我が家では庭や鉢にいわゆる薬味やハーブ的なものを植えている。昔は唐辛子やえんどう豆、枝豆なども植えていたが、収穫量が少ない為、使い勝手が良くないため、今はこうなった。今年は春にスイートバジルとパセリ、イタリアンパセリを同じプランターに植えたが、やや肥料を与えすぎたのか、特にイタリアンパセリパセリ茂りすぎてややワイルドな味に、しかし、少し買うと高いので重宝している。
また、以前からプランターに植えているのが山椒。落葉樹のため、秋になると枯れ木のようになるが、春には『木の芽』を出してくれて筍料理には活躍する。ただ、キアゲハがやってきて卵を産み付けると幼虫が葉を丸ごと食べてしまうから大変。ただ、枯れることもなく、また、翌年には木の芽を出してくれる。
一方、庭に直植えしてあるのはミョウガである。もう7〜8年前に地下茎を買ってきてそれを埋め、そのまましてあるだけだが、これも地上部分は秋には枯れるが、春には色々なところから芽を出す。最初はそれほど高くなかったが、今は高いと50cmほどにはなる。しかし、お目当のミョウガの子(花ミョウガ)はどこに出るかは分からない。ただ、最近は週に1〜2個程度は収穫できるくらいになってきて、そうめんや冷奴などの薬味として活躍している。
昨日、連れ合いが庭の水撒きをして、一つを発見。小生も近くを漁るともう一つ発見。ただ、しこたま蚊に刺されたが。そして我が家のミョウガは店に並ぶのと違い、典型的な露地物で色もピンクというより緑色で香りは我が家の方がはるかに強い。
まあ、えぐいとも言えるが、庭で収穫したミョウガでそうめんを喰らうのも中々風流である。まあ、大袈裟にいうと我が家の夏の風物詩かもしれない。