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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

栄楽〜箱崎町ランチグルメ

2025-04-29 05:00:00 | グルメ
なぜか箱崎町付近にカツ丼の名店が3店も揃っている。先日お邪魔した『カツ丼は人を幸せにする』、普通のお蕎麦屋さんだがカツ丼が有名な『ときわ』、そして今回お邪魔した『栄楽』である。

(ときわ)

『ときわ』が蕎麦屋さんなら、この店は本来は町中華、カツ丼・カツカレー以外にもタンメンや焼きそばなどのメニューが豊富。ただ、なかなか行きつかなかったのは営業日が不定期だからである。

(カツ丼は人を幸せにする)

とはいえ、店主が気ままにやっているわけではなく、ちゃんと休業日はFacebookに乗っていて(洋食中華 箱崎栄楽)、4月は土日は必ず休み、さらにだいたい火木が休み、ただ、23日は休みで24日はやっているのである。これを見ていかないと行ってもお休みということ。

店は箱崎シティエアターミナルから徒歩3分、半蔵門線水天宮前駅から隅田川寄りに1本歩き、左に曲がると右手に見えてくる地味なお店、ただ、ちゃんと看板はある。

店は1、2階あるが、1階で入れない時に2階に入れているようである。11時半に行くとほぼ満席、カウンターに何とか座り、オーダーをする。



カツカレー(1300円)も旨そうだが、カツ丼(1100円)、さらに目の前にあったシウマイ2個(200円)を注文。入口に昼間は混んでいるので時間がかかりますと注意書きもある。



カウンター内では女性が2人、忙しそうに働いている。というのもメニューの種類が多く、みんな好き勝手に頼む。醤油ラーメン、タンメン、カレーライス、焼きそば、堅焼きそば、それも塩味と甘酢味、さらに野菜炒めライスといったところ。これを1人が紙に鉛筆で書いて、上から一つずつこなして行く。



注意書き通り、カツ丼が到着したのは15分後、ただ、順番通りなので問題はない。カツ丼、おしんこ、スープ(ラーメンスープ)と追加で頼んだシウマイ2個。

まずは味自慢のシウマイから。常温ではあるが、しっかりと味がついていて私は辛子のみで頂く。2階のお客さんはこれでビールを飲んでいるようだが、絶対つまみにいい。

カツ丼に取り掛かる。ご飯もアタマも熱々で丼が持ち上げられないほど。丼いっぱいに卵とじのカツが乗り、これを頂く。味付けはどちらかというと薄味、美味いがご飯も熱く舌を火傷しそうである。食べ進めるがご飯もしっかり入っていて量も充分、一点残念なのはご飯が炊き立てだからか、衣のつけ方が悪いのか、衣が剥がれやすいこと。

美味かったのはおしんこ、白菜漬けだが塩加減もよく実にうまい。かつて行ったことのある茅場町の『鳥徳』の白菜漬けに匹敵する旨さであった。スープもうまい、ラーメンも食べたくなるほどである。

店の方も感じがよく、混雑してかなり待たされても文句を言う人はいないが、これも人柄であろう。時間がある方は休日を確認してから行ってください。ご馳走さまでした。

栄楽
中央区日本橋箱崎町33-5


ふじの家〜神田ランチグルメ

2025-04-24 05:00:00 | グルメ
昭和通りを歩いているとほぼビルの入口に『そば』の文字。小さく『ふじの家』と添えて書いてあるが、このビルの地下にお蕎麦屋さんがある。知らなければそのまま行き過ぎてしまいそうになるお店である。

ビルのエントランスにはショーウィンドウ、中に蕎麦のサンプルが並んでいる。地下1階まで階段をぐるぐる回るとドアがあり、暖簾が掛かっている。

(謎のオブジェ)


店内はL字になっていて奥は広い。簡素な机に何となく区役所の食堂のイメージ。値段の付け方も独特でセットにすると例えばAセットはもりそば(650円)+かき揚げ丼(この日は海老天丼なので1050円)は1700円なのに950円、カレーセットももりまたはたぬきそば(650〜700円)+カレーライス(850円)は1500〜1550円なのに950円と極めて安い。このため、殆どの人がセットメニューを頼むのである。



私は前回Bセット(かき揚げ丼ときつねそばのセット)にしたので今回はカレーセットにした。待つこと5分、まずはカレーライスが到着。丼にたっぷりのルーが掛かり、福神漬も添えてある。丼のため、ご飯も量はしっかり入っている。

少し待つとたぬきそばも到着、揚げ玉以外にちくわ2切れ、小松菜が添えてある。揃ったところで食べ始める。



まずはたぬきそば、麺はたっぷり入っている。ネギは別皿で提供される。たぶん茹で麺とは思われるが喉越しは良い。鰹節で取ったツユもまずまず、思ったよりお腹が膨れる。

途中でカレーライスを食べる。豚肉の薄切りと玉ねぎの入ったオーソドクスないわゆるお蕎麦屋さんカレー。小学校の給食から食べている懐かしいうどん粉カレーだが、かなり辛味もあり、美味い。まずはカレーライスから完食。

いわゆるごく普通のランチセットだが、カレーも蕎麦もミニというほど少量ではなく、それぞれの丼にいっぱい入っているため、何となく二つのメニューをフルで食べた満腹感。周りを見てもおじさんと若い男性ばかり。お腹いっぱいになりました。ご馳走さまでした。なお、居酒屋メニューも揃ってはいるが、閉店が19時なのでなかなか使いにくいのが残念。

ふじの家
千代田区神田東松下町10ー2
0332586860

成田で鰻重ならは駿河屋〜成田市ランチグルメ

2025-04-22 05:00:00 | グルメ
今も昔も旅の楽しみの一つが『名物を食べること』であることは変わらない。成田山新勝寺にお参りすることは江戸っ子の念願の一つであった。養殖ウナギのいない当時であっても印旛沼で豊富に取れたウナギを食べ、長い旅の疲れを取るというスタイルが受け、いっそう成田詣が盛んになった。

成田山新勝寺の参道には鰻屋が軒を連ねるが、その中でも老舗と言われるのが、『川豊』と『駿河屋』である。

(川豊)

今回お邪魔したのは新勝寺総門の並びにある駿河屋さん。入口では鰻を割き、串に刺し、白焼を焼くという光景を目にできる。
この店を選んだのは駐車場のおじさんに『鰻屋なら駿河屋だよ』と言われたのが決め手となった。



入口を入ると左手に椅子席が並んでいるが、いくら平日とはいえ12時台は満席、2階の座敷に向かう。こちらは大広間を幾つかに仕切ってあり、テーブルがたくさん並んでいるが、我々もその一つに座る。



駿河屋の創業はわからないが元は旅籠で1798年にはもうあった記録がある。屋号は初代が静岡県出身のためであり、前後今の料理屋に転換した。



注文は鰻の種類もうな重(4015円)、特上うな重(1.5匹、5610円)、特選うな重(いかだ2匹、6600円)とあるが、あまり沢山も食べられないと相方も私もうな重にした。



広いお座敷も8割方埋まっているが、仕事中のネクタイをした人や作業着を着た人も多い。私たちのお隣さんはすぐに瓶ビールとおしんこを頼んで美味そうに飲んでいる。気がつくと2本目に突入したあたりで鰻重が到着、このような楽しげない人も多い。



10分ほどして我々のうな重も到着、蒲焼がまるまる1匹分乗っている。蓋を開けた途端に美味そうな香りが漂う。山椒をかけてまずは一口、ふんわり溶けそうな柔らかさ、タレは甘みより醤油の美味さを感じるさっぱりとした味。

もちろん、塩辛い訳ではなく、コクもある。なかなか表現できないのだが、継ぎ足し使ってきた老舗のタレである。

それなりにご飯の量はあり(銀座の某店のように1cmくらいしかご飯が入っていないということはない)、食べ応えあり。ただ、美味くてついついかき込んでしまうほど。待つ時間の割には食べ終わるのが早い。

よく、鰻屋の漬物は美味いというが、確かにその通り、糠漬けの大根、にんじん、きゅうりそのものの旨みがある。

肝吸いも大きな肝とミツバ、麩が入っており、あっさりとした中に存在感のある肝が美味しかった。いや、噂に違わぬ美味さに紹介してくれた駐車場のおじさんには感謝である。ご馳走さまでした。

駿河屋
成田市仲町359
0476221133

梅蘭の焼きそば〜八重洲ランチグルメ

2025-04-18 05:00:00 | グルメ
『あんかけ焼きそば』は大体の町中華にあるような一般的なメニューだが、梅蘭の焼きそばは一味違う。ちょうどオムライスのように中華鍋で炒め、硬くなった麺に卵をかけ、カリカリにする。これをあんかけ焼きそばの餡を作り、ドームのように上に麺を乗せる独特の製法である。これは梅蘭創業者の藤江林洋一氏が考案したものでその子どもたちが横浜中華街を中心に店を展開している。

以前は大崎ゲートウェイや渋谷、笹塚などもっと多くの店があったが、今東京にあるのはヤエチカ、羽田空港、お茶の水ワテラス、八王子、六本木くらいしかなくなってしまった。



以前は大人気店だったが、2020年に不法就労の外国人を雇っていた件で逮捕者を出したといった問題も閉店に絡んでいるかもしれない。ただ、この店の独特な焼きそば好きの私は久しぶりにヤエチカとお店にお邪魔した。



入口にはいつもの焼きそばがショーケースに並び、店内もかなり埋まっていた。テーブル席に座り、メニューを見る。前回伺ったのは笹塚駅ビル(閉店済み)にあったお店だが、普通の焼きそばの通常サイズが970円なので値上げはしていない。



焼きそばは3種類あり、『通常』は豚肉、筍、モヤシ、玉ねぎなどで975円、春巻の中身のような餡が入っている。『ピリ辛』は牛肉、玉ねぎ、青菜、筍が入っていて1375円。『海鮮』はえび、イカ、アサリ、ピーマン、などの具となり、1675円。今回はピリ辛にした。なお、それぞれの焼きそばに小盆、大盛があり、量の調節もできる。

周りを見ていると意外に焼きそばを食べている人が少なく、担々麺セットやラーメン、小チャーハンセットなどが人気がある。



焼きそばはしばらく待たされて到着、調理の際に焼きそばを中華鍋で焼き付けてから出されるので時間がかかる。出てきた焼きそばはお馴染みのフォルム、見た目はドーム状の焼きそばが見えるのみ。



真ん中に穴を開けて、餡を出し、食べながら麺も食べる。カリカリに焼いてある麺と柔らかく沢山牛肉の入った柔らかい餡のコントラストがよく、美味い。ぴり辛というだけに辛味もよく効いている。

半分ほど食べたところで酢をかけて食べるが、僅かな酢でマイルドとなり、辛味も感じなくなる。こちらもいい、バリバリ言わせて麺をほぐし、牛肉や玉ねぎ、青菜、筍など色々なものが入った餡をまぶして口に運ぶ。

気がつくと完食、やはりこの焼きそばは他にない満足感を得ることができた。ご馳走さまでした。

梅蘭ヤエチカ店
中央区八重洲2ー1 八重洲地下街南1号
0362625886

やじきた〜人形町ランチグルメ

2025-04-16 05:00:00 | グルメ
人形町付近のお店はかなり行き尽くしたつもりだが、探すとまだまだお店はある。普段からよく行く中華料理の竹園の向かいにある居酒屋のランチメニューが気になっていた。


店の名前は『やじきた』、よくある居酒屋だが、メニューが9種類、魚系が『梅しそアジフライ+ハムカツ』『さば味噌煮』『さば文化干し』『エビフライ+ハムカツ』肉系が『豚生姜焼き』『豚唐揚げ』『牛すじ煮込み』、それ以外に『野菜炒め』『にんにくオムレツ』である。私はその中で『豚唐揚げ』がどんなものか食べたくなって店に入った。ちなみに全てご飯、味噌汁、小鉢、漬物が付く。

店はいわゆる居酒屋さん、カウンターと4人掛けの席が4つ、こじんまりしている。注文はフロア担当のおじさんに伝える。厨房には1人、揃いの黒いTシャツを着ていて、なかなか威勢がいい。

12時少し前だがお客さんはパラパラ、サラリーマン2人連れや工事の人など男ばかりである。

5分ほどで注文した豚唐揚げ定食が到着、揚げたてでいい香りがする。簡単に言うと豚バラに味を付けて唐揚げにした料理、6切れ乗っていて他にキャベツの千切りが敷いてある。まず、唐揚げを一口、竜田揚げより少し厚めの肉、ジュワと脂が出てきてメシに合う。

辛子とマヨネーズが添えてあり、味がついているのでこれらを少し加えて頂く。男メシというメニューである。こういうメニューやカツ丼、トンテキなどはカロリーを気にして食べるものではない。



味噌汁は熱々だが、特徴はないし、小鉢のひじきの煮物は買ってきたものかもしれない。ただ、揚げたての豚唐揚げはかなり美味かった。




あまり東京では見ないが、豚肉は唐揚げや天ぷらも美味い(博多の屋台には結構ある)と再認識した。ご馳走さまでした。

やじきた
中央区日本橋蛎殻町1ー9ー4
0366611913

めんのすけ〜人形町ランチグルメ

2025-04-14 05:00:00 | グルメ
人形町駅A3出口のほぼ真裏に当たる場所はお店が次々と変わる。駅出口を出ると『キラク』という店があるが、長い間開いたことがない。その隣が東京メトロのやっている『いろり庵』という立喰そば、これを右に曲がると少し奥に店がある。



ついこの間までは『ねもとら』という牛丼とスジの煮込み丼の店であった。通りから少し奥まったところにあるためか、店はコロコロと変わっている。



だからかもしれないが表通りから見える大きな看板が目印、『岐阜ラーメンめんのすけ』と書いてある。富山ラーメンや喜多方ラーメンは知っているが、岐阜ラーメンは初見ということもあり、店内に入る。



『ねもとら』の時代は元のスナックのカウンターをそのまま使っていたが、ちゃんとラーメン屋さんらしいカウンターとなっている。メニューはスマホでQRコードを読み取る方式、目の前で作っているラーメンは野菜多めの塩ラーメンのようで安心して注文。

小腹が減っていたこともあり、チャーハンセット(1250円)にする。辛さは色々選べるが、真ん中の3、トッピングは追加なしでお願いした。なかなか賑やかな厨房で中華鍋で白菜やキャベツ、玉ねぎ、もやしなどを炒めているが、鍋をバンバン叩いているからうるさいのである。

5分ほどしてチャーハン到着。ネギと卵の普通のパラパラ系、空きっ腹には美味い。

すぐに岐阜ラーメンが到着、野菜たっぷりの上に赤い味噌のような一蘭風のペーストが乗せられている。辛さはこの量で調整しているようだ。スープを一口、豚骨だが野菜の旨みもあり、柔らかい味、好みの塩ラーメンである。麺は細麺ストレート、ただ、この麺が太くて煮込まれていればチャンポン、特に島原チャンポンによく似た味で美味い。

ザクザクに刻んだ白菜とキャベツがたっぷり入っていて野菜をたっぷり摂ることができる。食べながら辛味ペーストを溶かすが、それほど辛くなく、5辛でも大丈夫そうである。

後で調べると岐阜の地元では『岐阜タンメン』と呼ばれていて、しかも愛知県稲沢市で生まれた麺だが、地元より岐阜でブレイクしたため、岐阜に感謝の意をこめて名付けたらしい。



テーブルにはさらに辛味を増すために唐辛子が備えてある。これを少し加えるとこれは効いたが美味くなった。ご馳走さまでした。

めんのすけ
中央区日本橋人形町2ー6ー7


じげもんとん〜吉祥寺グルメ

2025-04-12 05:00:00 | グルメ
吉祥寺で居酒屋探検、先日から『猿蔵』『菘』と新規開拓の成功(?)に気をよくして今回も新しい居酒屋さんにお邪魔した。名前は『じげもんとん』、聞きなれない名前だが、長崎料理をメインにしているお店らしい。



初訪問の際は予約することにしているのだが、土曜日18時に店に入るとかなりの人、今回は老若男女、家族連れも相当数いる。

入口に長崎のブランド豚『芳寿豚』のしゃぶしゃぶの写真が貼ってあったが、長崎で取れた鯵の2つがオススメとのこと。とりあえず生ビールで乾杯する。


女性には生ビールの泡の部分にピンクでハートマークを描くのがサービスとのこと。突き出しはじゃがいもと大根の煮物、甘い醤油で味つけられた野菜は優しい味である。

『一口餃子』が到着、おすすめはお酢で頂くようだが、そのままでも美味いし、酢に浸してもいい。やはりビールには餃子である。

鯵は『鯵の刺身&なめろう』を注文。まずは刺身から頂くが、チョーコー醤油という長崎の甘い醤油を付けて頂くが、これが美味い。生姜のすりおろしを加えるとさらにいい。なめろうも麦味噌で作ったやや甘めな味だが、千葉県でよく食べるお酢に入れて食べるのもいい。さっぱりとした壱岐の焼酎のロックとの相性も抜群。

写メを忘れたがここで『ネギ巻き豚』、シャキシャキの青ネギを豚バラで巻き、焼いたもの。ネギの辛さがわずかに残り、ネギ好きにはたまらない。

『ハトシ』はあまり東京では見かけないが、食パンにエビのすり身を挟み、油で揚げたもの。サクサク、ふかふかしてエビの風味を塩味で頂く。まさにつまみである。

追加はメニューの春特集に載っていた『鯛と筍の天ぷら』、4切れ出てきたが、勝手に鯛の天ぷらと筍の天ぷらが別に出てくるものと想像していたが、実物は筍を鯛の刺身で巻き、衣を付けて軽く揚げたもの。塩で食べると鯛の身の甘みと筍の歯応えが不思議にマッチしていた。

ここで先ほど刺身で頂いた鯵の骨せんべいが登場。カラッと揚がっていてバリバリ頂く。

『やみつき胡瓜』は胡瓜とネギを塩ダレで和えただけのシンプルなつまみ。あっさり1皿にはちょうどよかった。さらに『山芋のふあふあ焼き』、レモンサワーも追加した。



締めはチャンポン、赤(辛口)、黒(にんにく強め)、白(デフォルト)の3つから選ぶが、今回は白にした。さっぱりしたチャンポン、野菜が実に美味かった。



お隣は8人の家族連れ、しゃぶしゃぶのコースだったが、ボリュームもあり、若い人もいたが満足していた。あまり新しい店ではないが、スタッフも親切で値段もリーズナブル。焼酎と日本酒はやはり長崎県産がメイン、壱岐焼酎は3年もののゴールドもある。ご馳走さまでした。

ちなみに『じげもん=地元の人』『とん=豚』の造語とスタッフさんは教えてくれた。ご馳走さまでした。

長崎酒家じげもんとん
武蔵野市吉祥寺本町1ー8ー3ダイヤガイビルB1
05058901471


ゴカイドコロ〜神楽坂グルメ

2025-04-10 05:00:00 | グルメ
いつものメンバーで飲み会をやる。高い店もいいが、ある程度値段が決まっていないと際限なく飲んでしまうという意見もあり、本日は神楽坂にある『ゴカイドコロ』という飲み放題の店に行く。

最初の関門は店の場所が極めて分かりにくい。これは『スマホで食べログの地図』を見れば行けると思う人が陥りやすいリスクである。場所は神楽坂通りに面しているようだが、地図は横丁に入ったあたりを示す。しかし、横丁に入ると5階建てのビル(この店は5階にあるからゴカイドコロなのである)がない。2階建てが2軒、いずれも違う。さらに奥まで行くがやはり高い建物はなく、神楽坂通りに戻る。周囲にはラーメン屋はあるが、それらしき店の看板はと思ったら行燈に手書きの文字(最初の写メ)、このビルの5階とようやくわかった。
5階に上がると店の入口、なぜかバス停もある。





目の前には銘酒が並ぶ冷蔵庫。ホッとして店内に入る。偶然、神楽坂通りで出会った友人1人以外は全員が迷った。



少し遅れてスタート、最初にルールの説明があり、1枚目の写真に乗っている日本酒は飲み放題、2枚目の季節の酒は1000円増し、予想通り皆アップに同意した。

まずは生ビールで乾杯、お通しは蕪に海老などが射込んだ煮物。薄味だが、美味い。続いて刺身、本日はブリとクロダイである。ここでお酒を注文。




1人1合の注文は行けそうで『町田酒造』(群馬県)、『鍋島』特別純米(佐賀県)をお願いする。いずれもよく似たガラスの徳利で最初からどちらがどちらか分からなくなる失態。私は町田酒造の味を知らず、こちらが甘いと思ったが、異論噴出。





すぐ無くなり、『ばくれん』(山形県)を注文、亀の井酒造の辛口銘柄だけあってキレがいい。先ほど甘いと感じた飲み手はこればかり飲みすぐ無くなる。

つまみの『筍木の芽和え』、酒によく合う。『加茂金秀』うすにごり生(広島県)、『あべ』(新潟県)はいずれもやや甘口、少し度数は低いが春らしい味わい。



『ブリの照り煮』、このブリは脂が乗っていて実に美味い。これには遊穂(石川県)を合わせたが、濃醇な味がしっかりとブリの脂を受け止めていい取り合わせだった。





つまみ三品は『レーズンと胡桃の酒粕和え』『ほうれん草と油揚げのお浸し』『蓮根のきんぴら』。いずれもおばんざいのようなものだが、しっかりと味付けされている。『廣喜』(岩手県)、『孝司』(愛知県)などをいただく。





『太刀魚の変わり揚げ』は淡白な白身をアスパラに巻き、カラッと揚げたもの。中骨もカリッとしている。『光栄菊』(徳島県)はしっかりと濃醇な旨口、よく合う。



さらに『来福』(茨城県)や『常山』(福井県)などある酒をとことん飲む。
この店の酒の種類は確かに多いが、有名銘柄はなくなると新しい一升瓶は出てこない。無くなったら終わりの一期一会方式、このため、飲みたい酒からどんどん飲まないと売り切れてしまうのが特徴である。また、徳利がガラス製でほぼ同じもの、このため複数種類の酒を頼むとどちらがどの銘柄か分からなくなる。この辺りは気をつけないといけない。



締めはホタルイカの土鍋ご飯、イカのいい出汁と細切りの生姜がよく合っていて美味かった。つまみもそこそこ美味いが、1000円増しにした割にはあまりすごい酒を飲んだ気はしなかった。やはり淡麗な酒が多いからかもしれない。それにしても良く飲んだ。ご馳走さまでした。

ゴカイドコロ
新宿区神楽坂2ー11 第83東京ビル5階
(1階はラーメン店です)
05055946489


六さん〜日本橋ランチグルメ

2025-04-08 05:00:00 | グルメ
人形町から少し外れ、7分ほど歩いたところにいわゆる『町中華』というお店がある。事務所の周りではアド街に出た『華』、おじさんに人気のある『菊水軒』、人形町路地裏の『紅葉館』、開店時間になっても中々開かない『生駒軒』などたくさんあるが、今日お邪魔した『六さん』も典型的な町中華である。

店は久松警察署の裏あたりにある。周りにあまり食堂がないためか、昼時は大変混雑する。私が到着したのが1145だったが、1階は6人座れる席に3人、しかし、4人、2人、3人、4人と10分もしないうちにどんどん2階に上がっていく。



客層は周りに働く工事現場の職人や労働者が最も多く,ほかにサラリーマンである。人気があるのはラーメン+小チャーハン・チキンライス・小カレーのセット』(1000円)であり、私はその中から小チャーハンのセットをお願いした。



ぼんやり料理を待っているとおばあさんが1人入店。私の斜め前に座るが、キョロキョロとしている。私の席の後ろにメニューが貼ってあるからなのだろうと『左上にもメニューは貼ってありますよ』と教えると、『このお店、何が美味しいの?』と聞き返された。

私はこの店で夏は冷やし中華、それ以外は小チャーハンとラーメンのセットしか食べたことがなく、その話をするとおばあさんは私と同じラーメン+小チャーハンのセットを注文した。

そこから待つこと1、2分でまずチャーハンが到着、このお店は必ず漬物が付いてくる。少し置いてラーメン、いずれも全く珍しいものではない。

まずはラーメンから食べ始めるが、ザ・東京ラーメンというべき醤油ラーメン。麺は細麺ちぢれ麺でほうれん草、メンマ、ワカメ入り。

スープには少しニンニクが効かせてある。特徴はないけど、懐かしい昔ながらの味でうまい。

チャーハンもハムのようなチャーシューと長ネギ、卵が入ったものだが、このお店の嬉しいところは半チャーハンであってもオーダーが入ってから大将が作ってくれることである。だから出された時は必ずアツアツ、これが基本だが、最近はジャーからよそったチャーハンが意外に多い。



この懐かしいメニューをあっという間に完食、腹一杯になって身体も温まった。残念ながらおばあさんのランチの到着前に店を出てしまったが、きっと満足してもらえたと思う。ご馳走さまでした。

六さん
中央区日本橋久松町2ー12
0336614700


『千円札でお釣りのくるランチ』④〜人形町・おか吉

2025-04-06 05:00:00 | グルメ
『1000円札でお釣のくるランチ』④、この企画も4店舗目。ルールのおさらいをしておくと①1000円札でお釣りが来るランチ、②全国チェーン、そば・ラーメンなどの麺類を除く、③リーズナブルと感じられ、美味しいと思われること、の3つの条件をクリアしていることとする。

お邪魔したのは『おか吉』、人形町近くには数店ある魚料理メインの居酒屋でランチは海鮮丼を中心にしたメニューが多くある。

この日は『マグロづけ丼、マグロ2色丼,海鮮ユッケ丼、アナゴ丼、釜揚げしらす丼』(800円)、『唐揚げ定食』(850円)、『アジフライ定食』(880円)などがある。

目玉は色々な刺身を乗せた海鮮丼はなんと750円、刺身は日替わりだが、この日はビンチョウ、鯖の漬け、マグロの漬け、黒ミル貝、タコ、カツオのはらも炙り焼きの6種類も乗っている。



我々は日替わりの海鮮丼を注文する。店に入ったのは11時40分だったが、まだ店はガラガラ。しかし、どんどんお客さんが入ってきて12時にはほぼ満員、やはり安くて美味い店を皆さんよくご存知なようである。

出された海鮮丼は先ほどの6つのネタで一杯、味噌汁、漬物も付いてくる。ワサビの入った小皿に醤油を入れて溶かし、ご飯の上にかける。ご飯は酢飯であり、寿司屋で言うちらし寿司と思えばいい。

ネタはどれも新鮮であり、漬けの鯖は脂が乗り、マグロやビンチョウも身が厚くボリュームがある。しかも必ず一切れとも限らず2切れあるものも。

魚だけでなく、黒みる貝やタコは食感が違っていい。ご飯は大盛も頼める(50円増し)だが、ネタがたっぷりあるため、大盛を頼む人が多かった。



味噌汁は王道のワカメ、具も多い。漬物は高菜であった。もちろん完食、750円はお値打ちものである。ご馳走さまでした。

おか吉 人形町一丁目店
中央区日本橋人形町1ー1ー12リガーレ日本橋人形町アネックス1階
0336643668