hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

あれから1ヶ月、阪神の変身〜阪神ファンの戯言

2020-07-31 05:00:00 | 阪神タイガース
阪神タイガースは不思議なチームである。前回の7月1日のブログを書いた時は勝ち方がわからないほど酷い状態で浮上のきっかけさえなかった。しかし、7月4日のマツダスタジアムの広島戦で3日が流れたのを受け、阪神が先発を岩貞に変えたのに対し、広島は大瀬良をスライドさせて失敗、初回から点を取った。さらに5日の試合も西はあまり良くなかったが、ボーアの満塁Hなどで打ち勝ち、チーム初の連勝、またカード勝ち越しを記録した。

せっかくのいい雰囲気の中、6〜8日まで雨天のため、試合は中止。私は正直嫌な予感がした。しかし、9日の甲子園初試合はガルシアが頑張り、ボーアの2ランで辛勝。それ以降、横浜、ヤクルト、中日と5カード連続勝ち越し。広島戦こそ1勝1敗1分だったが次の中日に敵地で勝ち越しとなっている。
この軌跡を見ると横浜戦以降の5カードは全て初戦は勝利、しかし、2戦目は1勝1分3敗なのである。そして昨日のヤクルト(神宮)も同じように初戦は取って2戦目は負けている。

一方、強くなった原因は今更書いてもしょうがないが、以前のブログで挙げた5つのポイント、①先発が西・青柳・秋山以外はダメ→ガルシア・岩貞・藤浪のそれなりの復調、②中継ぎの崩壊→岩崎は故障したが、若い望月、馬場、伊藤和や外国人ガンケル、スアレスなどの活躍。

③外国人の打撃の不振→ボーア、サンズの活躍、④近本、福留の不振→近本もようやく少し活躍をする場面も出てきたし、福留も肝心なところでしっかり活躍できている。⑤キャッチャーが固定できない→梅野で固定、バッティングも好調。と全てではないが、かなり好転し始めてきたことが大きいだろう。

今後であるが、ある程度の故障者や不調な選手が出るのはやむを得ない。既に故障者もマルテ、糸原、岩崎などそれなりに出ている。ただ、これを大山、北條、望月が埋めることができている。連戦が続く中、ベテランをいかにうまく休ませるか、先発が不足した時に誰で埋めるかがポイントだろう。

オールスター戦もその中休みもなく、また、雨で中止になった試合も多いため、今後の日程は苦しいが、行けるまでは行く、チャレンジャーとして頑張って貰いたい。

ときわ台駅

2020-07-30 05:00:00 | 鉄道

『鉄道シリーズ』その258。今回は東武東上線ときわ台駅を訪問。そこにはまさにレトロ感溢れる駅舎がある。現在の北口駅舎は2018年5月にリニューアルされたものだが、1935年の開業当時のデザインを出来る限り精密に再現したもので青色スペイン瓦の三角屋根や大谷石の壁面を残し、薄緑に塗装された建物は風情がある。さらに駅名板も特製である。

ときわ台駅は1935年に武蔵常盤駅として開業、1951年に現在の名前に改称している。



今回のリニューアルにあたり、駅舎の大谷石の壁を使い、『武蔵常盤小径』と名付けてこの街の成り立ちを写真などを使い説明するミニ資料館的なものが作られた。最初の写真は開業当時の駅舎である。なるほどリニューアル後にそっくりである。



次に東武鉄道により分譲を開始した1931年から行われた常盤台住宅地について説明されている。当時、東急が田園調布や日吉を開発したように駅を中心に放射状に広がる住宅地。



その特徴は楕円形の周遊道路が作られた。当時としてはモダンな郊外型住宅地であり、太平洋戦争前の短かった平和な時が彷彿される。



さらに帝都幼稚園や斯波家住宅などの紹介、散歩マップなどもある。ときわ台駅前には楕円形のロータリーがあり、その中には今は大きくなった木木が公園のように立つ。



可愛らしい時計台や花壇も美しく、他の東上線の駅とは一線を画している。リニューアルにより作られたレトロ駅だが、その美しさは一見する価値はある。






Le Bon Vivant(再訪)〜吉祥寺グルメ

2020-07-29 05:00:00 | グルメ
気がつくと誕生日になっていた。二十代くらいまでは誕生日もそれなりに楽しかったが、もうこの歳になるとそれこそあと何回あるかなどと考えてしまう。つまらないから飯でも食いにと吉祥寺にある『Le Bon Vivant』老舗フレンチを予約した。

予約の電話でシェフが1人のためコース3種類しかないと言われたが、たまにはコースもいいなと、承諾。さらに『記念日かお誕生日ですか?』と明るく聞かれたが、『まあ、そんなものだけど気にしないで』と伝えた。

店は大正通りから曲がってすぐ、途中に先日閉店した葡萄屋の前を通り、寂しくなる。店は少しレイアウトが変わっていてソーシャルディスタンスをとっている。
コースを決めてアペリティフは珍しくスパーリングワイン。爽やかで喉越しがいい。先客は1組、テーブルセットの様子では後1組は来るみたいだ。



アミューズはフランに甘海老のソースをかけた温かいもの。甘海老の味がしっかり効いている。

冷たい前菜はサラダ仕立て。カンパチと焼きなす、トレビスに生姜を効かせたゴマソースがかかっている。カンパチも新鮮だが、焼きなすの香ばしさとトレビスの苦さがよく合う。

ここでパンが登場。自家製のオリーブ入りのフォッカッチャ、ワインとくるみのパンなどいずれもこれだけでワインのつまみに十分な味である。

温かい前菜は小さな自家製のサルシッチャ、これにマンゴーで作ったチャツネとマッシュドポテト。甘みと塩辛さがうまくマッチしてワインが進みすぎる。

サマートリフを効かせた新潟産のコーンスープ。冷たさに驚き、サマートリフの鼻に抜ける香りに思わず声をあげそうになる。



忘れていたが、ワインはコートデュローヌ、軽いが旨味がある。

魚料理は穴子のベニエ。カリカリに揚げた穴子、煮た大根、和風ソースは青のりが効かせてある。食感のギャップを上手く使った逸品、もちろん旨い。

肉料理は鴨の赤ワインソース、オレンジ添え。定番だが、添えてある玉ねぎとオレンジが鴨に寄り添っている。パンも完食して満腹。

デザートはソルベと桃の盛り合わせだったが、特筆すべきは手前に添えてあるジャスミンティーのソルベ、これは絶品。桃と共に食べると思わず微笑んでしまう。コーヒーを飲みながら余韻を楽しむ。

コースで食べるのは初めてだったが、よく工夫されていて十分満足。いつものオーナーの軽妙なメニュー説明がなかったのが心残りではあったが。また、伺いたいお店である。ご馳走さまでした。

Le Bon Vivant(ル・ボン・ビボン)
武蔵野市吉祥寺本町2ー14ー5
0422212936

深大寺に久しぶりに参拝

2020-07-28 05:00:00 | 日記

4連休もコロナ感染者増加に加え、毎日必ず1回は雨が降る天候ということもあり、別に小池都知事の言うことを励行する気はそれほどないが、結果的にstay homeとなってしまっている。1日くらいはと今日は久しぶりに深大寺に行くことにした。

深大寺では本来ならば3月に特別開帳をすることになっていたが、コロナ禍のため、10月に延期されてしまった。鬼太郎茶屋や蕎麦屋が立ち並ぶ参道を歩く。雨が降ったり止んだりしているため、人出も少ない。



山門をくぐり、本堂にまずお参りする。鐘楼の先にはムクロジの木、羽つきの黒い球はこの実から作るが沢山ついている。前には植木屋さんが100年前に奉納した植木の燭台が残されている。



次に元三大師堂に向かおうとすると小さな小屋ができている。そばに行くと天然記念物オオムラサキが飼育されていて蝶の姿を探すと天井にへばりついていた。



元三大師堂には比較的人が多く、祈祷を待っている。お参りの後に御朱印を貰おうとするが、コロナ対策で帳面には書いて貰えず、やむなく書いてあるものを頂く。釈迦堂の白鳳仏の参拝もやっていなかった。



最後に開山堂にお参りしようと階段をのぼる。また、雨が降ってきたが、石塀には大きなカタツムリがのんびり歩いている。彼は雨がありがたいのだろう、よく見ると隣にはミミズ、彼らには良い年のようである。



階段の上には開山堂、代々の住職の墓のさらに上に作られていて、ここの仏様は拝むことができた。気温は高くはなく、楽ではあるが猛烈な雨が降り始めたので這々の体で駐車場に戻った。

大師茶屋(再訪)〜深大寺ランチグルメ

2020-07-27 05:00:00 | グルメ
深大寺の蕎麦屋は組合加盟店だけでも29店舗あるが、私が行ったことがあるのは多分2店舗。殆どが『大師茶屋』という店に通っている。この店は駐車場が広く、駐めたあと蕎麦を食えば参拝もできる事もあるが、私はツユと蕎麦が好みだからよく行く。



建物の周りには昔からテラス席があり、ここはペット同伴可。店内に入ると予約席の札が置かれていてちゃんとソーシャルディスタンスにも配慮されている。



今日は車のため、蕎麦のみの注文。私はいつもの温かいたぬきそば(800円)、連れ合いは大ざる(950円)といつも決まっている。12時というのにお客の入りは7割程度。

すぐに蕎麦は運ばれてきてまずはたぬきそばから頂く。自家製の揚げ玉が乗り、七味をかけて頂くが、かけそばの割にちゃんとコシがある。ツユは甘め、雨で気温が低い事もあり温かい蕎麦が旨い。

途中で連れ合いと蕎麦を交換。ざるそばはもちろん手打ちでやや太めの蕎麦はコシが強く旨い。ああ、深大寺蕎麦を食べにきたなと実感。店内には民芸品が飾ってあり、まさに田舎の茶屋のイメージ。



お土産で無料の揚げ玉が無かったのは寂しいが5か月ぶりの深大寺蕎麦を堪能できた。ご馳走さまでした。因みにここの茶トラの看板ネコは不在でした。

大師茶屋
調布市深大寺元町5ー9ー10
0424825407

紅葉葵(モミジアオイ)開花

2020-07-26 05:00:00 | 日記
今年の梅雨は中々開けない。しかし、植物は暦をずらして咲くことは少ない。今年の夏に咲く花の歳時記は紫陽花→ドクダミ→ヤマボウシ→ユリ→キキョウと書いてきたが、ついにご近所の紅葉葵(モミジアオイ)の花が開花した。

モミジアオイはアオイ科の多年草で北アメリカ原産。背の高さは1.5〜2mになる。毎年同じ植木鉢に植えているが、秋になると地上部分は枯れて、根元から切り落とし冬を越える。4月頃には元の根元から芽が出始め、スルスルと伸びていく。茎は木のような材質で結構硬くなり、7月後半から8月にかけて蕾を付けて、5枚の花弁を星形に開かせ、直径15cmほどのスカーレット色の花を咲かせる。合着した雌蕊と雄蕊はハイビスカスによく似ている。

しかし、花は1日しか持たず、しぼむとしばらくしてポトリと落ちてしまう。名前の由来は面白く、花はアオイのような花を付け、葉は紅葉のような切れ込みがあることからこれを合体させて『モミジアオイ』となった。

まさに真夏の青空に似合う花なのだが、今年は曇りや雨の中に咲いているのである。花も人間も晴天が恋しくなってきている。もちろん、梅雨明けすればまたあの35℃の地獄のような暑さがまっているのであるが。

(我が家のモミジアオイ)↓

もう少し花が咲くには時間がありそうです。



ひるがお(再訪)〜人形町ランチグルメ

2020-07-25 05:00:00 | グルメ


ラーメンの名店『せたが屋』のランチ専門塩ラーメンの店として発足した『ひるがお』、しかし、人形町の店は昼夜関わらず塩ラーメンを楽しむことができる。

うどん・そばに飽きて、しかもさっぱりとしたランチが食べたい時に私はよく利用している。今日は梅雨寒で気温が低いため、この店の白湯ラーメンを食べようと訪問。メニューは券売機の前でしばし悩んで『白湯炙りチャーシュー麺』(税込1110円)と贅沢してしまう。

カウンターはアクリルの仕切り板が設置され、しかも出来るだけ1人おきにする感染対策も十分。最近はどのラーメン屋に行っても『一蘭』のシステムがアフターコロナの常識のようである。

席に座り、7、8分でラーメン登場。乗っていのは大振りの炙りチャーシューが5枚、まずは1枚、香ばしく流石に自慢するだけあって美味い。さらにトッピングはデフォルトであおさ、メンマなどが乗っているが、いずれも丁寧な仕事がよくわかる。

スープは鶏のコクはあるものの、それでいて塩中心のあっさりとした仕上がりである。麺もストレートの細麺で喉越しもよく、しかもスープによく絡む。しっかりと満腹になり、十分満足、ご馳走様でした。





ひるがお
中央区日本橋人形町3ー6ー7
0336696117


上野駅とお茶の水駅にもスタンプを押印に行く

2020-07-24 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その257。秋葉原駅でスタンプを押した後、上野駅に向かう。上野駅もやはり出口がたくさんある。中央改札、公園改札、不忍改札、入谷改札、さらにこれが立体的で中央口は1階だが、残りの3つは3階とかなりややこしい。



中央口にあたりをつけて行くと入谷口を出たところにあると言われ、3階まで直通エスカレーターを探してようやく押印終了。
上野駅は『野』の字にパンダの顔を付けた可愛らしいデザインである。

因みに以前のスタンプはパンダはおらず、代わりに西郷隆盛像、アメ横、駅舎が描かれたオーソドクスなものであった。



もう一駅と山手線、中央線を乗り継いでお茶の水駅に。改札は2つあるが、大きい方のお茶の水橋口に行くと改札口前にスタンプ台。こちらは『茶』の字に聖橋がデザインされている。

以前のスタンプは『湯島聖堂とニコライ堂』と大きくデザインが変わったのである。

スタンプ帳の発売を待って78駅の押印を目指すことにしたい。注意点は大きな駅は改札口が多く、スタンプは必ず改札口外にあるのでちゃんと場所を確認してから下車すること。そうでないと時間ロスは必至である。


秋葉原駅のスタンプ

2020-07-23 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その256。新しいスタンプを東京駅で押した後、秋葉原駅に向かうことにした。ここもDJ印をかつて押したことがある駅である。DJ印には『神田明神と万世橋』が描かれている反面、電気街などの図案は全くないのである。

秋葉原駅も改札口が電気街口、中央口、昭和通り口、アトレ口と4つあり、間違えると大回りしなくてはならない複雑な駅の構造になっている。中央口でスタンプ台の場所を聞くとここを出てすぐのところにあるとのこと。確かに改札口を出て正面にある。

17年前のスタンプには『万世橋とITの街秋葉原』とやや古いキャッチが付いている。

しかし、新しいスタンプは『葉』の字を図案にして万世橋を思わせる橋が描かれていた。

また秋葉原駅には専用の台紙が置いてあり、これにも押印できたのである。(以下、次回)


スマトラ〜新橋ランチグルメ

2020-07-22 05:00:00 | グルメ


かつて駅の周辺などにカレーハウスというカレーを気軽に食べさせる店が数多くあった。しかし、近年はココイチや日乃屋、C&Cなどのチェーン店の台頭や駅の改良工事などで数は減ってきた気がする。チェーン店はカツなどの具材で付加価値を付けているが、未だに単品商売している店が新橋にある。

店の名前は『スマトラ』、駅からは3分程度だが、やや細い道沿いにある。私はここからほど近い所に10年程度勤めていたので忙しくて昼飯を食べ損ねた時に良く利用していた。今回行くのは10年ぶりである。店に入るとまず『お客さん、傘は後ろの傘立てに』と注意される。真ん中に厨房を大きく取り、楕円形のカウンターが周りを囲む。カレーは1種類、普通盛りが550円、大盛りは700円のみ。あとはサラダや生卵、ラッキョくらいしかない。

お冷やを持って来てくれ、私が『普通盛り』というとすぐにさらにジャーからご飯をよそい、カレーを掛けて出してくれる。この間1分、早いのが魅力である。カレーを出してくれるタイミングで『ラッキョ』というとラッキョを小皿に出してすぐに持ってきてくれる。19席あるが、1人で十分対応。

出てきたカレーに薬味の福神漬、シソの実漬、紅生姜、沢庵を適当に取れるが私は福神漬のみ。すぐにまず一口、あまりドロッとしていないルーは適度な辛味、典型的なポークカレーだが、なかなかこの味は出せない。スプーンが勝手に動き、一口また一口とリズム良く食べてしまう。
大盛りはご飯にルーは別盛り、掛けると溢れるからだが、中には普通盛りを2杯食べる人もいる。

調べてみると創業は1943年、元は高級洋食店だったが火事で焼け、1973年に今のスタイルとなったらしい。私がよくきた頃から味もスタイルも同じ。今日も高いなあと思いつつ50円のラッキョを頼んでしまうのも変わらない。やはり、美味しいカレーはありがたい。ご馳走さまでした。

スマトラ
港区新橋1ー16ー10
0335013826