子どもに好かれるジェスチャーができるようになるはずです。

●心身一如
 おもしろい研究があります。
子どもに決定的な一言、たとえば、「してはいけない」とか「取り上げる」といった一言を発する際に、父親は表情も厳しいものになるのですが、母親は、時には微笑を浮かべながらそれを言う傾向があるらしいのです。
 母親のこの傾向は、子どもにとっては母親の真の意図が読みとれずに混乱してしまうことになりがちです。ダブル・バインド(2重拘束)と呼ばれていて、親子関係の不安定さををみる鍵となる概念にもなっています。ダブル・バインド状態に子どもを追いやるのは危険です。どっちが本音かわからないことによる不安が高まってしまうからです。
 怒るときもうれしいときも全身全霊でやることです。これが自然なジェスチャーの表出につながります。

●模倣することも有効
 尊敬する人のジェスチャーが自然に真似されることはよく知られています。尊敬する人のように振舞ってその人のようになろうとするメカニズムが働くようです。同一視と呼ばれています。
 テレビドラマの好きな人は、ひいきのタレントが演ずるジェスチャーが気になりますね。それが自然に真似されるのです。大好きな先生や親の振る舞いも同じように子どもに真似されます。
 人から真似をしてみたいと思われるようなジェスチャーを身に付けたいものです。

●文化によってジェスチャーは違う
 グローバル化がすすみ、学校にも異文化育ちの子どもが入学してきたり、あるいは、公園でそうした子どもどうしが遊んでいる光景もそれほどめずらしくなくなりました。
 30年前頃アメリカに10か月ほど滞在したことがあります。今でもはっきり覚えているのですから、よほど奇異な光景だったのだと思います。それは、プールの監視員が手のひらを上に向けて、日本の警官がやるように、私に対してこちらに来い来いとやっているのです。日本だと、普通に呼ぶ時は手のひらを下にしてやりますね。何か悪いことをしてしまったかのように驚いたことを今でも鮮明に思い出します。
 ジェスチャーにも万国共通のものと、その文化に固有のものとがあります。このことを知らないと、うっかり相手を怒らせてしまったり、誤解を与えたりしてしまう恐れがありますので要注意です。

●パーソナル・スペースにも注意
 最後にジェスチャーとは直接は関係しませんが、人と人との距離についてよく知られていることを一つ。
 空いている電車であなたの隣に突然見知らぬ人が座ってきたらどうでしょうか。あるいは、こんな実験があります。図書館で勉強している女子大生の隣に座ると、相手は、腕で頭を抱えたり相手に背を向けたりして、結局は、別の場所に移動してしまうのです。
 このように、人にも縄張りがあるようです。その縄張りに他人が入ってくると不愉快になったり移動したくなったりします。この縄張りをパーソナル・スペース(個人空間)と呼びます。
 見知らぬ大人どうしては、だいたい45センチくらいです。大人と子どもの場合、どれくらいになるのかのデータの存在は寡聞にして知りませんが、お互いを知っている場合には、もっと小さくなるはずです。
 お互いが親密になることがねらいなら、45センチ以内、説明や説得を開始する初期段階なら、45センチより少し距離をとって、というところでしょうか。
 いずれにしても、子どもとの物理的な距離のとり方もコミュニケーションを円滑に行うには大事な要素の一つであることは知っておいて損はありません。
 表として、個人的スペース以外についても、まとめておきましたので、参考にしてください(渋谷昌三「心理学の本」西東社を参考)

相手との関係 対人距離  行動の特徴(プロクセミックス)
密接距離 45cm以内 家族・恋人などとの身体的接触が容易にできる距離
個人距離 45~120cm 友人などと個人的な会話を交わすときの距離
社会距離 120~360cm 職場の同僚と一緒に仕事をするときの距離など
公衆距離 360cm以上 講演での聴衆と講演者との距離など


ずっと続くドジ

2012-05-28 | ヒューマンエラー
同窓会関係のはがき
だせないまま1週間
きょうは駐車した10メートルのところにポスト
でも、はがきが家に

先日は、今日こそとカバンに入れた
でも、ポストがない
いや、あっても出すことを忘れた
かくして、1枚のはがきにとらわれる毎日

それにしても、郵便局
しんどい状況だろうな
先日、本を送った
郵便局だと、書籍で送ると安い
ためしに、コンビでおくれるか聞いた
厚さ制限はあるが、あっさり、しかも、安価で送れる
あとは、はがきさえ遅れればなー
封書もなんだか、最近は、宅急便でくるなー

5 雑用の効用を知る「周囲に惑わされない集中術その5

2012-05-28 | 健康・スポーツ心理学
5 雑用の効用を知る

 我々学者仲間でのぼやき言葉の一つに、「雑用が多くて困る」がある。
 確かに、雑用がなかったら集中できてすごい仕事ができるだろう、毎日が楽しいだろう、と思いたくなる。こんな仕事をいくらやってもなんの足しにもならない、と思いたくなるのが雑用である。しかし、よくよく考えてみると雑用にもいくつかの効用がある。
 その一 あなたの生活を見回すきっかけになる
 雑用をしてみると、自分が今どのような位置にいて、誰と一番関係しているか、今何が問題となっているかなどが実感としてわかってくる。さらに、人とのつながりが新たに生れるきっかけになるのも雑用である。
 その二 雑用はつきせぬ情報源である
 人が何に関心を持っているか、どの人とどの人とが深い関係にあるか、組織が全体としてどのように動いているか、仕事の全体の流れ、でき具合がどうなっているかなどが、雑用からおのずと見えてくる。嫌々やればただ退屈なだけで、時間の経つのが遅く感じられてしまうが、積極的にこなしていく姿勢があれば、雑用からもたくさんのことが学べる。
 その三 頭を活性化してくれる
 雑用は、その多くがやればすぐに終わる類のものである。したがって、一つ一つ、片がついていくという感じを持つことができる。大きな仕事、集中力を必要とする仕事にとりかかる前座として、頭をウォームアップさせるために雑用を利用してみてはいかがであろうか。
 その四 気分転換としても雑用は有効である。
 別のことに頭を使うことで気分が変わる効用も雑用にはあるからである。

 かくして、雑用はいいことずくめである。多いに楽しんでやるのが良い。音や人間関係と同じで、嫌と思えば嫌だし良いと思えば良い。嫌ならこれは集中力を乱す雑音になるし、良ければ集中力をコントロールする素材に使える。
 しかし、雑用管理にはある程度の工夫が必要である。楽しんでばかりいて、毎日を雑用で終えてしまうわけにはいかない。あくまで、雑用は雑用であるとの認識を忘れてはならない。

 そのためには、雑用に費やす集中力あたりの能率をあげることである。つまり少ない集中力で最大の効率をあげることを念頭に置いて、雑用管理を工夫することである。
 さらには、雑用が頭の中に残らないような工夫をすることも大事である。その時々で、片をつけていく方法を考えることである。
 そここで一つのおすすめは、メモやメールの積極的な活用である。
 具体的には、メモやメールを、記憶の外部の補助装置として使うのである。
 やりかけの仕事は、記憶に残る(中断効果)。大事なことならその方がむしろ好ましい。しかし、雑用は早く片付けて頭をすっきりさせたい。そこで、メモやメールの形で、とりあえず、頭の外にだしてしまう。
 メモやメールのいずれにも、もう一つここでは役割を持たせる。それは、相手をも記憶の補助装置として使ってしまうのである。
 たとえば、会合時間の打合わせも、今日、明日という急な話でなければ、メモやメールにして相手に届けておく。何かを伝えたいのならメールにして送ってしまう。そして、相手からの連絡を待てばいい。場合によっては、自分では忘れてしまってもかまわない。相手にゲタをあずけてあるからである。
 メモやメールの効用は、この他にもある。面と向かっては断りにくいことや言いにくいこともあっさりと書けるし、ストレスを感じないで済む。会合への招待なども、メールで都合を聞かれれば、それほど悩まずに「欠席」と返事ができる。これが、電話で誘われると断りにくい。
 

あっというまの上達

2012-05-28 | 心の体験的日記
隣のテニスコートで
テニスの達人と孫1年生くらいが遊んでいる
最初は、ほとんど球がラケットに当らないくらい
ところが、2時間くらい
執拗に2人で練習
達人は、一言も教えないで、
ひたすら球出し
終わる頃には、球がコートを行きかうようになる
これでこの子は、すばらしい学びの領域の
入口にたどり着いたのだと思う
いい光景でした
なお、そのさらにお隣りで異常なくらい熱心のカップル
そのお孫さんの両親だそうだ
これもまたいい光景でした