このところ連日の忘年会のせいか、和食の割合が増えてくる。そのため、いつもの日本橋で何か違う味と探したのがシンガポールチキンライス。ここにもそんな店があったんだと気付いたのは三越のお隣、日本橋三井タワーのB1である。
他にもうどん屋、ハンバーガー、ステーキなどいろいろな店が集まっている。シンガポール料理専門店だけあって、ちゃんと店内にはマーライオンがいて、タイガービールの生も飲めるのである。
カウンターに座り、当然『海南鶏飯(ハイナンチーファン)』(980円)をお願いする。鶏は「揚げ」か「蒸し」かどちらを選択するかで悩んだが、今回は揚げにしてみる。
注文後5分くらいでチキンライスは到着。この店はライスは茶碗によそってあるタイプ。まずは揚げ鶏をそのまま一口、カリカリでうまい。
ソースはブラック(醤油やたまりを濃くしたような味)、チリ(甘くないチリソース)、ジンジャー(生姜中心のソース)の3種類。いずれも旨いが難点はブラックとチリはソースがの量が少なすぎる。
大根サラダに移るが、これは普通の和風ドレ。次に揚げ鶏にソースを絡めてライスに乗せて食べるが、さすがに旨い。さらにジャスミンや鶏スープ、ニンニクなどの味がついたライスは単独で食べてもすごく旨い。生姜を乗せてブラックソースを絡めたり、チリソースにしたり、きゅうりやトマトも合間に食べ、スープを飲み、あっという間にご飯が減っていく。
ソースがこの量ならあっさりとした蒸しタイプよりこってりとした揚げタイプの方がいいかもしれない。シンガポール大使館御用達だけあって美味さが違い、日本人にも人気満点であった。ご馳走さまでした。まあ、今年も昼に夜に色々と食べ歩きましたが、来年はどうなるやら。
シンガポール海南鶏飯
中央区日本橋室町2ー1ー1日本橋三井タワーB1
05055714739