hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

『梅林』のかつ丼 銀座グルメ

2013-12-31 00:02:33 | グルメ

よく最後の食事に何を食べるかという質問がよくあるが、これは難問である。胃が疲れているときなら『フグ雑炊』がいいし、豪華に行くなら『シャトーブリアンステーキ』も美味い。できれば美味い赤ワインも欲しいところだが。好きなものは結構多く、なかなか悩むところだが、昼飯にという条件がつくなら間違いなく『かつ丼』。その中でもやはり銀座梅林の『かつ丼』が好みである。


年末年始は年越しそば以降はおせち料理と相場が決まってるため、その前にと銀座通りの銀座6丁目交差点を新橋方向右手に折れてすぐのビル1階にある梅林に。久々と言っても2ヶ月は経っていないが、開店時間の11時半に伺う。さすがに待っている人はいないが、開店後すぐに店内は10人くらいの人。カウンターに一人座り、かつ丼(980円)を注文。かつ丼だけでもスペシャルかつ丼(1800円)、黒豚スペシャルかつ丼(2300円)とあるが、長崎の江山楼のチャンポンと同様に普通で十分美味い。

注文を聞いてから“かつ”を揚げて待つこと10分、かつ丼の到着。卵はわりに固めで自分好み、蓋を開けるといい匂いがしてくる。

丼をもってかつを頬張り、米をかきこむ。味噌汁は少し濃い目で豆腐が賽の目に切られ入っている。漬物は沢庵が2枚とキャベツの塩漬け。食べ出すと身体のことを考えて、ゆっくり良く噛んでなど忘れてしまい、一気に食べる。

食べるのに10分はかからない。あとは心地よい満腹感が待っている。このかつ丼のタレは辛くなく、米と”かつ“の量のバランスもよく、いつも変わらない味。やはり最後の昼食はこれに限る。夕食なら悩んで寝れなくなりそうだが。

梅林
中央区銀座7ー8ー1
0335710350

各駅停車

2013-12-30 09:05:49 | 日記

鉄道シリーズその30。前回だったか、東海道本線の各駅停車の話を書いたが、現在最長の各駅停車は北海道・根室本線の滝川発釧路行、始発が9時37分終着が17時38分、時間が8時間1分、距離は308.4kmというもの。308kmを8時間かけてということだから、平均時速は35km/時とかなり遅いが、これは芽室・富良野・帯広などで14~20分も停車するからである。これはかなりのものだと思うが、残念ながら、どんどん長い運転区間の各駅停車は減少している。


夜行電車の代表格で青春18きっぷを使ってよく乗っていた東京発、大垣行の『ムーンライトながら』も2009年で臨時列車に格下げ、同じく新宿発、村上行の『ムーンライトえちご』も2009年に臨時列車に格下げされており、山陰本線に残っていた運行も分割されてしまった。


では時代を遡るとどうなるのか。学生時代によく鉄道に乗っていた1979年で調べるとまだまだ山陰本線に多く残されており、第1位が門司5時30発→福知山23時51分着の824列車で595kmを実質一日(18時間21分)かけて走るもの。第2位が豊岡→門司575km、第3位が浜田→大阪499kmと経路は多少違うが、山陰本線絡みがトップ3であった。
因みにこの当時は愛称のついた夜行の各駅停車もあり、例えば『山陰』は京都⇄出雲市385kmを一部快速運転しながらも寝台車までつないで走っていた。同じく、『ながさき』門司港⇄長崎、『はたやま』天王寺⇄名古屋(紀勢本線経由)、『からまつ』小樽⇄釧路なども健在で、実際に小生は宿代を浮かせるために九州旅行の際に周遊券を使って『ながさき』や夜行急行『日南』『かいもん』を何度も利用した。


さらに遡ると1961年10月には東北本線には上野11時15分発、青森8時14分着の111列車、東海道・山陽本線には東京14時56分発、姫路6時52分着の143列車、熊本発5時15分 、岡山着22時26分228列車、羽越・北陸本線には青森発14時25分、大阪20時12分(翌日)着の512列車などすごいのがいくらでもあった。512列車は30時間近く走るもので、特急日本海と同じコースを各駅停車が走っていたのである。

よく言われる話だが、便利になるだけが本当にいいのかどうかは疑わしくなる。それにしてもこんな列車に完乗してみたいものである。


味のマチダヤ ~暮れの買物

2013-12-29 00:11:00 | 日記

昨年まではお正月の酒は目黒区五本木の『ますもと酒店』に決めていたが、少し酒の種類もマンネリ化したので今年は中野区上高田の『味のマチダヤ』にしてみることにした。

店に到着したのは11時半。店の前のコインパーキングに車を止めようと前を見ると店の前に列ができている。
慌てて車を降り、列の最後尾に並ぶと89番と書いたカードを渡され、店に入る整理券とのこと。良心的なこの店ならではのサービスであまり店が混雑すると酒がゆっくり選べないだろうとの配慮らしい。ただ、寒い中15分待ちは厳しい。店頭には獺祭の50磨きの純米吟醸や喜久泉(田酒と同じ蔵)の特別純米、焼酎なら百年の孤独や山ねこなど有名銘柄が目白押し。

ようやく順番が来て中に入るが、欲しい酒・飲みたい酒が一杯。まず、新政の大吟醸『佐藤卯兵衛』、純米吟醸『6』はキープ。栗駒山の純米吟醸や盾野川の大吟醸、義侠の純米吟醸、磯自慢の純米、田酒の純米、出羽櫻の古酒『雪漫々』そしてなかなかお目にかかれない黒龍の最高峰『石田屋』、久保田の『翠寿』など素晴らしいラインナップ。しかし、豐盃純米吟醸とあたごの松大吟醸、綿屋の特別純米(山田錦)は外せず、お燗用に久保田の百寿と八海山の米焼酎、屠蘇用に日高見のワンカップを購入それでも昨年に比べて酒代はかなり下がりました。

やはりこの店はいいものが安く買うことができる。それにしても、これだけの酒を見ることだけでも幸せであった。


東海道本線 大磯まで

2013-12-28 07:45:12 | 日記
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鉄道シリーズ 番外編その1。小生の鉄道好きが高じたのは、小学生高学年から中学生にかけてだから、昭和45年前後の頃であっただろうか。ようやく色々なところへ1人で行けるようになり、時刻表もよく見るようになった。当時、祖父が神奈川県大磯町にいたため、東海道本線にのり、杉並の家を出て、よく大磯駅や平塚駅まで1人で行くことが増えた。

当時はまだ、オレンジと緑の湘南電車の窓を自分で開けることができた。東京を出ると湘南電車は新橋、品川と停車。今では信じられないかもしれないが、川崎は東海道本線各駅停車は半分程度しか停車しなかった。そのため品川を出ると長く止まらず、横浜までの風景を眺めることができた。

横浜駅の停車時間はせいぜい2分停車と短く、なかなか駅の売店で好物のシウマイを買うことは難しかった。というか、正直乗り遅れることが怖くて降りることが難しかったのである。
さらに当時は戸塚や保土ヶ谷は通過、東戸塚は駅すらなく、これらの駅に行くには横須賀線に乗るしかなかった。

観音様が見えてくると大船に停車、横浜~大船は長い駅間だった。かなり記憶も不確かだが、まだドリームランドに行くモノレールはあったのではないか。

大船の停車は少し長く、駅売りもいたので、鯵の押し寿司はよく買ったものである。そして、藤沢、辻堂、茅ヶ崎と止まる。茅ヶ崎駅の反対側のホームにはポツリ橋本まで向かう相模線のディーゼルカーが停車していた。

平塚駅に着くと夏はホームに風鈴が吊るされ、さらに麦茶を売っており、喉を潤したものである。


そして、ようやく1時間20分かけて大磯駅に到着、この駅は今も昔も東京駅を出てから初めての町にある。(神奈川県中郡大磯町。他の駅は全て区か市にある。)駅の反対側には今よりさらに何もない山が迫っており、ホームから跨線橋を渡り、改札口を出たものである。

駅前には箱根登山鉄道のタクシー営業所があり、左手の海に向かう道には『歓迎大磯海水浴場』と書いた門のような横断幕があった。しかし、当時から波が荒く、遊泳禁止の日が多く、これを打開するために大磯ロングビーチができたと聞いた。

逆の方向に進むと祖父の家がある方向で右手側にはすぐ民家やよく買った魚屋などがあった。当時から駅前には神奈中バスのバス停はあったが、本数は少なく、殆どお目にかかることはなかった。

当時、気になったのは電車の終着駅で表示板に下りは大垣行き、上りは大阪発を見つけ、乗ったら楽しいだろうなと想像したものである。この辺りから、本格的な鉄道ファンになったのかもしれない。





歳の市(人形町)

2013-12-27 06:42:33 | 日記

人形町の暮れの風物詩である歳の市が昨日より始まった。提灯が水天宮交差点から人形町交差点までの人形町通りで葦簀張りの店が5~10m毎に設えられて、クリスマス終了を待っていたかのように一斉に店開き。面白いことに人形町交差点に向かって左側にはしめ縄やお飾り、鏡餅などを売る店が集中、法被を粋に着こなした若い衆が品物を並べたり、タバコを吹かしたりしている。

どの店もあまり品揃えは変わらないが、価格が一切表示されていないのも特徴。これだけ同じ物を売る店があっても共存できるのは歴史の技か。合計で35軒ほどあるらしい。



道の反対側は七味唐辛子やベビーカステラ、綿菓子、干し柿など縁日の夜店のような店が多い。これも棲み分けかもしれない。

正月準備といえば、初詣に毎年かなりの参拝客のある日本橋七福神の一つである茶の木神社も綺麗に掃き清められている。小網神社に至っては社屋も立て替え、すっかり綺麗にになった。名物のすすきミミズクは元旦の0時から販売が始まるが、早く行かないとなくなるらしい。


街もすっかり正月モードで門松が飾られた料亭や年末の仕出しをする張り紙の出た割烹など。考えてみれば元日まであと4日しかないのだ。それにしても、伝統の町の年末風景はなかなか絵になるものである。



クリスマスイルミネーション

2013-12-26 06:40:10 | 日記

クリスマスイルミネーションが各地で盛んに行なわれている。例えば、東京駅前や神戸のルミナリエ、名古屋港のツリー(写真上)、アークヒルズ、恵比寿ガーデンプレイス(写真下)など毎年素晴らしい。

最近では大阪府交野市の通称『山ナリエ』と呼ばれる星田山手地区の民間のイルミネーションは取材はもちろん、観光客が来るほどの盛況とのこと。元は海外赴任から帰った家族が御近所3軒と平成7年に始めたものらしい。


今住んでいる杉並区久我山も駅を中心に商店街やスーパーの大家が頑張ってクリスマスイルミネーションを行っている。サンタや高い木に付けた色とりどりの提灯、雪だるまなど寒い街も暖かくなる。




我が家でも高さ1mまでやっと伸びたもみの木に小さな電球をつけて楽しんでいる。そして、これが終わると今年も終わる。


地下鉄相互乗入れ

2013-12-25 06:45:01 | 日記

鉄道シリーズ その29。今年の鉄道を振り返ると個人的には東横線の渋谷駅の地下化と小田急線の下北沢駅の地下化が大きなニュースであった。

特に前者は地下鉄副都心線を介して西武、東武、東急が相互乗り入れをし、横浜中華街駅から飯能行きが出発するなど想像もしていなかった。正確には横浜高速鉄道部分もあるため、全部で5つの会社線が乗り入れている。

これだけ多くの線が関わった相互乗り入れは他にないだろうと考えたら、遥かに前から都営浅草線は京急、京成、芝山鉄道、北総鉄道と5つの会社線が乗り入れているのである。どおりで人形町駅で都営浅草線を待っていると色々な電車に遭遇できる。もちろん、何れもどれかの線に遅れが出ると相互乗り入れは中止するのだが、それにしてもここまでの列車運行プログラムを作り、運用できるのは日本ならではであろう。



では東京の地下鉄はどのように他社線と相互乗り入れしているのかを改めて調べてみた。すると東西線~JR総武線・東葉高速鉄道、日比谷線~東武伊勢崎線、千代田線~小田急線・JR常磐線、半蔵門線~東急田園都市線・東武伊勢崎線、南北線~東急目黒線・埼玉高速鉄道、都営三田線~東急目黒線、都営新宿線~京王線。よく考えると環状の都営大江戸線と作られた時期がかなり古い銀座線・丸ノ内線以外は全て相互乗り入れしているのが分かる。

しかし、ここまでの便利さは東京だけで、例えば大阪は御堂筋線~北大阪急行、中央線~近鉄けいはんな線、堺筋線~阪急千里線くらいしかない。


東京は激しい交通渋滞はあるが、地下鉄を知っていれば中央部だけでなく、かなりの周辺部に行けるという効能があることを思い知った次第である。

明治神宮

2013-12-24 06:45:11 | 日記

親戚の結婚式で久しぶりに明治神宮を訪れた。前に行ったのが、思い出せないほど前だったが、原宿駅でおり、参道を歩き、本殿に向かった。明治神宮という名称どおり、明治天皇と昭憲皇太后がご祭神である。明治天皇が崩御されて一旦京都の伏見桃山陵に葬られたが、東京に神宮を建立したいという市民運動が起きて大正4年から造営が開始、大正9年に鎮座祭が行われた。


原宿駅を降りると神宮橋、渡ると大きな鳥居。もう初詣に備えて古いお札を収める場所が用意されている。広い参道を歩いたが、周りの風景が変わらず、なかなか前に進まない気がする。

さらに、原宿駅から10分も歩かないのにこの静けさには驚く。右手に奉納された数多い日本酒の四斗樽はよく見る風景だが、左手にはブルゴーニュから奉納されたはワイン樽も並んでいる。


その少し先を左に曲がると正面には明治天皇と昭憲皇太后の歌が飾られている。さらにそこを右に曲がると南門の前にようやく到着、ここまで、駅を降りて15分、さすがに22万坪だけのことはある。


本殿にお参りをしてから、今日は控え室のある神楽殿に入ったが、こうした空気を嗅ぐだけでも行く価値のある神社である。


駅の発車メロディー

2013-12-23 08:07:28 | 日記

鉄道シリーズその28。朝、久我山駅でいつもと同じ調子で電車を待っていたら携帯の着信音かと思うような音がした。何かなあと気にしていると電車到着のアナウンス、そこで駅のチャイム(接近メロディ)の音が変わったことに気づく。これは季節限定で地元の作曲家・湯山昭氏の『おはなしゆびさん』(渋谷方面2番線)『山のワルツ』(吉祥寺方面1番線)が12月18日から使われ始めたものである。
その午後、地下鉄銀座線に乗ってうとうとしていたら、銀座駅のチャイム(発車メロディ)の『銀座カンカン娘』で気付いて慌てて降りた。音を聞いて降り遅れなかったことはありがたい。因みに浅草駅は『花』(滝廉太郎)、上野駅は『さくら(独唱)』である。他にもオリジナルメロディの駅はあるが、その街に相応しいのはいいと思う。

また、京王線は接近メロディを地元の楽曲をよく使う。有名なのは京王八王子駅で聞く地元出身のFUNKY MONKEY BABYSの曲『ヒーロー』『あとひとつ』である。他にも調布駅は『ゲゲゲの女房』の主題歌の『ありがとう』(いきものががり)や府中駅は『ぶんぶんぶん』『府中小唄』という地元作詞家村野四郎の作品、聖蹟桜ヶ丘駅の『カントリーロード』(映画『耳をすませば』のテーマ曲)が流れている。

こうして見るとやはり地元にゆかりがある曲や地元作曲家の作品が多い。初めて流れたメロディは70年代に京阪電鉄が00分初の特急にNHKの時報を使ったのが始めらしい。それから考えると随分変遷を遂げたものである。発車ベルをJRが70年代にピロピロという電子音に変えたが、耳触りということから、1989年にオリジナルメロディをヤマハと開発、新宿駅と渋谷駅で開始した。

その後1990年代後半から蒲田駅の発車メロディを『蒲田行進曲』や山手線高田馬場駅で『鉄腕アトム』に変えたあたりからご当地ソングが使われるようになり、今に至っている。駅で馴染みの音を聞いて懐かしがったり、ふと思い出したり、こういうひと時がいいと思う。


北海道フーディスト

2013-12-22 06:07:06 | 日記

アンテナショップその6。北海道フーディストは東京駅八重洲口の向かいに渡ったあたりにある。北海道のアンテナショップは『どさんこプラザ』の名前で有楽町、池袋、相模原、名古屋などにあるが、この店を始め『まるごと北海道』『巣鴨で北海道』など民間バージョンも数多く存在する。

この店の特色は店が広く、水産物、農産物、乳製品、菓子、酒などどれをとっても品数が多く、また、通販サイトもやっているため、オリジナル商品も多数ある。


この日は根室のカニと称して、タラバや毛蟹のフェアをやっていたらしいが、夕方近いせいか毛蟹一杯だけが、売れ残っていた。また、水産物でも氷下魚や棒だら、ししゃもなどの塩干物も豊富。乳製品もバター、チーズはもちろん、イカの中にチーズが入っているつまみや、アイスクリームまである。


日本酒も千歳鶴や男山、釧路の国稀まで揃い、ワイン、焼酎、地ビールも豊富。


販売ばかりでなく、レストランの北海道チューボーも併設、生ビールにザンギなんてことも可能で、なかなか魅力的な店である。


北海道フーディスト
0335171602