hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

京成金町線(1)

2018-01-31 05:00:18 | 鉄道

『鉄道シリーズ』その197。今回は京成金町線に乗りに行った。京成金町線は京成高砂〜京成金町の2.5kmを4両編成の電車が往復していて、全線単線である。中間駅が柴又駅で全ての電車が柴又駅で離合している。

その系譜は古く、1897年に日本鉄道の金町駅から柴又帝釈天にお参りする人を運ぶためにできた帝釈人車鉄道に遡る。鉄道といってもレールの上に6人程度が乗れる小さな客車を置き、人夫がこれを押して進むと言ったものであった。

その後、京成が1912年にこれを買収、さらに曲金(現在、高砂)〜柴又を開業、1913年には人車鉄道の運行をやめて電車を通し、現在の形になった。全ての区間が葛飾区を走っているのである。

高砂駅は1階に京成本線や空港アクセス線が走っているが、金町線のみ2階に移り、高架となっている。駅を降りると完全に下町、駅の近くの焼き鳥屋では昼からみんなが調子よく飲んでいるのがわかる。なお、京成本線からの乗り換えは一旦自動改札を抜け、改めて金町線の入口から入るシステムである。

日中は15分置きとなっていて、4両のうち高砂駅の入口に近い最後尾と柴又駅の降り口に近い最前列のみが混雑していてホームの中央部は比較的空いている。


発車ベルとともに少しずつ高架を下り、地上の高さになる。両側から住宅が迫る中を電車は走り続ける。大して走りもせずに柴又駅の駅舎が見えてきて停車、ここまでわずかに1.5km。本当に乗っている時間より待っている時間がはるかに長い。(以下、次回)













つららと梅の花

2018-01-30 05:00:35 | 日記

降雪から早くも5日経過。先週火曜はこんなにひどかったから少しはましになったけど。勤務先の人形町には日陰に黒くなりつつある雪の塊がいくつか残る程度に溶けてしまい、雪に埋まっていた公園も泥田のようにはなっているが、ほとんど白いものは見なくなっている。

しかし、我が家のある杉並区久我山あたりはまだまだ雪だらけ。我が家の庭は雪原化したままであり、植えてある千両や万両は雪の下、近所のパンジーもほぼ全滅と言った状態。

雪のため車庫から車も出せない中、寒風にも負けずご近所を『気まぐれ散歩』してみた。するとまだまだ周囲の家の屋根にも雪は残り、雪庇のようになっている。溶け始めてはいるが、よく見ると小さな氷柱(つらら)をいくつも発見できる。

これは少し溶け始めた雪が雫のように垂れてくるが、日中の気温も低く再度凍結することを続けている証拠で東京では雪の後は気温が上がることが多いため珍しい。雪国の人からは馬鹿にされるかもしれないが、ポタポタと水滴がつららを伝わる様子は綺麗なもの。

そんな中にも春を発見。何本かある梅の枝に小さな花が咲き始めているのである。花は白いのもあれば紅いのもある。

まだまだ咲いているのは少数派かもしれないが、こうして春の兆しを探すのも楽しい。もちろん、これ以外の植物はまだ雪の下、暦の上では間もなく立春だが、春を実感するにはまだ早いかな。


柏屋〜千住ランチグルメ

2018-01-29 05:00:31 | グルメ

前にも書いたがカツ丼はトンカツ屋が美味いのか、それとも蕎麦屋が美味いのか。これにはそれぞれに言い分がある。トンカツ屋という人はメインのカツの豚肉はトンカツ屋の方が上といい、蕎麦屋という人は丼を作るなら『蕎麦のかえし』に勝るものなしと主張するであろう。私の意見はどちらも美味い可能性があるというものである。

千住を歩いたら腹が減ったので歴史を感じる『柏屋』という蕎麦屋に入ってみた。湯飲みには創業明治37年と書いてあるから日露戦争のころに店がスタートしたらしい。森鴎外は明治17年までだからこれは間に合わなかったが。

店に入ると左側の壁一面にメニュー、たぬきそばやもりそばから始まって天ざるまでかと思ったが、刺身定食や天ぷら定食などとにかく多い。当初目的通りカツ丼にしようとするが、並が800円、上が1050円とある。せっかくだから上にしてみるが、店の人はこれを聞いて調理場に『かつ重一丁』。丼でなく、お重に入ってくるらしい。
調理場は遠くに見えるが、少しして油に何か入れる音がする。ただ、昔ながらの店のため、常連が多く、後ろで爺さんがタバコを吸っているのが気になる。

7分ほどして立派なお重とお椀、漬物が運ばれてくる。お重には一杯の卵でとじたカツ、また、お椀にはアサリ汁が入っている。まずはお重から箸をつけるが、お重にはカツが入れづらいのか斜めに切って入っている。

一口、この一切れが長い。下には煮えた玉ねぎがひかれていて、たまごはいい感じの半熟。味はしっかりはしているがあまり甘くない。しかし、食べ進めるうちこれだけ量があるとあまり甘いとつらいかもとも考える。

お椀は沢山のアサリが貝殻ごと入った味噌汁で数えると5つも入っていたが、出汁がよく出ていてこちらも実に美味い。

量はしっかり、ただ、あまり脂身が多くないので意外にあっさりと完食。いや、なかなか美味かった。老舗のカツ丼に満足。千住散策の際にはオススメである。


柏屋
足立区千住2ー32
0338812807

深大寺に厄除けに行く

2018-01-28 05:00:26 | 日記

厄年は女性は19、33、37、61歳、男性は25、42、61歳となっており、男女とも61歳は該当する(年齢は数え年)。その科学的な裏付けはなく、陰陽道によるものとはなっているが、その詳しい根拠は分からない。但し、自分のことを考えると42歳は1999年にあたっていたが、この年は大阪で営業課長をしていたが、とにかく担当会社の倒産が相次ぎ大変苦しい歳であった。そのため、年の途中で兵庫県西宮市にある門戸厄神に厄除け祈願に訪れたことを思い出す。

今年は61歳(数え年)となることもあり、深大寺に厄除け祈願に行く。まずは腹ごしらえといつもの大師茶屋を目指すが、まだまだ雪は残っており、暖かいたぬきそばが嬉しい。食べ終わって出てくると猫くんも食事中であった。

ポスターで知ったのだが、蕎麦屋の組合と長野県木島平村が共同で雪の祭典を行なっているとのこと。まだ、深大寺に降った雪もある中、広場には子供向けのソリ用スロープが作られており、子供達が歓声を上げていた。


そして、深大寺の山門をくぐり、本堂にお参りする。そのあと観音堂に国宝指定された白鳳仏にお参りに伺うが、無料なのは3月までらしい。


そして、いざ釈迦像を前にすると右側には新薬師寺の香薬師像のレプリカ(本物は昭和18年に盗難に遭い、見つかっていない)、左側には兵庫県加古川市にある鶴林寺の銅造聖観音立像のレプリカが並べられており、白鳳仏揃い踏みといった感じである。

その後、受付をして元三大師堂に入り1時を待つ。1時になると僧侶の一団が入場、太鼓と鐘が打ち鳴らされ、護摩木が焚かれ始める。上にはちゃんとダクトがあるため、それほど煙くはない。主に厄除け祈願が多いが、交通安全・作業の安全・健康長寿・受験合格などあらゆる願いがあり、これを20分以上かけて念仏を唱える。そのあと住職の話もあり、足の痺れを我慢しつつ、厄除けを念じて終了した。

外に出ると新たなお札に名前が書かれており、これを頂くと今日は帰ってきた。また、バス電車を乗り継ぎ、うちに帰ったのが午後3時。お札を置く場所を探したが、結局、棚の上にある女房のお札の隣に起き、気がつけばとを合わせることとしたい。もう、厄除けも最後かなと思うと寂しい。

同姓同名

2018-01-27 05:00:05 | 日記

先日のラグビー日本選手権の選手紹介でハッとした。サントリーのPLの名前は『石原慎太郎』、あの元東京都知事と同姓同名なのだ。調べてみたり、思い出したりすると同姓同名(もちろん、本名)は意外にある。

元スマップの『木村拓哉』とプロ野球選手で元広島、巨人のコーチを務めた『木村拓也』、実は二人とも1972年生まれであり、野球選手のキムタクの早逝を悼んだコメントがあった。他にも『本田圭佑』といえば元日本代表のサッカー選手だが、2015年の西武ライオンズドラフト6位で入団したのも『本田圭佑』である。

また、1988年のソウルオリンピック金メダリスト『鈴木大地』氏は現在スポーツ庁長官だが、ロッテで活躍する『鈴木大地』も頑張っている。こちらはソウルオリンピックの金メダルにあやかるように親が名付けたとのことであるが。

政治の世界で有名なのが『吉田茂』。戦後の日本を代表するサンフランシスコ講和条約でサインをした『吉田茂』は1878年生まれの外務官僚であるが、1885年生まれで戦前の米内光政内閣で厚生大臣を務めるなど貴族院議員として活躍した『吉田茂』も実在する。後者は戦後公職追放の後に1954年に亡くなっているが、二人は仕事上でも交流があり、また、娘は共に『和子』であった。(元首相の娘は麻生太郎の母になる)

実業家では『早川徳次』が2人。1881年に先に生まれた『早川徳次(はやかわのりつぐ)』(このポスターにある人)は現在の東京メトロとなった東京地下鉄道を1927年に銀座線(浅草〜上野)を開通させ、日本の地下鉄の父と呼ばれている。

もう一人が『早川徳次(はやかわとくじ)』で1883年生まれ、現在のシャープの創業者である。ちなみに発明家でシャープペンシル(当初は繰出鉛筆)、穴を開けないバックル(徳尾錠)、戦後は国産テレビや電子レンジなどを開発したことでも知られている。
もちろん親が有名人や偉人にあやかった名前を付けたケースもあるが、本当に偶然に同姓同名となった人がこんなにもいるとは思わなかった。自分と同じ名前の人が偶然にいたら面白いかもしれない。ただ、同じ政治家の吉田茂氏は周りから改名してはと言われたことがあったが、俺は生まれた時から吉田茂と断ったエピソードもあり、あまり有名すぎる人と同じ名前だと苦労することもあるようである。

ふくろう〜吉祥寺グルメ

2018-01-26 05:00:49 | グルメ

急に携帯電話に吉祥寺で12年やっているスペイン料理屋から電話がかかってきた。というのもいつも予約の際にこの電話を使っていたからである。大人しそうなマスターが控えめに『こんな状態なんで2月にお店を閉めようと思って。いつも予約を入れて頂いているお客様には連絡だけでも』とのこと。2月中旬まではやっていると聞いて名残を惜しみつつ、店にお邪魔した。

吉祥寺といっても駅から少し裏の方に行ったビルの中2階に『ふくろう』はある。あまり、立地は良くないけれど開店当時は年一回発刊されるHanakoの吉祥寺特集にも載っていたくらいだったが、確かにだんだんお客さんが減ったようで気にはしていた。特に始めの頃はパティシエの女性と2人でやっていたはずだったが、彼女が辞めてから寂しくなった気もする。

店は先客が2組、それぞれ4人くらいずつ、子供もいて話し声で盛り上がっている。私はほぼいつも同じ料理をたのむのだが、さらに生牡蠣をオーダー。もちろん名物はパエリアだが、腹にたまるので一度も食べたことがない。

まずはビール(ハートランド)で乾杯、生牡蠣にはソースがかかっているが、野菜などのスープとビネガーを使ったもので爽やかで美味い。


赤ワインをボトルで頼み、ハモンセラーノをつまみに飲みはじめる。すると名物料理『マッシュルームのセゴビア風』が登場。半分に切ったマッシュルームを味付けしたオリーブ油で煮たもの。熱々を頬張るがパンに良くあう。


次に『エビのアメリケーヌソース』、スペイン料理かどうかは分からないが、エビの頭でとったソースで煮込んだもの。ソースにエビを付けて食べるが、これが美味い。手が汚れるなど御構い無しに頭の中までしゃぶってしまう。

最後に『豚のソテー』、本場スペイン産のイベリコ豚をソテーしてバルサミコソースが掛けてあるが、ソース甘みと豚の脂が良くマッチしてしつこさを全く感じさせない。ただ、これでもハーフサイズ、年寄り夫婦にはこの程度で十分満腹になる。

食後はいつものドルチェ4種盛り合わせとコーヒー。この中ではアップルパイが特に好きである。スペイン産の赤ワインに相性が良く、そのくせあっさりとしていて、いつも満足させてくれたこの店だったが、あと来るとしてもせいぜい1回かと思うと正直悲しくなった。本当にご馳走さま。

ふくろう
武蔵野市吉祥寺南町2ー4ー6
0422423135






































































柴又帝釈天

2018-01-25 05:00:40 | 日記

『古刹を巡る』その45。柴又駅で降りて寅さんの銅像の横を通り、すぐに『帝釈天参道』と書かれている方に足を進める。この辺りは小さな土産物屋やうさんくさげな占い、間口の小さな焼き鳥屋が並んでいる。道が少し右に曲がり、また門をくぐると昔ながらの参道となる。

もう前に来手から5年ほどになるが、以前と変わらない川魚料理店が並んでいる。柴又街道の信号を渡ると左右に『高木屋老舗』が現れる。これは言わずと知れた柴又名物草団子の店で食堂も経営している。


その先、中には芋羊羹の舟和のように新しい店がないわけではないが、その先の左側にある『川千家』(川魚料理)や草団子の『とらや』、天丼の店、ほかにも煎餅屋や土産物屋などは昔と変わらずあり、少し曲がった参道に所狭しと並んでいる。

5分ほど歩くと柴又帝釈天、正式には経栄山題経寺の二天門の前に到着。二天門は明治29年の建立、柱や扉などに龍や虎などの見事な透し彫りがなされている。

門をくぐり中に入ると正面に帝釈堂、右手には渡り廊下で繋がっている旧本堂、左手前には鐘楼などがそれほど広くない境内にひしめいている。


目を引くのが帝釈堂の前にある瑞龍の松、これは江戸時代の書にもあり、樹齢は400年を超えている。さらにそれぞれのお堂にも見事な彫刻が施されている。

帝釈堂に入り、お参りを済ますがご本尊の帝釈天は60日に一度、庚申の日にのみ開帳されるとのことであった。さらに拝観料を払い、彫刻ギャラリーや庭園を見ることもできるが、時間もないので今回は割愛した。しかし、壁面の彫刻はよく見れば境内からも見ることはできる。もちろん、ゆっくり庭まで見た上で矢切の渡しを渡るのもいいではあろうが。


とにかく、いつ行っても善男善女というか、ややお年を召した方々がたくさんいらっしゃる帝釈天だが、街の風情も30年前から少しも変わっていない。リズムもゆったり、いらいらしたらここに来るとこころが癒されるスポットである。

大雪の教訓2題

2018-01-24 05:00:56 | 日記

22〜23日の雪は都心部の積雪量は23cm、これは2014年2月8〜9、14〜15日の27cmに匹敵するくらいの大雪である。ただ、たった4年前のことなのに甲府でドカ雪が降り大変だったことくらいしか覚えていない。そんなことがないようにこの大雪の教訓2つについて書いておきたい。

東京で雪が降るのは太平洋岸を強い低気圧(かつては台湾ぼうずと言った)がゆっくり通過するケースが殆どである。4年前も東京は午後から雪が降り始め、交通機関にも影響が出た。この大雪を含め、最近はいくつかの天災(台風、大雨)の教訓もあり、交通機関に支障がないうちに社員を帰宅させる会社が増えてきている。

しかし、22日はこの行為がトラブルの原因となった。それは通常帰宅ラッシュは5時半以降に起きるにもかかわらず、午後4時から帰宅を促すと鉄道ダイヤはまだそれほど多発していない。それどころかJRのように電車の数を間引くところさえ出てくる。そこに帰宅ラッシュが始まると当然混乱が起きてしまうのである。

私の例を紹介しよう。午後5時少し前に退社、水天宮前駅から半蔵門線に乗った。しかし、すでに電車の間隔は開いており、さらに間隔調整をするため、駅に停まると今度はなかなか動かない。車内アナウンスを聞くととりあえず九段下まで行ってしばらく電車の間隔を調整するとのこと。これは先が思いやられると考えながら、4年前の状況を何とか思いかえした。そうだ、井の頭線渋谷駅は既に大混雑で改札規制されているかもしれないという事である。そこで渋谷駅の乗換えを回避すべく、九段下駅で降りて都営地下鉄新宿線に乗り換えた。やってきたのは京王線に乗り入れる調布行、凄い混雑だが、前には行く。

やっとの思いで明大前駅に到着するが、井の頭線のホームは一杯で最初に来た電車は乗りきれず。ようやくつぎの電車に乗り、出発してから1時間半もかけて6時半に家に到着した。しかし、渋谷駅経由で帰った人の話で渋谷駅で30分以上待たされ、なかなか改札を抜けられず、さらにホームで長く待たされたのである。これが一つ目の教訓。

もう一つ、帰宅後に屋根裏をゴソゴソと探し、スノーシューズを発見した。これはかつて札幌で雪に見舞われた際に買った優れもの。翌朝は駅までの道の雪対策を考えて革靴を袋に入れ、スノーシューズを履き、駅に向かう。靴の調子もよく、駅には普段とあまり変わらず到着。

しかし、ホームで待っているとなんとなく左側の踵がおかしい、よく見ると踵が剥がれかけている。まあ、地下鉄のホームまでもてばと渋谷駅もそのまま歩いたが、今度は急に靴の右側が軽くなる。停まって確認すると踵がない。さらに左側の踵も折れてしまう。地下鉄のホームで確認すると靴の両方の踵の部分が折れて無くなっている。やむなく革靴に履き替え、靴を見ると完全に壊れ、裏のラバー部分が取れ、その下のウレタン部分が折れかかっている。

昨夜チェックした時には分からなかったが、靴裏のラバー部分や緩衝材のウレタン部分がかなり劣化していたのである。確かに前に履いたのは4年前、買ってからは10年以上経過しているのだ。たまにしか雪は降らないが、その時に活躍するグッズはちゃんと見直ししないといざという時に痛い目に遭う。

経験がものをいう体験といつまでも大丈夫と思っていると痛い目に遭う体験をすることができた大雪であった。閑話休題。

三浦〜人形町ランチグルメ

2018-01-23 05:00:43 | グルメ

いくら好きだとしても毎日、たぬき蕎麦ばかりだとやはり飽きる。今日は違う店にと歩いていると小網神社の通りを挟んで反対側、周囲にはあまり店のない場所でラーメン屋を発見。ぐるなびで調べると意外に点数が高い。

早速、入店しようと入口のメニューを見ると中華そば・辛胡麻そばに加えて『青唐辛子そば』(900円)とある。寒いこともあり、あまりよく考えず、これに決めて入店。

店の中を見ると目の前には『ダルマ焼酎』の一升瓶が並び、広島ラーメンの店と知る。入店は11時50分だったが、まだ空いていたが、5分もしないうちに4人、2人、4人と次々とお客さんがやってきて狭い店はすぐに満席、さらに外には列ができ始める。店の名前は『三浦』、比較的新しい店のようである。

5分ほど経ってやってきたのは見た目は普通のラーメン。上には炒めた青唐辛子がたっぷり載せてある。スープを一口、あっさりした醤油トンコツで微かにニンニクも香るが、最後に辛味がある。

麺の上には細もやし、青唐辛子、チャーシューが2枚が乗っていて、麺は細麺で喉越しがいい。あまり濁りのないスープで脂っこくなく、ただ、次第に青唐辛子が効いてきて辛いため口の周りが痺れてくる。小ライスが付いているが、これも食べながら、また、スープを飲み、麺を啜る。博多や尾道ほど味がきつくなく、昼飯にはちょうどいい。

他にラーメン付きで唐揚げや餃子、アジフライが付いて千円以下のお得なセットも多数、特に唐揚げが人気。混んでいる理由もよく分かる。量もちょうどいい、ご馳走さまでした。外に出てもポカポカでした。

三浦
中央区日本橋小網町13ー8
0362310842

第53回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会(2)

2018-01-22 05:00:23 | グルメ

第53回全国有名駅弁大会の続き。家に着いたのが11時半、そして12時からいよいよ駅弁の実食となった。

まずは『まるごと雲丹と本ずわいのっけめし』(函館本線小樽駅・1480円)から。キャッチフレーズの通り、北の恵みがたっぷり詰まった弁当で酢飯の上におぼろ昆布と塩昆布を敷き詰め、その上に特製だしで煮た雲丹のそぼろを散らしたもの。

雲丹はやや甘めに煮てあり、これが敷いた昆布たちといいハーモニー。カニは美味いがなくてもOKかな。冷たくても味わいがあるよく工夫された痕が感じられる。また、添えてあるピリッと辛い数の子の粕漬け、味噌漬け沢庵もいい仕事をしている。

次に『焼き夫婦あなごめし』(山陽本線広島駅・1300円)だが、めしはアナゴの出汁で炊き、甘いタレが絡めてある。

その上に二本の焼きアナゴが2本、それぞれが4つに切られて載せてあるが、甘めの飯とアナゴの香ばしさがマッチした、シンプルな駅弁。付いていないので山椒をふりかけていただく。柴漬けと広島菜の油炒めが添えてあり、アクセントとなっていた。

今回は雲丹は避けようとはしたが、やっぱり手が伸びる。駅は初の北海道と中国地方となった。


一緒に買ったイカ焼きの『デラバン』(205円)、デザートの赤福(240円)は期待通りの味、今年も十分楽しみました。ただ、もう一つは駅弁いけたかな?