天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「トップガン マーヴェリック」@35作目

2022年06月01日 | 映画感想
「トップガン マーヴェリック」

トム・クルーズが最もトム・クルーズらしい(と個人的に思ってる)作品の続編。完全に続編だという噂だったので一応アマプラで前作おさらいしてから鑑賞。
あ、前作のレビュー書いてないけど…まあ、本作と内容は同じなので(←違っw)本作のレビューさえ書いておけば問題ないだろうと^^;

あらすじ
マーヴェリック(トム・クルーズ)は、かつて自身も厳しい訓練に挑んだアメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称「トップガン」に教官として戻ってくる。父親と親友を空で失った過去を持つ彼の型破りな指導に、訓練生たちは反発する。彼らの中には、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースター(マイルズ・テラー)もいた。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ずね、いきなり「Danger Zone」だよ!もうこの曲が掛かっただけでバブル世代は全員漏れなく心拍数が上がるw
て言うかさー、なんで今頃になってトップガンの続編なんだろーなーってちょっと不思議だったんだけど、このコロナ禍で手っ取り早くお金稼ぎたかったんだろーなーって。
どーゆー事かと言うとですね、前にも何度かネタにした事あると思うんだけど…全世界的に多分一番時間も金も持ってる層がこの「トップガン」をリアルタイムで楽しんでいたバブル世代なんですよね。まあ「バブル」だったのは当時の日本だけですが、なんつっても日本はハリウッドの大顧客様。映画の興収は日本がアメリカの次ですから日本人が喜ぶコンテンツは漏れなくハリウッドも反応する訳です。

それを確信したのはペニーが買い取ったバーにトムちんが入った時。
その時店内に流れていた曲が…なんとなんとデヴィッド・ボウイの「Let's Dance」と来たもんだ!(爆笑)
「ヲイヲイ何処の世界線の2022年だよ!流石にLet's Danceはねーだろーって!w」って笑っちゃったんだけど、その後も80年代オンパレード。嗚呼コレは舞台こそ「あれから30年」とか言ってるけど間違いなくバブル世代の皆さんが一番輝いていた(そしてトムちんも輝いていた)80年代のあの頃にタイムワープさせようという趣向なのですね!と。
今の若者なんて相手にしたって金にならねぇ。そうだバブル世代に響くコンテンツ作ればお金ジャンジャン落としてくれるぞ!…というのがスケスケに透けてて草^^;

そんな訳でトムちんはいつまで経ってもヤンチャでカッコイイ!!
相変わらず「ほぼノースタント」を謳ってるトムちん、今回もゴリッゴリに身体張ってて本当に凄いです!彼の役者根性には本当に惚れる!
でも本作は若手の奴らも相当ゴリゴリに頑張ってた。もう何もかもが80年代アメリカンなんだけど、ムダに鍛え上げたゴリマッチョな身体を惜しげも無くどいつもこいつも晒けまくってビーチでアメフトとかさーそんな事でチームの連帯感作るとかねーわ流石にイマドキの小僧達にこんなんやらせて盛り上がる訳ねーだろーってw
スマホは持ってるけど誰もSNSにグチったりしてないの。時代は無人爆撃機とドローンが当たり前だけどあくまでも有人飛行機で9G10Gの世界目指すのっ!(わーい)

そして親友の息子との確執。仲間同士の小競り合い。かつての宿敵との邂逅。美女とのロマンス。嗚呼、何もかもが完璧に美しい…!

80年代のヤツを現代の映像技術で十二分に蘇らせている体なのでとにかく迫力が段違いでカッコイイったらない。
「ならず者国家」って言う名前のロシアの某施設を(コラコラ)吹っ飛ばしに行くってのがミッションなんだけど、もうね…どんどんくれるよ美味しいシーン!訓練中からワクドキだったけど本ちゃんのミッションも期待通り、いや期待以上のネタてんこ盛り!中盤までにバラバラと見せていた色んなネタや前作からオマージュ的伏線回収があれよあれよと繰り広げられて、それが何もかも完璧にカッコイイんだからもう心拍数が上がり過ぎて心筋梗塞起こしたらどうしようかと心配になっちゃうレベル!^^;

ふー。久し振りに「アメリカンな映画観たったー!」って心の底から楽しめたなー。
そして…本作のプロモで久し振りに来日したトムちんが「来年も再来年もまた来るヨ」って言ってたんだけど(芸能ニュースで見たわ)、それの意味が1つ分かったわ。
本作の予告編で「ミッション・インポッシブル」の新作を来年公開するって特報出た!わーいわーい!マーヴェリックも好きだけどイーサン・ハントも大好きだよー♪^^
コメント
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