天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

最近見た映画・8~11本目

2013年02月15日 | 映画感想
「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」8本目

試写会で鑑賞。1937年に実際に起こったヒンデンブルグ号の爆発炎上事故を元に、「実はあの事故の裏にはこんなドラマがあったんですよ」
的な政治ドラマだったりサスペンスちっくだったり、ヒューマンだったりラブだったりいろいろ盛り込んだスペクタクルな感じの小品。
あ、やべぇいきなり「小品」って書いちゃった。だって「巨編」って書いたらまるっきりウソだし。アヒャヒャ
まーそんな訳でザックリ言うと「タイタニックの廉価版」だな。何だか到る所ムリヤリな展開がてんこ盛りでイラッと来る。
ただ、そんな安っぽい作りなのにクライマックスのヒンデンブルグ爆発炎上シーンはなかなかの迫力。まーコレだけ見るのに金払う価値はないけどw


「ムーンライズ・キングダム」9本目

ウェス・アンダーソン監督作品。この監督さんの最大ヒット作は「ザ・ロイヤルテネンバウムズ」じゃないかな?自分結構好きな作品でしたわ。
さてそんな「小さく映画通を気取るヤツら好みの踏み絵作品」的な本作なんですが(←もーこの書き方からしていやらしいったらないなw)
まあこの独特の世界観を面白いと取るか否か、なんだろうなと。自分は正直それ程面白いとは思わなかった。今作も小道具や音楽や部屋の内装とか
色々アンダーソンらしい色が出ていて好感持てるけど、ザックリ言うと田舎の島でちょっと病んでる系の不思議君と不思議ちゃんが駆け落ちをするという
騒動を見せてるんだけなんだな…まーほんわかしてて悪くないんだけどね。でも面白いとか心に残る、みたいなタイプじゃないよなーって。
個人的には予告編見てエドワード・ノートン目当てだったんだけどね。でもブルース・ウィリスが案外良かったよw


「ゴーストライダー2」10本目

ニコたん(ニコラス・ケイジの事。決してニコール・キッドマンの事ではない)主演のアメコミシリーズ第二弾。
てかコレ本国アメリカではウケたって事か?まさか続編作られると思わなかったわー。大誤算だなー。だって一作目、日本じゃ全く売れなかったぜ?^^;
そんな訳で当然だけどニコたん好きの自分としては前作がクソだったからといって(ヲイ)本作を見逃す訳には行かないでしょうよと。
前作が「どうしてゴーストライダーになったのか」という部分にスポットが当たっていたが、本作はそこんとこは映画冒頭でニコたんがザックリ語り
いよいよゴーストライダーとしての本分が…というか、まあ悪魔と契約しちゃった事を大後悔しているゴーストライダー君の苦悩と活躍をふんだんに
盛り込んだアメコミ系スペクタクルになっている訳で。どーでもいいですわ。ニコたんファンなら見る価値あるかな。それ以外の需要は~…^^;


「世界にひとつのプレイブック」11本目

またしても試写会で鑑賞。最近試写会応募復活したよちょっとだけね!
オスカー賞レースに乗ってかなり評判のいい作品で、予告編見てなかなか面白そうだなーと思って期待していた作品ですが…
いい話なんだけど、これは本当に個人的な事なんだけど「心病んでるちゃん系」の話って根本的に苦手だったりする。
あまり書きたくないんだけどちょこっとトラウマがあるんだよな「躁うつ系」の事で。だから主人公達がパニくったり騒ぎを起こす度に
胸の辺りがモヤモヤして、映画として冷静に見れなくなってしまうというのか。だから正直冷静に本作が評価出来ないかなーと。
個人的に主人公パットが元妻からティファニーちゃんにシフトする過程を(心情的に)もう少し丁寧に描いてくれればなーと思った。
デ・ニーロが相変わらず上手い。助演男優賞ノミニーされてたよね?上手いんだけど賞取る程かなー?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする