運転免許証の書き換えにはいつも苦労させられる。7月生まれのため、常に暑い時にこのイベントは回ってくる。幸いゴールド免許証のため、免許証の更新をやっている場所も多く、時間も最短なのだが、前回の記憶が飛んでしまっているために間違いを起こしやすい。
歳のせいか思い込みも激しくなってきて、前回は最寄りのS警察署で書き換えたのだが、日曜日もやっていると勝手に思い込み、我が家を8時前に出て警察署に到着。0830受付に間に合わせ、玄関に並ぶも誰もいない。よく見ると日曜日はやっていないと書いてある。一応と思い、警察署受付で聞くと交通課の婦人警官から『免許証の書き換えを日曜日にやっているのは運転免許試験場のみです。警察署では今まで日曜日に書き換えをやったことはありません。』と言い切られてしまう。
やむなく車を運転して府中運転免許試験場に行くが、今度は並んでいる人の数に圧倒、しかも列は全く動かない。太陽はジリジリと照り付け、30分待ったが暑さに耐えきれず、諦めて帰宅した。
色々と調べたところ、更新に行くなら平日の神田運転免許更新センターに行くことに変更。着いたのが1140、古ぼけたビルの上にあり、まずは申請書を書き、更新料3000円を支払い、目の検査。
列には2人しか並んでいない。無事終えてから次は写真、これも2人しか並んでいない。撮り終え、違うフロアに移動。すると1200からの研修に間に合う。
研修室は30人ほどの定員だが、半分程度。ベテランの交通安全会の講師が簡単に最近のトピックを話し(自転車のヘルメットなど)、すぐにビデオスタート。全体でちょうど30分が経過したところで終了、もちろん、交通事故のシーンは目に焼きついたが。
するとすぐに免許証交付、ただ、この場合も引換券の番号のみで名前は呼ばない。さらに本籍は特殊な機械を通さないと見えず、また、西暦も併記されていた。随分と変わっている。
全て終わったのが1235、つまりこの建物に入って55分で完結したのである。まずは初めからここで書き換えなかったことを後悔。ただ、5年後は高齢者講習の受講が必要となるのでこんなに簡単には終わらないのだが。
運転免許証更新はかなりスムースに変わっている。昭和50年代に初めて免許証をもらった時は係員が怖く、目の検査ではやり直しと言われ、びびった頃が嘘のようである。