天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】アメイジング・スパイダーマン2/テルマエ・ロマエⅡ【20~21作目】

2014年05月01日 | 映画感想
インフル騒動やら何やらで丸2週間以上映画観れなかったからぷち久し振りの映画鑑賞になりました。
せっかくの映画DAYなので、頑張って2本観て来たよーっと!
まだまだ観たい映画溜まってるんだけどね…明日も観に行っちゃうか!?^^;

尚、本日のレビュー(特にスパイダーマン)は、はっきり書かないまでも思いっきりオチバレしてますので未鑑賞の方は絶賛スルー推奨です。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「アメイジング・スパイダーマン2」

サム・ライミ版じゃなくて「アメイジング」が頭に付いてるから間違えないでね!のスパイダーマンシリーズ2作目。
前作高校生だったピーター・パーカーとグウェンちゃん(可愛い♪)が高校を卒業する所から本作は始まります。
優等生のグウェンちゃん(本当に可愛い♪)はどうやら主席卒業らしくて生徒総代スピーチをしています。本当に可愛いです♪(しつこい)

ところでピーター君とラブッラブな2人ですが、前作のラストでグウェンちゃんのパパから「娘を危険に晒したくないからもう娘に近付かないと約束してくれ」
と言われて、これがグウェンパパの今わの際の言葉となってしまいます。
このパパの言葉がピーター君の心の枷となり、映画冒頭で二人は別れる事になってしまうのですよ!更には成績優秀だったグウェンちゃん(めっちゃ可愛い♪)は
何とオックスフォード大学留学選考試験に合格、心の距離だけでなく体の距離までNY-ロンドンと離れてしまう事が決定してしまいました。

さてこの恋愛騒動と並行してクリーチャー騒動も勃発します。しかも次回作への繋ぎの関係で2発(エレクトロとグリーン・ゴブリン)クリーチャーネタぶっ込んで来てます。
そのせいか少々このくだりは慌ただしさと言うか説明不足に感じずにはいられません。
ちなみに今回のメインクリーチャーはジェイミー・フォックスが演じたエレクトロですが、前半は自分に自信が持てなくて友達も少ない、少々妄想癖のあるオタク青年な
キャラクターをお上手に演じられているのですが、エレクトロ化した後はほぼジェイミー臭がなくなってしまうので単なる化け物仕様ですねw
グリーン・ゴブリンに関してはまだ本作ではクリーチャー化までは行ってないのですが、その前振りだけはガッツリされています。こちらの流れに結構時間が
割かれているので個人的には「スパイダーマン×エレクトロ」の対決シーンが思ったよりアッサリとカタが付いたな…という印象を持ったのですが。^^;

さて、そんな訳で盤石なアクションシーンも粛々とこなし、後はグウェンちゃんとチチクリ合って大団円を迎えるだけだな…と鼻くそほじりながら(ほじってねーけどw)
最後のアクションシーンを観ていたら…まー想像もしてなかったトンデモ展開が待っていてもう本当に本当にびっくらコキましただよ!!
映画館で思わず「うそやん…」ってクチに出して言ってしまった(ハッ!となったけどアチコチで声上げてる人がいたからまー許されるでしょうよw)
ピーター・パーカー君より私の方が茫然自失になったっちゅーの!どーすんだよこれから!!次回からどーなるのコレ?まさか本作で終わりじゃないでしょ!?
まさかの「男祭りなアメコミヒーロー」になるのか?おもんないわそんなもんっ!^^;



「テルマエ・ロマエⅡ」

大人気同名タイトルコミックの映画化・Part.2
前作は確か試写会で観たような?概ね面白かったけどクライマックスの「オンドル」は日本の風呂と違うだろ、とツッコミ入れた記憶があるんですが。
さてそんな訳で盤石な2作目ですよ。本作はブルガリアにオープンセット組んでロケったそーで、映像も通常の邦画レベルとは一味も二味も違います!
映像いいねぇ~♪自分一応イタリアは何度か行ってるからコロッセオや古代ローマ遺跡の雰囲気とか空気感は少しは分かってるつもりなのよーん♪

そんな訳で本作。前作と風呂のオーダーが違うだけで後の流れは全く同じw
まー後はコロッセオでのグラディエーター達の戦いが結構取り上げられてましたね。当時の古代ローマ人の2大娯楽がこの「グラディエーター対決とお風呂」ですし。
3大娯楽にすると上2つに「馬車レース」ってのが加わるんですが、まあ本作では取り上げられてないのでグラディエーターに話絞ります。
戦争をしない平和なローマ帝国にしたいというハドリアヌス帝の思惑に反し、元老院のジジイ達は戦争してどんどん領地拡大させて世界征服をするべきだと考えて
コロッセオでのグラディエーター対決をどんどん過激にどんどん残酷にする事で民衆を戦争に駆り立てようとします。
ところで新人グラディエーター役を琴欧州さんが演じられているのは直ぐ観て分かったんですが、あの最強グラディエーター役、曙さんだったんですね!
映画観てて全く気付かなかったし。コスチュームのせいなの?何だか顔付き随分変わったような気がしたんだけど。^^;

ハドリアヌス帝と同様に平和なローマを求めるテルマエ技師のリシウスは「お風呂で心もぽっかぽか計画(命名・私)」を推進するべくハドリアヌス帝のオーダーに
応えようと悩みながらまたしても現代日本と古代ローマを行き来する、というお話。
ギャグネタも細かく入れて来て安定感ありますね。何度も声上げて笑ったわ。松島トモ子さんがクマに噛まれてるシーンなんて多分40代以上じゃないとイミフなのでは?w
ま~でも口さがない方は「マンネリ」とか「ワンパターン」って言いそうな展開だけどそもそもお笑いなんて大昔から大体パターン決まってますもんね。
それがイヤならコメディ観に来るな、ってトコロですわw

ところでケイオニウスは瀕死の状態(でも劇中では死ぬ所までは行かなかった)、そしてリシウスも後3ヶ月の命(劇中での史実によると)という所で
本作は終わっている訳ですが…コレ、もしまた大ヒットしたら更に続編作っちゃうんでしょうかね?お風呂ネタもそろそろ底が付きそうな気がしますが^^;
まーでもさ、冷静に考えてタイムスリップネタだったら何もそのまま時間軸が進まなくてもいいもんね。もっと昔からタイムスリップ出来るようになっただとか
現代人の方がリシウスが生きてる頃にタイムスリップして行ってもいい訳だし。どーとでもなりそうな気はするね。

そんな訳でー、本作観るとローマじゃなくて何故か草津温泉の方に行きたくなりますわねw
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする