hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

浜田山駅(2)

2017-05-31 05:00:08 | 日記

『井の頭線気まぐれ散歩』その8。竪穴式住居の実物大模型を見学したあと、隣を見ると少年野球場があり、またに試合中。子供達はもちろん審判や親たちも真剣にプレーしている。その横にはちょっとした池、そして菖蒲が植えられ、黄菖蒲や紫の菖蒲が今盛りである。



鎌倉街道まで戻り、少し坂を登り、左に曲がると柏の宮公園。実は元の興銀グラウンドで坂の下には小さな田んぼが2枚、その隣にはハスが植えられている。まだ、田植えはされておらず、鳩やモズなどが盛んに何かの実を啄んでいる。

坂を少し登ると元のグラウンド。手前にかつてあったプールは完全に埋められ、水生生物の池となり、シオカラトンボが飛び交う。その前には興銀グラウンド時代からあるクラブハウスがそのまま残されていて、かつて支店の野球大会やプール、運動会などで使った思い出が浮かんでくる。

さらに公園の中を歩くと、たくさんの親子が木陰で遊んだり、日光浴をしている。確かに今の方がたくさんの人が利用できて良かったのかもしれないとも思う。


公園を出て浜田山駅まで歩き慣れた道を歩く。左側にはかつての新日鉄グラウンドの名残であるテニスコート、その周りには高級マンションがならぶ。

しかし、道沿いにある家はかつてグラウンドに行った頃とあまり変わってはいない。井の頭線沿線随一の高級住宅地は健在であった。

浜田山駅(1)

2017-05-30 05:00:32 | 日記

『井の頭線気まぐれ散歩』その7。1月以来のこの企画、今日は浜田山駅周辺を散歩して見る。5月とはいえ、28°Cくらいあり、かなり暑い中の散歩。浜田山という名前は江戸時代にこの辺りは内藤新宿の商人・浜田屋の所有地であり、松やクヌギの林だったため、『浜田屋の山』→浜田山となったらしい。因みに井の頭線の乗降客数では渋谷、吉祥寺、下北沢、明大前、高井戸、久我山、駒場東大前、永福町についで9番目の約3万人の人が利用する駅である。

駅北側からはコミニュティバスすぎ丸のけやき路線・阿佐ヶ谷行き、駅南側浜田山公園前からはさくら路線・下高井戸行きと2本の路線が運行されている。


駅を降りてすぐの踏切を渡るとえきなん商店街、右に曲がるとすぐに浜田山公園がある。広い公園で休みにはかなりの人で賑わう。


しばらく南に向かい、次のかどを左に。ほぼ先ほどのさくら路線に沿って歩くと鎌倉街道にぶつかる。鎌倉街道は関東など至る所にある古道で『いざ、鎌倉』の際に駆けつけるための道をいうが、この鎌倉街道もその1つ。

その先が鎌倉橋坂という緩い坂、神田川に掛けられた橋の名前である。


橋を渡ると塚山公園、ここでは竪穴式住居の集落が発掘されており、竪穴式住居の実物大の模型が設置されている。しかし、近くまでよると分かるが、これはコンクリート製。


中に入ると当時の家族が生活していた様子が分かるオブジェがある。(以下、次回)

鳥徳〜茅場町ランチグルメ

2017-05-29 05:00:51 | グルメ

茅場町のランチもなかなか捨てがたい。先日紹介した親子丼や唐揚げ定食など人気があって並ばされることも多い。そのため、少し早めにいくのだが。今回はいつも飲みにいく『鳥徳』のランチである。11時半に行くとまだまだ席には余裕がある。

カウンターに座り、メニューはと聞くと壁を指差し、A〜Cランチとカツ丼などの丼物、とり鍋定食という。Aランチはきじ焼き+つくね串、Bランチは焼き鳥3本+だし巻き+チキンカツ2個、CランチはBランチに鰻の蒲焼がつく豪華版。今回はBランチ(1050円)にする。

カウンター前では焼き鳥が並べられ、注文が入るたびに火を入れ、タレ焼きはタレをつける。それをぼっーと見ている。

テーブルには白菜漬け、いつも夜はつまみで頼むがこれが美味い。しばらくしてBランチ到着。2段で上段には焼き鳥3本など具が、下段にはご飯、さらに鳥スープが付く。

蓋にまず白菜漬けを取り、七味をかける。まずはタレの肝焼きから。これはぼんじり、正肉、レバーが上から刺してあるが、山椒をかけて食べる。

脂が乗ったぼんじり、次いで歯ごたえのある正肉、さらにふっくらとしたレバー、何れも美味い。次に正肉の塩焼き、肉にしっかり味付けされており、しっとり。間に食べる白菜漬けもいい。

チキンカツは唐揚げのように切った鶏肉に衣をつけ、揚げてある。甘いソースがよく合う。だし巻きも少し甘く、途中で飲むスープも熱いがよく鶏の出汁が効いている。

私は弁当は早食いしてしまう癖があるが、今日もこれにバイアスがかかり、10分もかからず完食。因みに他の人の注文の傾向はAランチとBランチが人気を二分している。それでも店を出るときには概ね満杯、こちらは満腹に、ご馳走さま。

茅場町鳥徳
中央区日本橋茅場町2ー5ー6
0336610962

早慶第一回戦観戦記

2017-05-28 05:00:17 | 日記

今年の東京六大学野球は中々の混戦、第6週まで終わった時点では全敗濃厚な東大以外は全てのチームに優勝の可能性があった。しかし、第7週の立明戦で立教が粘って3戦目に勝ち、勝ち点を4に伸ばした。まだ、優勝の可能性があるのは慶応が早慶戦で連勝した時のみ、そんな早慶第一回戦を観戦に行った。

神宮球場はいつもの早慶戦よりやや出足がいいくらい、ただいつもと違うのは慶応の方が観客が多いことである。友人と待ち合わせ、内野最前列で観戦することに。天気は上々、試合に先立ち野球殿堂入りの郷司さん、鈴木さんという2名の名審判のセレモニー。

そして1時に試合開始。試合開始から慶応・高橋佑、早稲田・小島の好投で締まった試合となった。四球はあったが、初ヒットは早稲田4回の宇都口が打つ。しかし、後続を退け、投手戦は続く。

試合が動いたのは6回、やや疲れの見え始めた小島を慶応2番の瀬尾が2ベースで出塁、柳町・郡司の四球で2アウト満塁。そこで6番清水翔が高めの球を思い切り打ち、満塁ホームラン。

4点差がつくも早稲田もエールの直後に3番佐藤晋がソロホーマー。ここで慶応高橋佑は四球を連発、ノーアウト1.2塁で菊地にマウンドを譲る。しかし、その後の早稲田・岸本にも四球、ストライクを取りに行く球を代打熊田に2点タイムリー、さらに内野の乱れもあり、代わった高橋亮も内野ゴロの間に1点取られ逆転を許す。

しかし、早稲田の3番手早川も8回に慶応・照屋にヒット、天野・瀬尾に四球で満塁。3番柳町が初球を狙い打ちし、ライトスタンドにまた満塁ホームラン。これで8対5と再逆転する。

その後は慶応の高橋亮が最高143kmのストレートで早稲田の反撃もなく、慶応が先勝した。

つまり、チャンスは6回裏、7回表裏だけしかなく、早稲田が3安打で5点、慶応が4安打で8点、残塁も3ずつと効率が良いというか、なんとも不思議な試合。

試合時間も2時間25分と短いゲーム。まあ、内容はともかくあと1戦勝って母校の優勝が見たいものである。ガンバレ、慶応。

宙坊〜川越ランチグルメ

2017-05-27 05:00:16 | グルメ

川越駅の周りにはデパートや駅ビルはあるが、あまり古くからの店はない。老舗の蕎麦屋や鰻屋は時の鐘など旧市街で駅からはとても歩いて行ける距離ではない。しかし、川越駅を降りてしばらく行くと昔ながらの材木店や個人商店が並ぶ一角がある。路地を歩いていると『尾張屋そば』という黄色い看板を発見、1時半だったのでやっているかが不安になりながら、正面に回る。

しかし、こざっぱりした今風の蕎麦屋の玄関には『宙坊』そしてローマ字で『sora−bo』とある。
取り敢えず腹が減ったので店の中に入るとバーのような居酒屋のような造り。しかし、メニューは確かに蕎麦屋である。店の人を呼ぶと2時までランチだとか。


メニューにはランチとしてカツ丼・野菜天丼・卵丼セットが620円とある。壁にはざるそば590円など、これはかなりお得とカツ丼セットを選択する。(蕎麦はかけともりから選択)


少し待つとカツ丼とたぬきそばが出てきた、しかもいずれも小さめではなく、普通の丼である。

まずはたぬきそばから。天かすとなるとが2枚、蕎麦は細く喉越しがいい。ツユも辛くなく、中々の味である。あらかた麺を食べてからカツ丼に移る。カツも3切れ、こちらもあまり見た目は良くないが美味い。少しボリュームはあり過ぎるが、味がよく、完食。

ふとみると箸袋には尾張屋、話を聞くと夜は洋風な居酒屋を目指し、内装を変えたが、50年以上続く老舗蕎麦屋が原型だとか。なるほど、昼は尾張屋、夜は宙坊なのかもしれない。お得な川越ランチ、駅からは5分程度で着く。

宙坊
川越市菅原町19ー4
0492222417

浦賀をぶらりと散歩する(2)

2017-05-26 05:00:35 | 日記

浦賀散歩の続き。西浦賀の渡船乗り場まで来たが、まさに船が出たところ。しかし、地元の人が迷うことなく船を呼ぶボタンを押すと渡船がUターンするではないか。


私も便乗させてもらい、無事に渡船に乗船。と言っても船着場に付けただけでもやいを結んだりもせず、舳先から船中に。先客には挨拶するが、いつものことのようだ。200円支払い、ものの3分で東浦賀に到着。


渡船の歴史は古く、1725年享保時代からとのことでもうすぐ300年になる。浦賀船渠も目の前によく見ることができる。



渡船乗り場から東叶神社までは約200m、主要道路のため、ひっきりなしに車が通る歩きにくい道を行くと海に向いた神社が現れる。


社務所裏には勝海舟が咸臨丸で太平洋横断前にここで水ごりをした井戸が残されている。海に向かって社殿があり、ちょうど西叶神社の方を向いている。

そこからまっすぐ行くと観音崎に向かうバス通りにぶつかる。その先には八雲神社が石段の上にあるが、ここも彫刻が有名。また、廃仏棄釈までは寺院、それも修行の場であった。いまはひっそり、また、木が繁り、海もよく見えない。


そのまま一度浦賀駅にもどるのも面倒なため、観音崎行きのバスを待つが、陽射しが強く、しんどい時間を過ごした。

この後は観音崎編に続く。

浦賀をぶらりと散歩する(1)

2017-05-25 05:00:03 | 日記

今回は日本史の教科書には必ず出てくる浦賀をぶらりと散歩してみたい。浦賀に行くには京浜急行に乗り、三崎口行き特急などで京急堀之内で乗換え、そこから3駅目の終点である。

浦賀駅の前は開け、右に行くと横浜方面、まっすぐ行くと西浦賀、左に行くと東浦賀を経由して観音崎に道が伸びる。

まずは真ん中の道を浦賀船渠に沿って歩き出す。よくみると歩道と車道を分ける杭が岸壁のもやいを掛けるポラードを模した形になっている。

しばらく歩くとドックやクレーンが見えるようになるが、現在は使われていないようである。向かい側の東浦賀との間に天然の良港が広がり、海の水も透き通っている。


バス通りを渡ると西叶神社がある。鳥居をくぐり、少し階段を上がると社殿。この社殿には安房
後藤利兵衞の作品で花鳥のほか棟柱を担ぐ力士の像など精巧な彫刻がなされている。また、この西叶神社と湾を挟んだ東叶神社に願をかけると願いが叶うと言われている。


すぐ前からは湾を渡る渡船が出ているが、少し先に行くと通称陸軍桟橋と呼ばれるL字の桟橋があるが、これは太平洋戦争後南方や中国からの引き揚げ船着いたところで、石碑もある。


その先の浦賀病院を通り越し、右に一本入ると昔ながらの古い住宅、倉庫やトタン屋根の小屋などが並ぶ。


さらに右に曲がると為朝神社がある。為朝の像があるらしいのだが、暗くてよく見えない。また、この神社の祭りでは虎踊りが有名なのだが、これは奉行所が、下田より移された際に伝承されたものとのこと。


その先には浦賀奉行所の跡があるが、1750年から1868年つまり明治維新まで続いた。今は団地の敷地の一部。また、堀の石垣の一部が残っているとの看板があったが、その石垣すら確認できなかった。

ここで元の道を引き返し、渡し船のところに戻ったのだが、目の前に東浦賀に向かう船がちょうど今出たところであった。(以下、次回)

ニオイバンマツリ

2017-05-24 05:00:34 | 日記

5月中旬には庭に植えてあるニオイバンマツリが満開になる。以前もブログに書いたが、じつに不思議で面白い庭木で最初は紫色の蕾を付け、紫色の花を咲かせる。しかし、その後、薄紫に花の色が変わり、これが真っ白になる。咲いているときは同時に開花しないので1つの植物で紫色や薄紫、白と3種類の花が咲くのである。ハナモモの源平咲とは違い、花の色が遷移していくため、最初は紫色が多い木が、気がつくと全て白い花になるマジックのような特性がある。

もちろん名前の通り、匂いが強い。名前の匂蕃茉莉を直訳すると『香りのある外国産からのジャスミン』という意味である。ただ、ジャスミンの仲間ではなく、中南米などが原産のナス科の植物であるが。

花の色が変わる秘密はまだ解明されていないようだが、アントシアニンが関わっているようである。鉢植えで買ってきて少しずつ大きな鉢に植え替えてきたが、その度に大きくなり、また、ちゃんと剪定していないため、木全体の形が悪くなる一方である。この花の季節が終わったら剪定をしたい。

私は今までにあまり大きくなったものを見たことがなかったが、最初の写真は三浦半島で見たもの。背丈は2m近くもあり、花も一面に咲いている。ここまでいくとど迫力である。

稲庭うどん・めし 金子半之助〜日本橋ランチグルメ

2017-05-23 05:00:23 | グルメ

本日のランチはCOREDO2のB1にある『稲庭うどん・めし 金子半之助』にお邪魔する。日本橋には天丼の金子半之助、天麩羅定食の金子屋とともにある『金子グループ』の1つ。この店は稲庭うどんがメインでどんぶりやライスなどが付いてくる。

11時25分に店に到着するもすでに満員。ただ、5分待って大テーブル席に通される。メニューは稲庭うどんがかけ・もりと鶏つくねうどんの3種類。ご飯ものは天バラ丼、海鮮丼、高菜ごはんの3種類。今回は迷うこともなく、天バラ丼と稲庭うどん(冷やしぶっかけ)〔1270円〕を注文する。

席に着くとまずは黒豆茶とおしぼりが出てくる。目の前には大きな箱、開けるとトッピングが並んでいる。

左から温泉たまご、天かす、おぼろ昆布、山菜水煮、ワカメ、ガリゴボウ。これだけ並んでいると壮観である。

5分くらいして天バラ丼と稲庭うどんが登場、まずは天バラ丼から食べる。

天ぷらは揚げたてではないが、カリッと食感がいい。ししとう、ホタテ、エビのバラ天、舞茸と海苔の天ぷらが乗っている。丼ツユもあまり辛くなく美味い。ごはん自体は茶碗一杯程度だが、なかなかのボリューム。

次いでぶっかけうどんに移る。トッピングがいろいろあるが、最初にネギと山葵だけでいただく。よく冷やしてあって、喉越しも良い。天かすと山菜を加えて食べるが、いい天麩羅屋の天かすは美味い。適度にボリュームもあり、スルスルと腹に入っていく。

箸休めのガリゴボウもやはり美味い。これからの季節最高である。金を払って外に出ると長蛇の列。やはり、11時半には来るべきである。


ところでこのブログも本日で4周年、明日からは5年目に入りますが、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。

稲庭うどん・めし 金子半之助
COREDO室町2 B1

川越を通る鉄道

2017-05-22 05:00:46 | 日記

『鉄道シリーズ』その169。最近、仕事でちょくちょく川越に行く。いつもは池袋駅まで丸ノ内線で行き、東武東上線に乗り換えるのだが、今日は昼前に東京ビッグサイトに行ったため、りんかい線を利用した。当初は池袋乗換えを考えたが、来たのが快速川越行、乗換えも面倒なため、そのまま乗り続けた。

りんかい線に国際展示場駅から乗り、大崎からはJR埼京線、大宮からはJR川越線となる。実は川越線自体は大宮から高麗川までなのだが、全て川越止まりで川越からは高麗川経由八王子行き、つまり八高線に乗入れるのである。

電化される前は大宮〜高麗川という運転もあったのだが。それにしても乗車時間は約90分、通勤電車では尻が痛くなる。

ところで川越はJRの川越駅、東武東上線の川越駅以外にも中心部に東武東上線川越市駅、西武新宿線本川越駅と3線4駅もある。

これは大変珍しいケースで中心部のターミナル駅を除くと武蔵小杉4本(JR南武線、JR横須賀線、東急東横線、東急目黒線)、八王子4本(JR中央線、JR八高線、JR横浜線、京王線)はあるが、異なる私鉄2社+JRという組み合わせは川越くらいしかないのである。(香川県の琴平にはJR、琴平参宮電鉄、高松琴平電鉄の3本があったが、琴平参宮電鉄は廃止されている)

ではその3つを比較してみる。一番中心部に近いのが本川越駅であるが、開業は1895年(当時は川越鉄道)で東武東上線川越駅の1915年(当時は東上鉄道)、JR川越駅(当時は国鉄)の1940年よりかなり早い。しかし、1日の平均乗車は東武東上線63847人、JR37754人に対し西武新宿線は24577人(いずれも2013年統計)と断然に東武東上線が優位に立っているのである。

これを打開すべく西武鉄道は有料特急小江戸号を走らせるなど手は打っているものの、本川越〜西武新宿は60分(小江戸号48分)かかるのに対し、東武東上線で川越〜池袋は無料の急行で34分、池袋乗換で山手線を使い新宿まで行っても48分とかなり差があるからである。因みにJR埼京線→川越線は池袋〜川越が45分なので東武東上線に軍配があがる。

それにしても川越になぜこれだけの交通網ができたのかをいずれさらに調べてみたい。