心の風景 認知的体験

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連想と思考

2009-07-30 | 認知心理学
通常は、こうして連想された知識要素を素材にして、統制のされた論理に従った思考をすることになります。

 統制された論理的思考 は、「注意量の制約」と「自己コントロール」のもとでなされます。

ここで「注意量の制約」という表現には、解説が必要ですね。注意は頭の働きをコントロールしています。注意をたくさん注げば、頭の働きは活発になります。注意と頭の働きとの間には、ガソリンと自動車のような関係があるのです。

その注意量には限界があり、その範囲内で注意は配分されます。いくらたくさんの知識が活性化しても、そのすべてに注意を払うわけにはいきません。一度に注意を払おうとしても、活性度の高いほうから順にせいぜい数個程度(図の黄色部分) しか注意を及ぼすことしかできません。これが、思考の範囲を限定することになります。

 さらに通常は、思考をする際に「自己コントロール」が働きます。何に注意の焦点を当てるかを自分で決めることができるため、とりあえず必要な知識だけに注意を払い、それらの要素だけ活性度を高めることも可能です。

そして、それらの知識要素を論理でつないでいきます。 こうして、連想された知識要素を素材に統制のとれた思考を展開させている のです。
 
このように考えると、連想なし、あるいは貧困な連想は、貧困な思考しか生み出さないことがわかりますね。

受診まち

2009-07-29 | 心の体験的日記
2月に一度、2種類の薬をもらいにいく
まえは、筑波まで
今は、歩いて10分のクリニックへ
今日は、ぜんぜん、診断が進んでいる気配がない
診察室には、どんどん患者がたまる
先生は一人
これでは、しかたがないので、またの日に

これほど医者
繁盛しているのに、医療崩壊 
どうして?
と思ってしまうが、
この患者の多さが崩壊の原因のいったんなのだろうなー

それにしても、いつもと同じ薬をもらうだけなのだから
もっとコストをかけない方法がありそうなもの

医療行政の問題もあるなー


面接不安

2009-07-29 | 教育
 それにしても、仕事への意欲の点で、やや甘さが気になります。
 お仕事がしたい、ぜひ仕事をせねば、という気迫が感じられないのです。
 面接は、あなたのあれこれを相手が知った上で、想定される仕事とのマッチングを考える場だと思いますから、それに対する不安はわかります。しかし、それ以前に、大事なことは、あなたのほうが、仕事したいとの気迫を見せる場でもあります。
 そのためには、自分の得意、不得意とか、性格とか、好みとかは、さておいて、どんな仕事でもやれます、やってみたいとの姿勢をはっきりと見せることが必要ではないでしょうか。

連想―――頭を元気にする習慣づくり

2009-07-29 | ポジティブ心理学
「心を元気にする習慣づくり」第2回

連想―――頭を元気にする習慣づくり
 「活発な連想こそ、頭の元気の源」

応用心理学長兼健康・スポーツ心理学科長 
      海保 博之


● あれこれ思いが浮かんで困る
 
● なぜ連想するのか

● 連想って何の役割を果たしているの

① 連想は、見方を豊かにしてくれる
 
② 連想は、発想を豊かにしてくれる

③連想は、心を解放してくれる

●頭を元気にする連想とは

①頭の中の知識を増やすこと
 
②問題意識を常に持つこと、別の言い方をするなら、情報のアンテナを張り巡らしておくこと

③連想を外に出すこと
 
④連想三昧の時間をもうける

1Q84

2009-07-29 | 心の体験的日記
就眠読書のみで読了
読み終えるのがもったいなかったので、
ゆっくりゆっくり
でも、昨晩は、一気読み
おもしろかったが
こりゃーなんなんだーという気持ち
これから識者の書評でも読みながら
考えることにするが、
もうしばらく自分の頭の中であれこれもしてみたい

村上さん、ありがとう

心を元気にする習慣づくり

2009-07-28 | ポジティブ心理学
「心を元気にする習慣づくり」
 なぜ、こんな連載をしようと思いたったのか。いくつかの理由がある。
まず、個人的な理由から。
東京成徳大学では、平成20年度より応用心理学部を発足させた。これまで人文学部で肩身の狭い思いをしていたが、これで晴れて心理学の一部門の学部として飛躍できることになった。学科としては、現在は、臨床心理学科と福祉心理学科の2つの学科からなるが、平成21年度から、健康・スポーツ心理学科が加わることになる。
この3学科は、図に示すよう全体構想になっている。

          健康・スポーツ心理学科
             心の元気

     臨床心理学科          福祉心理学科
      心の癒し            心の幸福







「臨床心理学科」と「福祉心理学科」が心身の癒しと幸福づくりの支援をおこなう技法の教育研究を志向しているのに対して、「健康・スポーツ心理学科」は、心身の元気づくりの技法の教育研究を志向することになる。
 筆者は、現在、「福祉心理学科」に所属しているが、平成21年4月からは「健康・スポーツ心理学科」に移籍することになっている。そこでは、心理学全般の講義に加えて、ポジティブ心理学も担当することになっている。その準備も兼ねて、心の元気について、この際、考えてみようというのが、こうした内容のブログの連載を企図した個人的な理由である。
 もうひとつの理由は、ポジティブ心理学の台頭である。
 これの嚆矢とされているのが、1998年の米国心理学会の機関紙での会長セリングマン(M、E. P. Seligman)あいさつであった。彼は、臨床心理学隆盛の20世紀後半の心理学の潮流が、21世紀になりかわりつつあるとして、人間のポジティブ面、優れた面に目を向けたポジティブ心理学を提唱したのである。ねらいは、生活、趣味、仕事、対人関係において、人生の幸せをいかに作り出していく技術を開発していくことにある。
皮肉なことに、セリグマンは、無力感は学習の産物であるとする発見をしたことでつとに名が知られていただけに、このあいさつは、衝撃的であった。それだけに、大きな影響を与えた。
まだポジティブ心理学の潮流が一つの大河を形成するまでには至っていないが、日本でもすでに、島井哲志氏による編集本「ポジティブ心理学-21世紀の心理学の可能性」(ナカニシヤ出版)から2006年に出版され、本邦での研究が活発化する兆しがある。そのあたりを勉強してみたいという気持ちが本ブルグ連載の2つ目の意図である。
最後の理由は、ブログ限定ではあるが、お読みいただくことで、読者に少しでも心が元気になってもらえればとの気持ちからである。
 今、全世界的に、大不況の嵐が吹き荒れなんとしている。社会全体に元気がない。しかし、それでは、ますます不況になり、ますます元気がなくなってしまう。社会も人もネガティブ・スパイラルに陥ってしまう。
 経済のほうはわからないのでなんともしようがないが、心のほうはわかる。せめて、心だけでも元気になってほしい。それが、もしかすると、ひいては、経済の回復にもなるかもしれない。そんな思いもあっての連載である。

第1部 頭を元気にする(ふつふつと思いが湧いてくる。どんどん答が思いつく。時間を忘れる。          
・ 連想 @
・ 回想 @ 
・ 熱中 @
・ 質問
・ 批判
・ 書く  
・ 知的好奇心
・ 上達  

第2部 気持ちを元気にする(ポジティブ感情に溢れる。未来志向になる。生き生きしている。   9個
・ 幸福感 @
・ ポジティブ感情
・ 信念@
・ 感動
・ リラックス 
・ 心身一如@
・ やる気  
・ 使命感

第3部 仲間を元気にする(ポジティブ・コミュニケーション、お互いにポジティブ感情になる。話がはずむ。また会いたくなる。  7個
・ 挨拶 @
・ ほめ言葉 @
・ 笑い @
・ 傾聴 
・ 親切
・ 愛
・ 競争
・ 感謝◎

希望を持つために 「心の元気づくり

2009-07-28 | ポジティブ心理学
 現状を少しでもみずからの力で変えることができる状況を作り出すことです。
 フランクルの体験記のなかに、みずからの空腹を我慢して、餓死寸前の人にパンを分け与える話があります。自分で状況を作り出すと言っても良いかもしれません。
 こうしたことがこうした状況でもできるかどうかは、過去の生き様、あるいは、強固な信念の有無が問われるところですね。
 自分のささやかな試みは、ユビキタス・ドネーション。つまり「寄付あるところどこでもいつでも寄付を」の心がけです。
 

うなぎのぼり アクセス数解析

2009-07-28 | Weblog
2009.07.27(月) 2605 PV 753 IP 617 位 / 1266401ブログ
2009.07.26(日) 2107 PV 607 IP 803 位 / 1265896ブログ
2009.07.25(土) 2187 PV 533 IP 957 位

今朝、うなぎまぶしを食した
だから、うなぎのぼり

というのは嘘で
土日は、一気に減る
月曜日で一気に回復の定型パターンです

愛読感謝です

集中を永続きさせるための心の習慣ーー注意の持続 

2009-07-28 | 健康・スポーツ心理学
集中を永続きさせるための心の習慣ーー注意の持続 

1 急激な変化をしない環境を用意する
2 早朝を有効に使う
3 時間を分割する
4 やる内容を分割する
5 初頭効果,終末効果を利用する
6 小刻みに結果をチェックする
7 エサを設定する
8 知的好奇心をたやさない
9 要求水準をコントロールする
10 大きな目標をときどき思い出す
11 むずかしいものにこだわり過ぎない
12 目や耳からの刺激を利用する
13 「ついで主義」を実行する