「マスカレード・ナイト」
東野圭吾氏著、木村拓哉さん+長澤まさみさんW主演のミステリーシリーズ第二弾。
前にも書いたと思うけど、ここ10年位東野圭吾氏の原作小説は読まなくなりました。彼の作品はほとんど実写映画化されるので本好きと映画好き天秤に掛けて映画優先したw
(勿論映画観て面白かった、気になった作品は鑑賞後に本買って改めて読むようにしてますよ!💦)
※本作は犯人捜しミステリーなので以降を読むと犯人の目星が簡単に付く可能性が高いです。未見の方は以降絶賛スルー推奨します!
あらすじ
ある日、警察に匿名の密告状が届く。それはホテル・コルテシア東京で大みそかに開催されるカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”に、数日前に起きた殺人事件の犯人が現れるというものだった。パーティー当日、捜査のため再びフロントクラークとしてホテルに潜入した刑事・新田浩介(木村拓哉)は、優秀なホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)の協力を得て任務に当たる。しかし、500人の招待客は全員仮装し顔を仮面で隠しており、二人は殺人犯の特定に苦戦する。(Yahoo!Movieから丸パク)
今回も大物役者を惜しみなくバンバン登場させて観客を翻弄させるスタイル。
とりあえず映画冒頭キムタクが中村アンさんと2人ですんごいカッコいいタンゴを踊ってて(中村アンさんのダンスの美しさに目がクラクラする!)何やら色っぽくなりそーでならなさそーな会話が繰り広げられるので「うほほ!この後この2人どう絡むの~♪」と思ってたらこのシーンだけだった。そーだよこのシリーズ小ネタ祭りだったわ(滝汗
ただ、このシーンでの会話が後のクライマックスシーンで生きて来るので…まあコレも本シリーズの特徴か。余り意味のなさそうなカットや会話シーン(に見せかけていてちゃんと観客に印象に残るように演出されている)が犯人への糸口だったりクライマックスのオチの伏線だったりするパターンね。
まあコレは文章で読ませる推理小説でも王道のやり方なので…流石「新本格派の旗手」と呼ばれて久しい東野圭吾氏作品の映画化だけはあるな、と思わされます。
という訳で次から次へとコンセルジュとなった山岸の元に無理難題が持ち込まれたり、いかにも怪しい動きをしている客の裏取りをしたりと忙しくエピソードが流れて行きつつも時間が刻一刻と迫ってクライマックスの「マスカレード・ナイト」に向かって行く訳ですが…今回色々モヤモヤしたかなー。あー前作もモヤったっけ?^^;
とりあえず本作最大の「モヤモヤ」は種明かしがあった後も犯人像が自分の中でしっくり来なかった、という事でしょうか(苦笑)
何と言うのか…先ず「コレは犯行動機としてどーなのよ?」と思ったかな。彼女達を積極的に殺害する動機として何か納得いかないと言うのか。
自分達を救ってくれなかった警察組織に復讐をしたい(一泡吹かせたい)、という思いからだったとしても何の関係もない女性達に手を掛けますかね?なんかな…
それと付随している事柄なんだけど…犯人の生育環境や性癖(でいいのよね?)等の情報も後から取って付けたように観客に提示されるので「え?え、ちょっと待って」って感じで若干観客が置いてきぼり食らったような気持ちになるのもちょっとなー、と。
後、真犯人は警察の捜査を攪乱される為にわざわざトラップ(となるキャラクター)を仕掛けているんだけど、ここまでする必要ってあるのかな?と。
若干ムダと言うか…あーでも警察の目(人員)を他に向けさせている間に自分が自由に動き回れるようになって犯行を完遂させようとした、という事だったならまあ存在意義はあったのか。それにしても余りにもトラップ役の方が挙動不審過ぎてスクリーンで観てるコッチには全くトラップにもなってなかった訳ですが(苦笑)
と、まあなんだ文句ばっかりタラタラ書いてますが、見せ場は多くてやっぱり主役2人は華があってスクリーン映えするなぁ!と。
なんやかやでキムタクと長澤まさみさんがスクリーン出て来るとワクワクするんだよね。それを作り手もよく分かってるのか(だろうな)やたら2人の顔のアップショット多い演出だったと思うし。
脇を固める役者さん…小日向文世さんや石橋凌さん、渡部篤郎さん他、前作から続投のメンバーから石黒賢さんや沢村一樹さん他本作で登場のクセの強いキャラ等も多彩で魅力的だし明石家さんまさんの友情出演ネタとかフジテレビ系は一々芸が細かいわねw
という訳で、原作を読まなくてもちゃんと楽しめる…でも出来れば実写映画版の前作「マスカレード・ホテル」は事前に観ておいてからの鑑賞の方が楽しいだろうと思います。
そう言えば前作はラストで2人がグラスワインを傾けて食事をするシーンで終わっていましたよね?
ああだからなのか…今回は「次回の食事の予約」をして話が終わります。そして次回は更に「2人がまた食事をする」シーンから始まる、という予告という事でしょうか?
コレはなかなか粋な演出だと思います。本シリーズを大切に育てたいという監督さんの心意気を感じました。
東野圭吾氏著、木村拓哉さん+長澤まさみさんW主演のミステリーシリーズ第二弾。
前にも書いたと思うけど、ここ10年位東野圭吾氏の原作小説は読まなくなりました。彼の作品はほとんど実写映画化されるので本好きと映画好き天秤に掛けて映画優先したw
(勿論映画観て面白かった、気になった作品は鑑賞後に本買って改めて読むようにしてますよ!💦)
※本作は犯人捜しミステリーなので以降を読むと犯人の目星が簡単に付く可能性が高いです。未見の方は以降絶賛スルー推奨します!
あらすじ
ある日、警察に匿名の密告状が届く。それはホテル・コルテシア東京で大みそかに開催されるカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”に、数日前に起きた殺人事件の犯人が現れるというものだった。パーティー当日、捜査のため再びフロントクラークとしてホテルに潜入した刑事・新田浩介(木村拓哉)は、優秀なホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)の協力を得て任務に当たる。しかし、500人の招待客は全員仮装し顔を仮面で隠しており、二人は殺人犯の特定に苦戦する。(Yahoo!Movieから丸パク)
今回も大物役者を惜しみなくバンバン登場させて観客を翻弄させるスタイル。
とりあえず映画冒頭キムタクが中村アンさんと2人ですんごいカッコいいタンゴを踊ってて(中村アンさんのダンスの美しさに目がクラクラする!)何やら色っぽくなりそーでならなさそーな会話が繰り広げられるので「うほほ!この後この2人どう絡むの~♪」と思ってたらこのシーンだけだった。そーだよこのシリーズ小ネタ祭りだったわ(滝汗
ただ、このシーンでの会話が後のクライマックスシーンで生きて来るので…まあコレも本シリーズの特徴か。余り意味のなさそうなカットや会話シーン(に見せかけていてちゃんと観客に印象に残るように演出されている)が犯人への糸口だったりクライマックスのオチの伏線だったりするパターンね。
まあコレは文章で読ませる推理小説でも王道のやり方なので…流石「新本格派の旗手」と呼ばれて久しい東野圭吾氏作品の映画化だけはあるな、と思わされます。
という訳で次から次へとコンセルジュとなった山岸の元に無理難題が持ち込まれたり、いかにも怪しい動きをしている客の裏取りをしたりと忙しくエピソードが流れて行きつつも時間が刻一刻と迫ってクライマックスの「マスカレード・ナイト」に向かって行く訳ですが…今回色々モヤモヤしたかなー。あー前作もモヤったっけ?^^;
とりあえず本作最大の「モヤモヤ」は種明かしがあった後も犯人像が自分の中でしっくり来なかった、という事でしょうか(苦笑)
何と言うのか…先ず「コレは犯行動機としてどーなのよ?」と思ったかな。彼女達を積極的に殺害する動機として何か納得いかないと言うのか。
自分達を救ってくれなかった警察組織に復讐をしたい(一泡吹かせたい)、という思いからだったとしても何の関係もない女性達に手を掛けますかね?なんかな…
それと付随している事柄なんだけど…犯人の生育環境や性癖(でいいのよね?)等の情報も後から取って付けたように観客に提示されるので「え?え、ちょっと待って」って感じで若干観客が置いてきぼり食らったような気持ちになるのもちょっとなー、と。
後、真犯人は警察の捜査を攪乱される為にわざわざトラップ(となるキャラクター)を仕掛けているんだけど、ここまでする必要ってあるのかな?と。
若干ムダと言うか…あーでも警察の目(人員)を他に向けさせている間に自分が自由に動き回れるようになって犯行を完遂させようとした、という事だったならまあ存在意義はあったのか。それにしても余りにもトラップ役の方が挙動不審過ぎてスクリーンで観てるコッチには全くトラップにもなってなかった訳ですが(苦笑)
と、まあなんだ文句ばっかりタラタラ書いてますが、見せ場は多くてやっぱり主役2人は華があってスクリーン映えするなぁ!と。
なんやかやでキムタクと長澤まさみさんがスクリーン出て来るとワクワクするんだよね。それを作り手もよく分かってるのか(だろうな)やたら2人の顔のアップショット多い演出だったと思うし。
脇を固める役者さん…小日向文世さんや石橋凌さん、渡部篤郎さん他、前作から続投のメンバーから石黒賢さんや沢村一樹さん他本作で登場のクセの強いキャラ等も多彩で魅力的だし明石家さんまさんの友情出演ネタとかフジテレビ系は一々芸が細かいわねw
という訳で、原作を読まなくてもちゃんと楽しめる…でも出来れば実写映画版の前作「マスカレード・ホテル」は事前に観ておいてからの鑑賞の方が楽しいだろうと思います。
そう言えば前作はラストで2人がグラスワインを傾けて食事をするシーンで終わっていましたよね?
ああだからなのか…今回は「次回の食事の予約」をして話が終わります。そして次回は更に「2人がまた食事をする」シーンから始まる、という予告という事でしょうか?
コレはなかなか粋な演出だと思います。本シリーズを大切に育てたいという監督さんの心意気を感じました。
前作であったり、祈りの幕…のほうが好きかな( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )
だよね、やっぱ思ったよね!?動機がどーにもしっくり来なかったわー。
犯人の性癖についても種明かし前に全くその片鱗すら見せてなかったじゃん?ちょっと唐突過ぎひん?と思ったし。
犯行動機云々に関しては確かに前作の方がまだ納得出来たかな。
なんでも「サイコパスだからしゃーない」みたいなやっつけな理由で片付けないで欲しいようん^^;