hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

スズラン

2017-04-30 05:00:56 | 日記

我が家の2階のベランダではもう数年にわたり、スズランをプランターに植えて花を咲かせている。たまに水を与えるのと肥料を忘れた頃にあげるだけで小さく可愛らしい花を毎年つけてくれる。

神代植物公園などではもちろん地植えして綺麗に咲いているが、広がるように生えている。しかし、義父の庭に咲いていたものをいただき、プランターに植え変えたところ、狭いプランター一杯に広がり、可愛らしい花も葉に隠されるほど茂っている。見た目に加え、香水の材料にもなる花の優しい香りもそばに花を寄せるとふんわり香ってくる。

今年はソメイヨシノも早く咲き始め、中々満開にならないといった異変もあったが、スズランもいつもより早く咲き始めた気がする。

少し切って食卓に花瓶に飾るだけで春の到来を感じさせてくれる可憐な花である。

マイナンバーカードを作ってみた

2017-04-29 05:00:21 | 日記

今頃になってだが、マイナンバーカードを作ろうと内閣府のホームページもよく読まず、自治体(杉並区)の申請方法を読んでみた。すると郵便とパソコンの2つのやり方が書かれていたので迷いなく『パソコン』による申請をスタート。初めて申請を始めたのが2月上旬、これにはマイナンバーの書いてある交付通知書と写真(デジカメの画像)がいる。

まず。Webサイトに接続、内容の記載も交付通知書があれば訳ない。写真は『顔写真登録』によりやるのだが、正面・脱帽の証明写真に近いものはあまり在庫にはない。それでもうまく白い壁を背景に撮ったものがあり、申請してみる。すると10日ほど経って写真に不備ありと戻ってきた。

しょうがなく、我が家の壁をバックに上半身だけでもワイシャツ・ネクタイをつけて妻に撮影してもらい、3月4日に申請。

それからが全く音沙汰なし。そして突然4月20日にハガキが到着。マイナンバーカードができたので高井戸住民センターに取りに来るように書いてある。しかし、これが平日の9時〜5時、第2と第4の土曜日の9時〜5時しか空いていない。さらに5月19日が取りに行く期限とも書いてある。
やむなく、5月20日の午前中に電車に乗って取りに行く。もちろん、受け取りには免許証などの証明書と印鑑が必要。

交付も時間がかかる。証明書とハガキを出すと待たされて、窓口の人に紙を渡され、6桁から16桁と4桁の2つのパスワードを考えて控えに書くように指示される。

さらに少し待ち、今度は自分でパスワードを機械に打ち込むのである。ちなみに最初のパスワードは署名用電子証明書のためのもの。4桁のパスワードは『利用証明用電子証明書』『住民基本台帳』『券面事項入力補助用』でもちろんそれぞれに違うパスワードでもいい。何とかパスワードも打ち込み、カードは交付を受けたが、利用法が分からず担当者に教えてもらうことにした。

するとこのカードは盛り沢山な機能付きで『マイナンバー個人番号の証明』『各種行政手続きのオンライン申請』『本人の証明書』『各種民間のオンライン手続き』『コンビニなどでの各種証明書の受取』ができる。
つまり、e–Taxなどの電子証明をする場合は『署名用の電子証明書』、行政や民間のオンラインへのログインは『利用者証明用の電子証明書』を使えとのこと。
さらに複雑なのはその期限、『マイナンバーカード』は20歳以上は発行から10回目の誕生日、『電子証明書』はカードには期限の記載はないが発行から5回目の誕生日と異なる。しかも重要なカードのため、紛失の場合は区役所以外に警察に届け、再発行には警察の盗難または紛失の証明がいるとのこと。

こんな使い勝手の悪いカードは中々ないねと窓口の人に言うと、『そうなんですよ。私はだから作っていません。』と笑いながら返された。便利かもしれないが、とても持ち歩けないカード、もちろん我が家に厳重に保管したのは想像の通りだ。ちなみに受け取りの際には通知書はなくても交付は受けられることは書き添えておく。

後楽園そば〜後楽園ランチグルメ

2017-04-28 05:00:38 | グルメ

東京メトロ丸ノ内線後楽園駅の向かい側、文京シビックホールの並び、ラクーアの入口そばに『後楽園そば』はある。よく見ると地下鉄の高架下という珍しい場所にある。ただ、店構えはどこにでもあるような立ち食いそばだが、実はもう30年はやっている。というか、まだあるかを確認に行ったら少し大きくまた綺麗になってはいるが、昔と同じ場所にあった。

入口を入ると左手に2基の券売機があり、食券を買っておじさんに渡すシステム。昔はカウンターだけであったのに。中に入ると昼時ということもあり、概ね満員。肉そば(460円)に生姜天(120円)をトッピング。

食券を受け取るとそばを温め、すぐに供される。七味を振って一つだけあるテーブルに座っていただく。まずはスープ、肉の煮汁が入り、やや甘くまたコクが出て美味い。

生姜天は関西では普通だが、富士そばのメニューに入ったからか東京でも最近よく目にする。そばはやや太めの茹で麺だが、それなりに美味い。

とにかくサラリーマンだらけで食べたらすぐ出て行く昔ながらの立ち食いそば。カウンターには『ネギ多め できません』と張り出してあるのが面白い。

実はこの店は約30年前に結婚届を出しに来た帰りに何気なく寄った店、このあたりの再開発で無くなったかと思ったが、東京メトロ(当時はまだ営団地下鉄)が経営していたらしく、なんとまだ残っていた。

しみじみそばを啜り、今日のランチは終了。区役所の人が大宗で意外に流行っていてホッとした。ごちそうさま。


地下鉄後楽園そば
文京区春日1ー1ー18



佃橋と高井戸橋

2017-04-27 05:00:34 | 日記

『ぶらっと橋めぐり』その43。今回は神田川にかかる高井戸橋と佃橋を渡ってみる。場所は井の頭線高井戸駅から環八を渡ってすぐのところにある。

佃橋は環八が上を通るため幅は広いが短い橋である。つい2週間前に通った際には岸の両側からソメイヨシノが張り出し美しい。少し散り始めていたため、神田川には花筏もでき、うっとり眺めるのも良かった。

しかし、わずかなうちに桜はほとんど散り、代わりに若葉がどんどん出てきて緑に変わりつつある。まだ緑も黄緑色に近く、それはそれで中々良い。

佃橋の名前だが、元の地名『佃』に由来する。佃とは荘園領主が直接に保有する田んぼのことで領民は地租を払う代わりに収穫したコメを納めていたと言われている。


さらに川を下ると隣は高井戸橋。高井戸とは元々は甲州街道最初の宿場で上高井戸と下高井戸に分かれ、半月毎に営業していたと言われる。『高井戸』自体は宗源寺にある高井堂不動が高台に祀られていて『高いお堂の不動尊』からついたとの説、高いところから出てきた井戸から高井戸となった説などがあるが、はっきりはしない。

この橋も桜が咲き誇り、ちょうど橋のたもとに井戸が残されている。水は飲めないが、今も現役で水も汲み上げられる。

短い桜の季節も終わり、緑の季節になった神田川、散歩に行くには良い季節である。


やまや〜新橋ランチグルメ

2017-04-26 05:00:36 | グルメ

外回りをしている楽しみの1つが色々な店でランチを食べられること。しかし、時間がなく、立ち食いそばになったり、食べ損ねたり、さらには地方でロクな店がなくまずいもので我慢したりすることも結構ある。

今日は昼前に商談をしたビルのそばに美味そうな店を発見、博多の明太子製造大手『やまや』の食堂である。夜はもつ鍋や博多らしいつまみが充実しているが、ランチは辛子高菜と明太子が食べ放題がウリである。

入店するとまずはレジでメニューを選択する方式。『生姜焼き』『がめ煮』『干物、この日は塩鯖』とあり迷ったが、やはり『鶏の唐揚げ明太子風味』(1000円)にする。席に案内されるが、斜め向かいの若者は茶碗にご飯が見えないほど明太子を載せているのにびっくり。

ランチはすぐに運ばれて来るが、結構ボリュームがある。数えると唐揚げは大小取り混ぜ7つ、キャベツな千切りの上に。さらに味噌汁と漬物も添えられ、ご飯のおかわり自由である。

まずは高菜を少しメシの横に載せて、唐揚げをがぶり。メシと高菜を食べるが、辛味が効いて美味い。さらに明太子も載せて、キャベツ、唐揚げの順に食べ、明太子とメシをほうばる。この行為の繰り返しでしたたまに味噌汁と進む。

唐揚げも美味いが、何とメシが美味いことなのか。かつて福岡の独身寮で明太子がテープルに完備し、最後のメシは海苔と明太子で食べたのを思い出す。唐揚げだけでもメシは進むが、高菜と明太子ではあっと言う間に一膳目は完食。

連れがおかわりするのにつられ、年甲斐もなく私も二膳目に。さすがに腹は膨れて来るが、高菜と明太子という援軍もあり、完食。

いやそれにしても食べすぎである。また、店の人気も上々で気がつくと、まだ正午まであと10分もあるのに満席。やはり男、特に若い人が多いのには頷ける。ごちそうさまでした。

やまや新橋店
港区新橋2ー5ー5
0335958080

銀蔵橋

2017-04-25 05:00:01 | 日記

『ぶらっと橋めぐり』その42。橋といっても下を走るのは川ばかりではないことはかつてこのブログでも書いたが、今日の橋の下を走るのは井の頭線である。今回ぶらっと渡るのは久我山〜三鷹台の三鷹台よりにある跨線橋『銀蔵橋』である。

我が家のそばを走るの京王井の頭線は渋谷〜吉祥寺間12.7kmを結ぶ路線で開業は1933年(昭和8年)8月1日である。もともとは今の小田急電鉄社長利光鶴松が率いる帝都電鉄が開業させたもので当時から渋谷〜神泉〜駒場には2つのトンネルを作ったり、一部は掘割を作るなど近代的な工法で作られたものである。

久我山〜三鷹台も周りを掘り、鉄道を低い所を通している。そのため、従来の土地の真ん中に線路を走らせたものもある。この銀蔵橋は地元の秦銀蔵さんの畑が南側に、住居が北側にと分断されたため、帝都電鉄が作ったと久我山の昔を書いたブログに載っていた。また、そのブログには最初の写真と同じ場所から撮ったものがあったが、反対側は森のようになっている。

橋に行って見ると親柱に『銀蔵橋』、反対側には『昭和8年7月』と彫り込まれている。ということは井の頭線が敷設される際に作られたものである。

また、そのブログには古い線路を使い作られたため、通行車両は2トンの制限があるとも書かれていた。何気なく通過する跨線橋にも色々と歴史があるのも面白い。

綾瀬駅周辺(2)

2017-04-24 05:00:01 | 日記

『メトロに乗って』その56。綾瀬駅の続きである。2つの稲荷神社にお参りして少し元に戻るように歩く。すると周辺には大きな農家、今は耕作をしていないかもしれないが、一般の家とは明らかにちがう。

このうち一軒は屋根の上には鯱鉾(しゃちほこ)が乗っていたり、2m以上ある石灯籠がならんでいたり、とにかくその規模には驚かされる。


そして法務局の周りには司法書士事務所だらけ。歩いていると、先ほど左に曲がったところに出る。



今度は古隅田川の方に行くと最初の橋が白鷺橋、川面にはアメンボが飛び、鴨たちが休んでいるのんびりした風景。少し川沿いに歩くと左には白鷺公園。


川には千鳥橋という川もすれすれの橋がある。この辺りの風景はとても23区内とは思えない。橋を渡り、少し行くとレンゴーの工場の前に出るが、ここには古川橋。

その先にも小さな橋がたくさんある。この古隅田川は中川から分岐し、隅田川に流れ込んでいるが、ゆっくり流れる川である。

そして次の地図にあるように葛飾区と足立区の区界になっているのが、古隅田川なので区界がグネグネとまがっている。色々と調べるとかつては現在は自転車置き場となった暗渠も含め、綾瀬駅まで川が蛇行していたため、このようになったらしい。

古隅田川を巡り、埼玉県から小菅駅近くまで歩いて見るのもおもしろそうである。それにしても、まだまだ、周辺には農家も残る綾瀬駅はのんびりした駅である。

あちこちで見かける黄色い花

2017-04-23 05:00:53 | 日記

春の花は桜ばかりではない。この時期は花桃、カイドウなどピンクの花も確かに多いが、太陽の光線が強いからか、こと黄色の花に目を奪われることも多い。

春に最初に咲くのは菜の花である。正式な名前はアブラナでその種から油を絞ることからついたものである。畑に植えられることもあるが、群生して自生しており、最初の写真の仙川沿いだが、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたようになる。

先日、皇居東御苑で見つけたのが、レンギョウ。漢字で書くと『連翹』と難しい、また、英語では『ゴールデンベル』、確かに花が下を向いてベルのように咲くためだろう。モクセイやコブシに花が似ていると思ったら、モクセイ科の植物であった。次の写真は人形町で撮ったものである。

そして少し前に人形町の路地で見つけたのが、マンサクである。マンサク(満作)とは早春他の花に先駆けて咲くことから『まず咲く』→『満作』という説があるくらいである。この写真の木は路地の鉢に植えられたものだが、大きいものだと3mくらいにもなる。

なお、マンサクには黄色ばかりではなく、白いものや鮮やかな赤の花がつくものもある。


余談だが、秋田県に『まんさくの花』(日の丸酒造)という名酒があるが、これは花というより、1981年のNHK朝の連ドラから名前を取ったと聞いている。

ヤマブキ(山吹)、この写真は今人形町の路地に植えてあるものである。普通は一重だが、八重咲きのものもある。この花は晩春に咲く花であり、これからしばらく楽しむことができる。太田道灌の故事はあまりにも有名だが、その故事からか新宿区には山吹町という地名も残されている。

そしてラストは『春の黄色い花』と言って最初に思い出されるタンポポ。英語では“danda lion”というのは有名だが、その意味はあまり知られていない。実はフランス語のdent de lionからきているのだが、dentとは歯のことで、ライオンの歯がギザギザしているのがタンポポの花びらに似ているためらしい。

私はシルエットがオスライオンの顔に似ているからと勝手に信じていたが、これは間違いである。それにしても、都会の道路標識の下にけなげに咲くその生命力には感心する。

こうして見ると早春に咲く花、晩春に咲く花と色々あるが、なんとなく黄色い花は心を元気にさせてくれるような気がする。

綾瀬駅周辺(1)

2017-04-22 05:00:26 | 日記

『メトロに乗って』その55。今回は東京メトロ千代田線綾瀬駅周辺をぶらぶらして見る。綾瀬駅は千代田線に加え、常磐線も通る駅だが、中々庶民的である。ところで周辺反対側には全て足立区と思っていたが、駅の北側は足立区綾瀬、駅の南側は葛飾区小菅になる。しかも葛飾区は駅に近い部分だけ突き出した形になっている。(地図参照)

なぜ、このような区界になったのであろうか、駅西口を降りて北側に歩く。すると法務局までの道のりを示す地図が出ている。(地図参照)

この地図によると自転車置き場が道のようにうねうねと走り、さらにこれがちょうど区界になっている。


ブラタモリではないが、この自転車置き場はかつての川、現在は暗渠になっているのではと沿って歩く。

最後のところでは自転車置き場は切れて道になるが、その先に左側には古隅田川親水路、真ん中には古隅田橋、右側には古隅田川となっている。まずは左に曲がり、古隅田川親水路に従い歩く。この親水路は浅いながら川となっており、川沿いには緑があり、近所のおばちゃんか?生えている蕗の収穫をしていた。浅い川だからメダカかクチボソくらいがいるのかと覗くと結構大きな鯉がいる。


そして、川が切れた辺りには川の手通り、その両側にはなぜか2つの小さな稲荷神社がある。



1つが随喜稲荷社、中には富士講だろうか、富士の刻んだ石碑がある。

そして反対側には昌栄稲荷社、なぜこの2つがすぐそばにあるのかはわからない。それにしても山手通りならぬ川の手通り、ネーミングには驚かされた。(以下、次回)

日比谷線13000系に乗車

2017-04-21 05:00:44 | 日記

『鉄道シリーズ』その164。東京メトロ日比谷線では29年ぶりに新型車両13000系を投入、3月25日から運行を始めた。

人形町駅から日比谷線に乗る機会も多い私はいつ来るかとワクワクしていたが、ついに営業運転しているこの新型車両に乗ることができた。

乗ったのは9時42分ごろの霞ヶ関行き。この車両の特徴は❶相互乗り入れしている東武線新型車両(70000系)と仕様共通することでホームドア化の推進を目指すこととした。そのため、両方の新型車両は従来3扉と5扉が混在していた(18m車両×8両編成)から全て4扉(20m車両×7両)に統一した、❷銀座線など他の路線では採用されているトレインビジョンを搭載し、各扉の上には3つの画面を配置したことなどである。


しばらくは扉の位置が変わることから混乱も予想されるが、29年ぶりの新型車両には鉄道ファンも注目しており、私のような写真を撮る人が他にもいたことに驚いた。


ちなみにまだ1編成しかないため中々お目にかかれないが、例えば中目黒発であれば8時31分、北千住発であれば9時25分が新型車両にて運行中である。