先週月曜から風邪引いて微熱をずーっと繰り返してるんだけど、咳風邪だったらしくとにかく咳が止まらない。
その内喉が痛くなって来て咳込むとやたら痰が絡むなーと思って(゜д゜)、ペッてしたら…痰じゃなくて膿だった(すんごい緑色だった。ヒー!)
「こりゃあかん」と思って慌てて喘息の主治医の所に行ったんだけど、まあ風邪なんて対症療法しかありませんもんね。
でも喘息の吸入薬がかーなーりー強いステロイドに逆戻り。はあああああ(溜息)
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「マレフィセント」
ディズニーの名作アニメ「眠れぬ森の美女」の悪役魔女「マレフィセント」の視点で描いたマレフィセントが主人公の物語。
主演はアンジェリーナ・ジョリー。またアンジーが子供の頃に観たアニメのマレフィセントによー似てますがなw
オーロラ姫役をあのダコタ・ファニングちゃんの実妹エル・ファニングちゃん。エルちゃんは1998年生まれでオーロラ姫と同じリアル16歳。
そーだよ眠れぬ森の美女って、オーロラ姫が16歳の誕生日に糸車の針に指を刺して永遠の眠りに着くという魔法掛けられたんだよね。
…エルちゃんが「オーロラ姫にしちゃー顔がおぼこ過ぎないか?」と思ってたんだけど、そーじゃなくてアニメのオーロラ姫が16歳にしちゃー老け顔だったんだなw
ロクに調べてもいないから単なる推測だけど、今までマレフィセントの生い立ちや横顔に触れた物語って作られてなかったよね?
本作は完全にオリジナルストーリーだと思うのですが…この物語を先に観てしまうともう眠れぬ森の美女を心穏やかに見る事が出来なくなるかもしれません^^;
まずマレフィセントのキャラが眠れぬ森の美女とは明らかに違う。そもそもオーロラ姫の誕生日に永遠の眠りの魔法を掛けたのも
「自分だけお祝いに呼んでもらえなかったから」ではなく「オーロラ姫の父親に恋愛で裏切られたから復讐の為」というのがまるで子供向けじゃない。
そもそもオーロラ姫のオトーチャンが物凄い邪悪過ぎて引く。かなり引く。これではオーロラ姫が呪いの魔法を掛けられたとしても大して同情も出来ない。
もっと凄いのは本作は完全な「ANOTHER STORY」と割り切っているようで、ネタの出元の「眠れぬ森の美女」に話がリンクしていかない。
ちょっとまどろっこしい書き方しましたが、要するにクライマックス以降(オーロラ姫が永遠の眠りに着いてから)の結末が全く違ったものになっている。
…コレはいいのか?自分はてっきり本作は「何故眠れぬ森の美女は永遠の眠りに着く事になったのか」というSIDE STORYだとばかり思っていたので
この結末にはかなり衝撃的でしたね。
正直言うと、ここまで改変する必要があったのか?と思ってしまう。オーロラ姫が眠りに着いた後はディズニーアニメ版の王子のキスで問題なかったような気がするが。
まあでも本作は「眠れぬ森の美女のSIDE STORY」ではなく「眠れぬ森の美女にインスパイアされて創作した全く別のお話」という事であればとてもよく出来ていると思う。
映像も物凄くキレイ。マレフィセントの国の妖精さん達のいる池の幻想的な事と行ったら溜息モノですね♪
そして「実はとってもいい人」補正の掛かったマレフィセントはなかなかなツンデレっぷりで観ていてちょっとほのぼのしてしまいますw
夜中にオーロラ姫の寝所に忍び込んで必死で「あの魔法はやっぱなかった事にしてー!」ってやってる姿はツンデレ好きにはかなりのご馳走じゃないかと^^
それからサイドキャラでカラスがいい味出してました。マレフィセントがカラスを人だったりドラゴンだったり狼だったり色んな生き物に魔法で変えるんだけど…
いやまてよ、そこまでの魔法が使えるのにどうしてマレフィセントは鉄の鎖網にひっかかっただけであんなにヘタレになっちゃうんだろ???
ま、色々ツッコミどころはありますが(苦笑)、本作「大人向けファンタジー」として非常に良く出来ていると思います。はい。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
トム・クルーズ主演…よりも、本作が日本のライトノベルズの原作をハリウッドが映画化した、という事にまず驚く。
私はラノベには全く興味がないので本作の事もまーったく知らなかったが、どうやらラノベ界では相当なヒット作で後にコミック化もされているとか。
話の舞台は未来の地球。エイリアンが地球を乗っ取ろうとして来て地球防衛軍は必死で防衛している状態なんだけど、何故か軍の広報から最前線に送られてしまった
主人公のケイジ(トムちん)はある出来事がきっかけで「死ぬとある時点までリセットされて目覚める」という特殊な能力を身に付けてしまう。
ただし時間はリセットされるけれどそれまでに培った能力はそのまま引き継いでいるので、戦場で死んではリセットされ死んではリセットされを繰り返して行く内に
どんどん強くなっていく訳ですね。よーするにRPGゲームでキャラを育てる為に何度も何度も難敵と戦わせては全滅させるのと同じよーな事です。
それで、何度も死んでる内にケイジはある女性・リタに目を留める。何やら自分と同じ匂いのするリタに何度めかに生き返った時に接触してみると
果たしてリタもかつてリセットされる能力を持っていた事が判明。但し現在はその能力がなくなったとか。何でも輸血するとその能力が消えるらしい。
…もうね、世界観が思いっきりゲームっぽい。
ゲームっぽいんだけど、ぶっちゃけコレが相当面白いんだな。やっぱこーいうSFモノって日本で作っちゃダメ。ハリウッドの巨額を投じてナンボだなーって実感する。
映像の迫力もさることながら、脚本が実によく書けてるわ。死んでリセット・死んでリセットを繰り返すって事は全く同じシーンを延々繰り返す訳だけど
それを何度目か繰り返しながら観客が飽きないバランスで色んなイベントを放り込んで来て、イベントが起こる事で何度目かの同じシーンが逆に生きる。
このループシーンが本当に上手い事作られてるなーと。実際にその回数観た訳じゃないのは当然だけど、でも観ているとケイジ達がもうこの戦いを何百回も繰り返している
という事が観ているコチラもちゃんと納得出来る。
あと、当然だけどトムちん×女子の組み合わせなんだからLOVEい要素も盛り込んで来るだろうと想像する訳ですが、何しろリタの方はループしない人になっているので
毎回ケイジとは初見なので恋愛感情なんて持ち合わせてない訳ですよ。だからケイジだけが微妙にリタに肩入れしている訳ですね。
こういうほんのり微妙~に中二っぽい淡い恋愛感情みたいなのって日本的だよなーってw
コレがハリウッド原作系だったらガッツリエローいシーン盛り込んじゃうでしょ。本作はそーいうのありませんからとっても潔いです^^
輸血さえしなければコチラだって無敵なんだから…と思ってると、お約束通りトムちんもクライマックス直前で瀕死の怪我を負った際に勝手に輸血されてしまう。
最後の戦いに挑む直前に遂に不死身ではなくなってしまったトムちん達は果たしてどうやってラスボスに立ち向かうのか?!
ってなー、やーこりゃー面白いわー。最近トムちんの作品マンネリっていうかあんまり自分の心にヒットしなかったんだけど、本作は思わぬ拾い物だったなーって感じ♪
その内喉が痛くなって来て咳込むとやたら痰が絡むなーと思って(゜д゜)、ペッてしたら…痰じゃなくて膿だった(すんごい緑色だった。ヒー!)
「こりゃあかん」と思って慌てて喘息の主治医の所に行ったんだけど、まあ風邪なんて対症療法しかありませんもんね。
でも喘息の吸入薬がかーなーりー強いステロイドに逆戻り。はあああああ(溜息)
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「マレフィセント」
ディズニーの名作アニメ「眠れぬ森の美女」の悪役魔女「マレフィセント」の視点で描いたマレフィセントが主人公の物語。
主演はアンジェリーナ・ジョリー。またアンジーが子供の頃に観たアニメのマレフィセントによー似てますがなw
オーロラ姫役をあのダコタ・ファニングちゃんの実妹エル・ファニングちゃん。エルちゃんは1998年生まれでオーロラ姫と同じリアル16歳。
そーだよ眠れぬ森の美女って、オーロラ姫が16歳の誕生日に糸車の針に指を刺して永遠の眠りに着くという魔法掛けられたんだよね。
…エルちゃんが「オーロラ姫にしちゃー顔がおぼこ過ぎないか?」と思ってたんだけど、そーじゃなくてアニメのオーロラ姫が16歳にしちゃー老け顔だったんだなw
ロクに調べてもいないから単なる推測だけど、今までマレフィセントの生い立ちや横顔に触れた物語って作られてなかったよね?
本作は完全にオリジナルストーリーだと思うのですが…この物語を先に観てしまうともう眠れぬ森の美女を心穏やかに見る事が出来なくなるかもしれません^^;
まずマレフィセントのキャラが眠れぬ森の美女とは明らかに違う。そもそもオーロラ姫の誕生日に永遠の眠りの魔法を掛けたのも
「自分だけお祝いに呼んでもらえなかったから」ではなく「オーロラ姫の父親に恋愛で裏切られたから復讐の為」というのがまるで子供向けじゃない。
そもそもオーロラ姫のオトーチャンが物凄い邪悪過ぎて引く。かなり引く。これではオーロラ姫が呪いの魔法を掛けられたとしても大して同情も出来ない。
もっと凄いのは本作は完全な「ANOTHER STORY」と割り切っているようで、ネタの出元の「眠れぬ森の美女」に話がリンクしていかない。
ちょっとまどろっこしい書き方しましたが、要するにクライマックス以降(オーロラ姫が永遠の眠りに着いてから)の結末が全く違ったものになっている。
…コレはいいのか?自分はてっきり本作は「何故眠れぬ森の美女は永遠の眠りに着く事になったのか」というSIDE STORYだとばかり思っていたので
この結末にはかなり衝撃的でしたね。
正直言うと、ここまで改変する必要があったのか?と思ってしまう。オーロラ姫が眠りに着いた後はディズニーアニメ版の王子のキスで問題なかったような気がするが。
まあでも本作は「眠れぬ森の美女のSIDE STORY」ではなく「眠れぬ森の美女にインスパイアされて創作した全く別のお話」という事であればとてもよく出来ていると思う。
映像も物凄くキレイ。マレフィセントの国の妖精さん達のいる池の幻想的な事と行ったら溜息モノですね♪
そして「実はとってもいい人」補正の掛かったマレフィセントはなかなかなツンデレっぷりで観ていてちょっとほのぼのしてしまいますw
夜中にオーロラ姫の寝所に忍び込んで必死で「あの魔法はやっぱなかった事にしてー!」ってやってる姿はツンデレ好きにはかなりのご馳走じゃないかと^^
それからサイドキャラでカラスがいい味出してました。マレフィセントがカラスを人だったりドラゴンだったり狼だったり色んな生き物に魔法で変えるんだけど…
いやまてよ、そこまでの魔法が使えるのにどうしてマレフィセントは鉄の鎖網にひっかかっただけであんなにヘタレになっちゃうんだろ???
ま、色々ツッコミどころはありますが(苦笑)、本作「大人向けファンタジー」として非常に良く出来ていると思います。はい。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
トム・クルーズ主演…よりも、本作が日本のライトノベルズの原作をハリウッドが映画化した、という事にまず驚く。
私はラノベには全く興味がないので本作の事もまーったく知らなかったが、どうやらラノベ界では相当なヒット作で後にコミック化もされているとか。
話の舞台は未来の地球。エイリアンが地球を乗っ取ろうとして来て地球防衛軍は必死で防衛している状態なんだけど、何故か軍の広報から最前線に送られてしまった
主人公のケイジ(トムちん)はある出来事がきっかけで「死ぬとある時点までリセットされて目覚める」という特殊な能力を身に付けてしまう。
ただし時間はリセットされるけれどそれまでに培った能力はそのまま引き継いでいるので、戦場で死んではリセットされ死んではリセットされを繰り返して行く内に
どんどん強くなっていく訳ですね。よーするにRPGゲームでキャラを育てる為に何度も何度も難敵と戦わせては全滅させるのと同じよーな事です。
それで、何度も死んでる内にケイジはある女性・リタに目を留める。何やら自分と同じ匂いのするリタに何度めかに生き返った時に接触してみると
果たしてリタもかつてリセットされる能力を持っていた事が判明。但し現在はその能力がなくなったとか。何でも輸血するとその能力が消えるらしい。
…もうね、世界観が思いっきりゲームっぽい。
ゲームっぽいんだけど、ぶっちゃけコレが相当面白いんだな。やっぱこーいうSFモノって日本で作っちゃダメ。ハリウッドの巨額を投じてナンボだなーって実感する。
映像の迫力もさることながら、脚本が実によく書けてるわ。死んでリセット・死んでリセットを繰り返すって事は全く同じシーンを延々繰り返す訳だけど
それを何度目か繰り返しながら観客が飽きないバランスで色んなイベントを放り込んで来て、イベントが起こる事で何度目かの同じシーンが逆に生きる。
このループシーンが本当に上手い事作られてるなーと。実際にその回数観た訳じゃないのは当然だけど、でも観ているとケイジ達がもうこの戦いを何百回も繰り返している
という事が観ているコチラもちゃんと納得出来る。
あと、当然だけどトムちん×女子の組み合わせなんだからLOVEい要素も盛り込んで来るだろうと想像する訳ですが、何しろリタの方はループしない人になっているので
毎回ケイジとは初見なので恋愛感情なんて持ち合わせてない訳ですよ。だからケイジだけが微妙にリタに肩入れしている訳ですね。
こういうほんのり微妙~に中二っぽい淡い恋愛感情みたいなのって日本的だよなーってw
コレがハリウッド原作系だったらガッツリエローいシーン盛り込んじゃうでしょ。本作はそーいうのありませんからとっても潔いです^^
輸血さえしなければコチラだって無敵なんだから…と思ってると、お約束通りトムちんもクライマックス直前で瀕死の怪我を負った際に勝手に輸血されてしまう。
最後の戦いに挑む直前に遂に不死身ではなくなってしまったトムちん達は果たしてどうやってラスボスに立ち向かうのか?!
ってなー、やーこりゃー面白いわー。最近トムちんの作品マンネリっていうかあんまり自分の心にヒットしなかったんだけど、本作は思わぬ拾い物だったなーって感じ♪