『ぶらり橋巡り』その59。湾岸部の東京テレポート駅から周辺に広がる橋を渡ってみたい。観覧車の前を行くと先の方に橋が二本見えてくる。
道なりに行くと欄干が出てくる人道橋が『夢の大橋』である。
有明西運河を跨ぐ橋で橋幅60m、全長360mと大規模であり、日本一幅広い歩道橋である。竣工は1990年であり、いかにもバブル期に作られたと思わせる無用な規模を誇り、昼休み時間であっても橋にはバラバラとしか人がいない。
上からみると左右に2箇所ずつ半円形のバルコニーのように飛び出した部分があり、その用途も分からない。ただ、専門家内では評判が高いらしく1995年には土木学会田中賞を受賞している。
橋の先には右側にホテルトラスティ東京ベイサイドの門のような不思議な建物、左側には東京都水の科学館が見えてくる。
並行してあけみ橋、有明橋などがあるが、すぐ横の橋はなかなか行きづらそうなので気になって行ってみることにする。(以下次回)