心の風景 認知的体験

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●3つの自己」心理学基本用語

2016-12-01 | 心理学辞典


自分は一体何者なのかを知ろうとする自己を主体的自己(I)、
知られる自己を客体的自己(me)、
さらに、周囲からそうであるとみなされている自己を社会的自己(social ego)。

この3つの自己が完璧に一致していることはまれであるが、
ほどほどの一貫性はあるのが普通の状態。

3つの自己に極端なずれがあるときが、不適応な状態。

集中と時間感覚

2016-12-01 | 認知心理学
集中は時間を忘れさせる

ストップウオッチを用意してください。

スタートを押して
課題1)目をつむり、1分たったと思ったら目を開けて、ストップウオッチを止めてください。どれくらい正確でしたか。

課題2)目をつむり、同時に、200から3ずつ引き算をしてください。1分たったと思ったら目を開けて、ストップウオッチを止めてください。どれくらい正確でしたか。

課題3)目をつむり、同時に、2000から3ずつ引き算をしてください。1分たったと思ったら目を開けて、ストップウオッチを止めてください。どれくらい正確でしたか。


課題3)
「解説」
集中して何かをすればするほど、時間は短く感じられます。課題2)より課題3)のほうが課題が難しくなっているので、集中度を高めないと計算ができませんから、1分間が短く感じられたはずです。



知も物と同じ枠組で考える

2016-12-01 | 認知心理学
知も物と同じ枠組で考える

 物は生産され流通し、そして消費される。知もそれが、社会的な存在となるためには、生産され流通し消費されなければならない。 たとえば、1455年にグーテンベルクが活版印刷を発明したことで、知の流通に革命的変化が起こった。そして今、ワープロ、インターネット、ゲームが知の生産、流通、消費の現場を、これまた革命的に変革している。

 知を物と同じように、その生産、流通、消費の3つの側面からとらえてみることができる。これを縦糸して、横糸として、これまた3つの知の現場を設定してみると、知の現場がみえてくる。

 その横糸の1本は、知の科学の現場である。
 知の科学は、認知心理学/認知科学として研究されている。ほぼ半世紀余の研究の蓄積がある。

 2本目は、知の陶冶の現場である。
 知力の時代になれば、高度の知を身につけた者が勝者になれる。今の日本では、学歴社会が建て前上、批判の的にされているようなところがあるが、学歴が知の高度化の指標であるとするなら、その批判は筋違いである。どんな知を身につければ知力の時代にふさわしいのか。それを保証する教育システムはどんなものであるべきかを考えてみる必要がある。
 
 3本目は、知の道具の現場である。
 紙と鉛筆だけからコンピュータへと、知を支える道具は進化を遂げている。こうした知的活動を支援する道具の進化は、知の質を変える。そうした道具と人との関係の最適化のためには、どのような問題があり、どうしたらより良いものになるかを考えてみる必要がある。

 

2015年11月30日 に書かれた記事

2016-12-01 | Weblog
2015年11月30日 に書かれた記事をお届けします。
セキュイティ

時々、このメールが届くなんだか怖いが、守ってくれているのだなーと安心もできる@@@@最新のセキュリティ標準を満たしていないアプリからあなたの Google アカウント()にログインしようとした人がいます。詳細:2015年11月9日月曜日、11:52(アメリカ中部標準時)アメリカ合衆国 ウィスコンシン オーク......
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今日の献本「日本の大課題 子どもの貧困――社会的養護の現場から考える」池上彰編 ちくま新書



通勤余話シリーズ

通勤余話シリーズ○本日の双子姉妹は、2人掛けに二人座ったがお互い別方向を向いて、一言も話さなかった。でも、一緒に座ったところは、一安心○8時のマラソン老人、あいかわらず元気。今日はアパートに入るところを見つけてしまった。


反対できない政策

○高齢者1000万人に3万円の給付金○食品に軽減税率をいずれも、財源は、税金反対するのは難しいでも、がんばって筋を通そうとする人々、とりわけ政治家や官僚もいるこういう人々を見極めて投票したり応援しないと日本だめになる


心理学の最初の学び

心理学の最初の学び心理学への期待を徹底的に打ち破るところから心理学の学びを始める乱暴なやり方もあってよい。いわばショック療法的導入である。そこまで徹底しないまでも、心理学の最初の学びの多くは、受講学生にとってはそうなっている現実がある。


成熟社会は生きていくのにお金がかかる!

2016-12-01 | 社会
困窮高校生を扱ったTVで、
高校生の勉強部屋の様子が、困窮にはほど遠いという指摘が
あれこれ話題になった。

困窮とか貧困とかの実体が、成熟社会では、昔の感覚では推し量れない時代になったようだ。

年収1千万の家計破綻なんて話も聞いたことがある。