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教育と研究を分けるべきだと主張している人で、まともな研究をしている人をみたことない。」名言の心理学

2020-10-23 | 名言の心理学


教育と研究を分けるべきだと主張している人で、まともな研究をしている人をみたことない。
(芦田宏直)

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大学教員の主なミッションには、教育と研究がある。
もっとも、社会貢献こそミッションというマスコミ好みの東大教授も昨今目立つが。
それは、さておき、この2つのミッション。
並立が基本。
昔の日本の大学、そしても今もいわゆる中核大学では、研究のほうに軸足を置いていた。しかし、大学進学率が50%も超えると、「我が大学は、教育重視です」を標榜しないと学生の教育がままならないようになってきた。
そこででてきたのは、一つは、教育と研究の分離論である。
ある大学では、教育50、研究30、その他20の分割を教員採用の際に了解させているとのこと。
教育と研究の分離には、教える内容が研究内容と一致なくともよい、が前提になっている。
研究することによって陶冶される知的能力があれば、研究していることと教えることとがちがっても、それなりの教育は可能との楽観も、この名言の裏にはある。
大学教員には教員免許は不要だが、最近では、採用されるためには、博士号がないとまず採用してもらえない。しかし、一方では、入学してくる学生は、高校4年的である。高校の先生のような教育が必要なのだ。
博士号をもった教員とのギャップがますます大きくなってきている現状をどうすればよいかの、難しい課題に直面している。





◆感覚遮断(心理学基本用語)

2020-10-23 | 心理学辞典

◆感覚遮断(sensory deprivation)
24時間、情報が乱れ飛ぶ社会が現出し
つつある。休みなく情報が生産され、流通し、消
費される賑やかな社会となってきた。
人間は、絶え間なく情報にさらされ、
それに振り回される日常が続く。そ
こから逃れたいとの思いも強い。
感覚遮断実験とは、目隠し、耳栓、
手袋などによって可能な限り、感
覚器官に入る刺激(情報)を遮断
したときに何が起こるかを調べる
実験である。時間に応じて十分な
報酬を与えることを約束して、こ
の実験に協力してもらうのだが、
多くの被験者は、心のバランスを
崩して、2日間くらいで実験室から
の退出を求めてくる。
この実験の被験者の体験のなかで
興味深いのは、幻覚の報告である。
存在しない音が聞こえたり(幻聴)、
見えるはずのないものが見えたり
(幻視)が発生する。周囲からの
刺激の遮断を、自らの頭の中で刺
激を発生することによって補って
いるかのようである。
人間は、刺激の過多にも、刺激の過少にも、適応できない存在である。普通に心が働くのは、適度の刺激にさらされている状態のときである。



退屈の感覚、精神的な反応

2020-10-23 | 健康・スポーツ心理学
退屈 の表現の一覧 (Netより)

退屈・うんざり・味気ない

退屈の感覚、精神的な反応
眠たい・眠気興ざめ・白ける気が散る・集中できない
だるい・気分が重い・倦怠感飽きる・冷めている時間を長く感じる・一瞬が長い

退屈の表情、リアクション
元気のない歩き方、時間の確認・時計を見る暗い、元気のない声
ひっそりと、退屈な暮らし(日々)元気がない人手元にあるものをいじる
欠伸(あくび)