hokutoのきまぐれ散歩

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粋酔 日本橋店〜日本橋グルメ

2024-04-26 05:00:00 | グルメ
久しぶりに日本橋にある純米酒専門と銘打った『粋酔』というお店で飲み会をやることになった。実はこのお店、かなり以前から何回も来ているが、必ず飲み過ぎ人が出てしまう恐るべき店である。

お店の名前は『粋に酔う』だが、実は『スイスイ』飲み過ぎてしまうリスクが介在している。

日本橋の表通りから一本入ったビルのB1、金曜日のため、入り口には本日は満席と書いてあるほどの人気がある。システムは『純米酒100種以上2時間飲み放題、料理5品〜6000円』と『純米酒100種以上2時間半飲み放題、料理7品〜6600円』の2コース(コースでなく、単品も頼めるが、殆どのお客さんがこのいずれかを頼む)である。

予定通り18時半スタート、まずは生ビールにするか、最初から日本酒にするかを悩んだが、暑かったこともあり、生ビールから。暑くなりビールが美味い。

ここで1品目はお通し風、『スナップエンドウ、赤大根、焼き味噌』である。焼き味噌の香ばしさに触れると日本酒が欲しくなり、すぐに伯楽星(宮城県)、鳳凰美田(栃木県)のスッキリ系から1合ずつもらう。



この店は一回2本まで、鳳凰美田が足りなかったが、飲み放題なので気にもしない。味噌と日本酒、よく合うことは改めて申し上げることもない。

小鉢登場、赤紫蘇味の大根おろしに釜揚げしらすを乗せたもの。さっぱり、スッキリである。酒はあっという間に2合は空、次いで赤武(岩手県)と三連星。

滋賀県民のリクエストで滋賀県の酒・三連星を試してみる。ちなみに『三連星』は何のことか?と議論になったが、三連星とは囲碁の布石の手法のことで一時流行った布石らしいが、誰も囲碁をやらないので分からずしまい。ただ、造り酒屋は若手3人の杜氏が立ち上げたブランドで、キレの良い酒を作ろうと『三がずっと、連なり、星の如く輝ける酒』を作るというキャッチらしい。



そのため、酸の効いたキレの良い酒とのこと、我々の間ではやや主張の強すぎるところがあまり、となってしまった。

3品目は『鰆のカルパッチョ』、やや厚めに切った鰆に味噌味のタレをかけ、野菜と頂く。鰆の濃厚な味が美味い。赤武はラベルが変わったが、相変わらず美味い。スッキリとした美味さには満足。

田中六五(福岡県)、作(三重県)を注文。田中六五は爽やかな柔らかい飲み口、女性に人気が高い。しかし、作はキレはありながら透明感がある上品な旨みと香りでやはりこれもすぐ空いてしまう。

4品目は『燻製鶏の焼き物』、燻製はすごい。酒がすすんでしまう。と言いながら三井の寿(福岡県)、李白・ヤマタノオロチ(島根県)というとにかく辛口を誇る酒を煽る。


5品目は『酒肴5種盛り』、クリームチーズといぶりがっこ、辛子蓮根、タンスモーク、イカの揚げ物、タコのマリネ(?)と豪華に並ぶ。どれを取っても美味い酒の肴。



酒は少しおとなしめに屋守(東京)を注文。もう一つ頼んだ風の森(奈良県)は玄米で作った変わり種。老酒の様な色、味もややひねた香り。対極の酒になってしまう。



さらに雨後の月(広島県)、豐盃(青森県)という私の好みの酒を注文、もっと早く飲みたかったと言われてしまった。

5品目は『豚肩ロースと新じゃがの和風カムジャタン』、カムジャタンは初めて食べたが、優しい味。

最後の酒は尾瀬の雪解け(群馬県)と姿(栃木県)、だんだん酒の味も分からなくなった皆様にも好評のセレクト。最後は蛍烏賊塩麹漬けの乗った出汁茶漬、これで大団円。

とにかく、やはり飲み過ぎ。60を超えた4人が12合は飲み過ぎでした。しかし、さすがの酒肴、あまり主張は強くないが酒が飲みたくなるプロの技に感嘆。店の方のサービスもよく、混んでいる理由もよくわかるお店です。

純米酒専門 粋酔
中央区日本橋3ー7ー10タンペイ日本橋ビルB1
05054577514


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