hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

数馬峡橋、峰谷橋

2017-06-30 05:00:36 | 日記

『ぶらり橋めぐり』その51。多摩川上流に架かる橋を渡ってみる。まずは数馬峡橋だが、青梅線白丸駅から青梅街道を少し行った左手にある。


白丸ダムの対岸をつなぐ橋であり、渡ったところには『アースガーデン』というレストランがある。大多摩ウォーキングトレイルという遊歩道もあるが、落石の危険があるため現在は封鎖されている。



橋の下は多摩川が流れているが、特に上流は渓谷となり、水は深いエメラルドグリーンでたまに魚を捕る鳥が羽ばたく音が聞こえるだけの静寂の世界が広がる。

次いで峰谷橋、これは奥多摩湖に架かる橋であり、橋長125mの下路式アーチ橋で見事な赤に塗装され、周囲の自然のなかでも目立つ存在である。橋自体は小河内ダムと同時にできたものであるから、半世紀以上になる。

奥多摩湖から青梅街道をしばらく行くと峰谷と丹波の分岐にある橋で付近の駐車場に車を止めて歩いて渡る。


このあたりはかなり人里離れた場所だが、都心から来る車やバイク、自転車に乗った人が多く、意外に交通量は多い。橋の上からは奥多摩湖の広さを実感できる。橋を渡るとすぐに短い馬頭トンネル、その先が麦山の浮き橋である。


川越街歩き(2)

2017-06-29 05:00:22 | 日記

川越の街歩きの続き。蔵造りの町並みに入るが、まずは立派な写真館、反対側には広場がある。蔵造りの町並みは時の鐘の方に向かい左側に立派な家が集中している。


とにかく、黒々とした蔵造りの建物が並び、主に観光客目当ての店が多い。この姿は『月島』のもんじゃストリートと同じで一般の商店が並んでいたが、街が有名になり、観光客が増加、これを目当ての商売に転換または賃借しているのではないかと想像する。


その証拠に額縁屋がバームクーヘンを売ったり、銅鉄屋が風鈴を商ったり、醤油屋が団子を焼いたりしている。他にもガラス細工やぬいぐるみ(ドングリ共和国)などどう考えても最近開業した店が多すぎるのが少し残念。


一方、歯科医院や埼玉りそな銀行の立派な洋館も中々見事に街に調和している。

そうこうしているうちに時の鐘という交差点に到着。左に曲がり、時の鐘の方に行く。時の鐘は川越のシンボルだが、400年前の藩主が建設したもので現在立っているのは4代目、明治26年(1893年)に再建されたものだから、120年以上前のものである。



16mの高さがあり、6、12、15、18時の4回鳴らされる。高い建物がないため、その威風堂々とした建物が江戸の街によく合っている。


道を挟んで川越まつり記念会館があるが、有料のためパス。反対側にある川越では有名な醤油屋『笛木醤油』に入る。卵かけ醤油を開発したので有名であるが、数々の醤油とこれを使った煎餅を商う。せっかくだから煎餅を土産に買うが、これが美味い。醤油の味と焦げた香りがマッチして最高である。


店を出るとクラシックなバス、街ぐるみでこの風情を大切にしている川越市民に感謝である。東武東上線川越駅までは普通のバスで帰りました。

日本橋のアジサイ

2017-06-28 05:00:30 | 日記

梅雨入りとなったものの、あまり雨は降らない。まあ、ここ数年、梅雨の前半は大して降らないが、梅雨明け間近には一気に降って洪水になりそうになるのがパターンのような気がするが。

梅雨入り頃から目を楽しませてくれているのがアジサイの花である。アジサイはポインセチア、ハナミズキなどと同じように花弁のように見えるのは萼(ガク)であり、本当の花は中央部にある小さい部分。この種類の花が長く楽しめるため、庭先や街角にもよく植えられている。


また、山に行くと自生していることの多いガクアジサイ(ヤマアジサイ)。輪郭部分には花があるが、真ん中には小さな本当の花だけがあるガクアジサイもたまに見かける。

アジサイの花の色は紫色が多いが、これはアントシアニンの一種であるデェルフィニンが萼に含まれ、これが補助色素や土の中のアルミニウムに反応することにより、紫色となると考えられている。

また、土のph値によって赤くなったり、青くなったりするため、園芸店ではアジサイの花を赤くする肥料や青くする肥料が売られている。

しかし、これがリトマス紙と反対なのであるのは面白い。つまり、リトマス紙は酸性は赤く変化し、アルカリ性は青く変化するのは学校で習ったが、アジサイの場合は酸性土壌の場合は花が『青く』、アルカリ性土壌の場合は花が『赤く』なる。なお、白い花のアジサイには元々色素がない種類なのである。

人形町周辺はオーソドックス青や紫色のアジサイが多いが、少し離れた小網神社近くには鮮やかな赤い花のアジサイも咲いている。
今年は自宅のアジサイは花がたくさん付いて今が見頃。しかし、長く咲いているため、いつ花を落とせば良いのかわからず悩む花でもある。

人形町では実際に咲くアジサイばかりではない。水天宮前駅の改札前にある水槽の水中花は6月になると美しいアジサイにかわっている。

また、日本橋COREDOの中の鶴屋吉信には飴細工で作られたアジサイがあたかも本物のような姿を見せている。

やはり、晴天より雨降りが似合うアジサイなしっとりとした美しさがある。

川越街歩き(1)

2017-06-27 05:00:11 | 日記

川越を街歩き。西武新宿線本川越駅を起点にクレアモールまで行き、そこから時の鐘を目指す。梅雨時だが、殆ど雨のない6月、日差しが強い。考えれば川越市もあの暑くて有名な熊谷市にも近いのである。汗を垂らしながら行くと左手に『小江戸蔵里』の文字が見えてくる。


この施設は旧横山酒造に残る3つの蔵を商業施設として改装したもので、お土産を売る明治蔵、食堂のある大正蔵、食品惣菜弁当を売る昭和蔵からなる。明治蔵に入ると名産の芋を使ったビールやお菓子、民芸品などを販売、正直クーラーの涼しさにホッとする。


周辺には古い民家や商店が並んでおり、これらが現役で活躍中である。

広い道を渡ると川越熊野神社がある。平日にも関わらず、たくさんの人が参拝していた。次の道が立門前という商店街で街灯が立派。



これを左に曲がる。商店は明治というほど古くないが、かなり年季が立ち、そのならびには鶴川座という映画館の後。今も時折使われているようである。

突き当たりは蓮馨寺、呑龍様・おびんずる様で有名。これを右に曲がるが、その先、仲町交差点からが『蔵造りの町並み』となる。急に観光客、それも浴衣を着た女性が急に目立つようになる。

(以下、次回)

神田まつや〜神田ランチグルメ

2017-06-26 05:00:07 | グルメ

夏が近くなると食欲がなくなる訳ではないが、ついつい冷たいそば・うどんを食べることが増える。今日は偶然、神田小川町に仕事で行くことになったため、そうだ『まつや』に行こうということになった。

実はまつやは神田の本店以外に吉祥寺東急にも店があり、こちらにはよく行くが、本店は久しぶり。11時20分くらいに店に着いた。ガラガラだろうと思ったが、席は8割くらい埋まっている。相席になったおじさんは蕎麦味噌を舐めながらビールを飲んでおり、その隣の爺さんはもりをつまみに冷酒を呑んでいる。この店はやはり一杯は飲みたくなるらしい。

私は我慢して大ざる(900円)を注文。しげしげと店内を見渡すとさすがに大正の建物だけあって風格が違う。きょろきょろしているうちに大ざる到着。どうも、もりそばは四角いざる、ざるそばは丸いざるに乗せているようだ。

蕎麦を一箸、少し柔らかめかも知れないが、甘めのツユとよく合い、また、ちぎってあるだけの焼き海苔が美味い。

また、この店のツユは最高である。やぶそばよりは量もあり、昼飯にはなった。タネ物を頼むと酒が欲しくなるので今日は我慢。


やはり、向かいのおじさんは天ぷら蕎麦を肴にビールを旨そうに呑んでおりました。正直、悔しいです。最後は蕎麦湯で締めて、お勘定というとすぐお姉さんが来てくれる。サービスも満点である。


神田まつや
千代田区神田須田町1ー13
0332511556

奥多摩駅

2017-06-25 05:00:26 | 日記

『鉄道シリーズ』その172。青梅線の終点は奥多摩駅、開業は1944年7月、当初は氷川駅という名前であったが、これは旧村名である。その後、1952年に東京都水道局小河内線が開業、これは小河内ダムの建設資材運搬の専用線で1957年にはダム完成が見えたところで運行休止となった。しかし、なぜか廃線にはなっていないため、橋などは今も残っており、廃線マニアには人気がある。

1971年に現在の奥多摩駅に改称、私もその直後に新宿から当時週一便あった都営バスで初めて訪れた。今もその駅舎は変わらず、関東の駅百選にも選ばれている。

駅前からは奥多摩湖を経由して山梨県丹波山村に向かうバスや日原鍾乳洞方面の東日原行きのバスなどが出ていて、休日には中高年ハイカーの長い列ができる。かつては411号線を延々と走り、柳沢峠を越えて塩山駅まで至るバスが出ていたことを知る人ももう少ない。

駅の奥には奥多摩工業のセメント工場、かつての小河内線は今は駐車場になっている。なお、奥多摩駅は東京では高度が最も高い(海抜351m)の駅である。

白丸駅

2017-06-24 05:00:44 | 日記

『鉄道シリーズ』その171。鳩ノ巣駅を後に青梅線随一の秘境駅と評判の白丸駅に向かう。


その前に左側に『白丸魚道』入口の看板を発見、思わず左にウインカー。

ちゃんとした駐車場も完備しており、白丸ダムに向けて階段を降りる。白丸ダムは小規模な重力式コンクリートダムで高さは30.3m。東京交通局の発電用水力発電所である。


白丸魚道とは2001年に作られた多摩川に生息する魚の往来ができるようにしたもので階段状になっていた。また、人工湖は白丸湖と名付けられ、深いエメラルドグリーンの水が中々壮観である。

少し寄り道したが、白丸駅に向かう。車は青梅街道に置いて、白丸駅入口から坂道を登って行く。

すると右側に踏切が見えて、その先が片側のみのホームである。あまり土地のない高台に無理に盛り土きして駅が作られているのでスペース的にはやむを得ない。


駅舎はないが、白いドーム状のものがホームに立てられ、これが待合室となっている。しかし、ホームの先にはちゃんと公衆トイレ、これは自治体が設置、管理している。

すると上り電車が到着、しかし、乗客の乗降はなく、さすがに東京都のJR駅では最も乗降客が少ない(1日74人)だけのことはある。


ただ、30分に一本は電車もやってくるし、国道からも5分程度であれば『秘境駅』はかなりオーバーな気がした。(以下、次回)

古里駅、鳩ノ巣駅

2017-06-23 05:00:43 | 日記

『鉄道シリーズ』その170。昨年9月に引き続き青梅線の駅を巡る。前回に引き続きとはいうものの、沢井・御嶽・宮ノ平野3駅を飛ばして、古里〜奥多摩の各駅を訪ねてみたい。


まずは古里駅、これは『ふるさと』ではなく、『こり』と読む。青梅線自体は青梅街道(国道411号線)沿いに走っているが、実は駅は少し離れていることが多い。古里駅も青梅街道の古里駅入口の交差点から急坂を登った突き当たりにある。なお、古里駅入口にはセブンイレブンがあり、薪や地酒も置いていて賑わっているが、駅前には駅に併設した公衆トイレがあるのみ。


今は簡易委託化され、日中だけは駅員がいるようだ。これもSuicaが出来たおかげか、券売機も取り払われ、路線図のみが置かれている。まあ、平均乗降は1日255人だからやむを得ないかもしれない。

駅舎は2003年改築されたロッジ風、改札口にハイカー向けに山は熊が出ますというポスターが印象的である。


隣駅が鳩ノ巣駅、名前の通り鳩ノ巣渓谷に近いところにある。狭いながらも駅前広場があり、車もつけられる。今は古里駅同様に簡易委託駅となっている。

しかし、駅前には軽食も出す喫茶店があり、少しは賑わいがある。実は今から50年近くまえに私は行ったことがあり、乗り換え時間がない中で慌てて駅のスタンプを押したら上下逆さに押したという苦い記憶がある。もちろん、今はスタンプはない。



駅舎は当時のままのクラシックな木造で中々味がある。また、駅舎寄りの1番ホームも白く塗られた昔ながらの木造でなんか気持ちの落ち着く駅舎である。(以下、次回)

ほし野〜日本橋ランチグルメ

2017-06-22 05:00:38 | グルメ

今日のランチはあまり気温も上がらないので最近日本橋では行列のできる讃岐うどんの店『ほし野』にお邪魔する。11時営業開始だが、12時前にはもう列ができ始める。この辺りの店で昼から並ぶのは天丼の『金子半之助』だけかと思っていたのだが。

店は中央通りから一本入った道沿いにあるが、入口は反対の路地側にある。店に入ると元気な店員さんが迎えてくれる。席に座り、一人はカウンター席、注文はやはり名物肉うどん(630円)を御願いする。

店はまだ新しく、奥には4人がけのボックスが2つ、あとはカウンターである。肉うどんはすぐに出てくるが、その前にセルフの水を用意する。

登場した肉うどんは煮た肉が沢山盛られ、青ネギが掛けられている。テーブルにはツボが2つ、一方は揚げ玉、もう1つは青ネギである。


一味を振り、揚げ玉を少し入れてまずは肉から。あまり甘くはないがしっかり味がついて美味い。うどんは讃岐というだけあり、モチっとしていて腰がある。しかし、それほど太くはない。麺もしっかり量が入っている。

ここでツユを呑むが、カツオと昆布が効いて、さらに肉のスープも加わり、こりゃ美味い。途中でネギを足しながら食べるが、完食すると満腹になる。

お勘定をすると次回大盛りにできる『麺増券』をもれなくくれる。本場の讃岐同様にトッピングできるこの店は贔屓にしそうである。

ほし野
中央区日本橋室町1ー11ー2

セパ交流戦を終えて〜阪神ファンの戯言

2017-06-21 05:00:03 | 日記

セパ交流戦も19日に無事終了、我が阪神タイガースはまずまずの成績に終わった。全18試合で10勝8敗、12球団中4位、セリーグでは広島と共に勝ち越し、これは昨年の7勝11敗(10位)を上回り、15年(10勝8敗、4位)とも並んだ。結果だけ取るとまずまずだが、実はその内容にいい点と悪い点が介在する。

まずは悪い点だが、いつもの通り尻すぼみとなった点である。スタートからロッテ、日ハム、オリックスと3カード勝ち越し、しかし、ソフトバンクに負け越す。西武には勝ち越したが、最後、楽天には最終戦に完封負けして負け越した。これは先発投手ローテから行くと表(秋山、能見、メッセ)は勝ち越せたが、裏(岩貞、青柳、小野)では2つ落としたことになる。

ただ、よかったと私が思うのは3連敗が無かったこと、アウェイでも5勝4敗と勝ち越したことは大きい。従来はオリックスに6連敗するなど不得意なチームがあり、また、アウェイでの勝率が極端に悪い(2016年3勝6敗、2015年2勝7敗)など問題があったが、今年はコンスタントに勝ちたい、特に落とさないと決めた試合は取りに行くという姿勢が現れている。

また、①投手の先発ローテが藤浪が二軍落ちしたあともしっかりと守られていること、②これまでになく中継ぎ投手が充実していること、③一部重複するが金本監督の若手起用が功を奏するケースが増えてきており、特に野手では糸原、中谷、原口、投手では小野、桑原などが自信を持てるようになりつつあること、などは収穫である。

後半戦からは調子を落とした福留やケガで試合に出れなかった糸井、長期離脱していた西岡も復活するであろう。とにかく今まで同様に苦手チームを作らない(ペナントで負け越しているチームはない)、できればカモを作る、そして連敗はしないことを旨として優勝を目指して頑張ってもらいたいものである。