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YouTube: ばかっこいい2012 (酒田光陵 創設祭)
2011年バージョンはこちら。
今年は新規採用者もいることですし、学校事務職員にも若手がふえてきたので、本気をだして年末調整を考えてみましょう。といってもこむずかしい理屈をかますと誰も読んでくれそうもないので(わたしもボロが出そうだし)シンプルにいきます。
年末調整とはつまり「年末」に「調整」するわけだけれど、いったい何を?
答はもちろん税金。わたしたちの給料からは、毎月毎月税金が差し引かれていますが(源泉徴収)、その額は、まあこれくらいの金をもらっていて、扶養の人数がこれくらいの人はだいたいこのくらい引いとくかな、という感じでわりとアバウトに決定されています。
そこで、最後の給料が支給される年末に、その人の一年の収入が確定するわけだから、見合った税金の額(年税額)に調整してしまおうというわけ。
これはまことに便利なシステムで、本来はみんなが確定申告をすべきところを会社(わたしたちの場合は山形県)に代行させているのです。おかげで日本のサラリーマンは誰も税金のことをまじめに考えない(消費税をのぞく)。
“調整”だから12月に税金が返ってくることもあれば、むしろ多く徴収されることもある。でも、たいがいの人は返ってきます(還付)。それはなぜかというと、
・生命保険や損害保険をかけている人
・ある条件をみたした時期に、条件をみたした家を建てるために借金した人
などは税金がお安くなるから。なぜかといえば、それは要するに国策。税金をお安くするかわりに、保険をかけたり借金をしろと誘導しているのです。
国の福祉が不十分だから自分で保険負担をしなさい、景気が悪くて仕方がないから借金をしてでも家を建てなさい……みもふたもない言い方をすればそういうこと。さあ、それではがんばって国から税金を取り戻すために“調整”しましょう。
例によってみなさんにやってもらうのは
◆去年記入した平成24年分扶養控除申告書の内容をチェックする。
◆平成24年分保険料控除申告書を記入する(証明書を忘れずに)。
◆住宅ローンがある人は、住宅借入金控除申告書を記入する。
◆平成25年分扶養控除申告書を記入する。
などですが、いちばんめんどくさい保険料控除申告がちょっと今年は変わっています。
というのも、生命保険料控除の「一般の生命保険料」「個人年金保険料」にくわえて「介護医療保険料」が新設されたのです。さっきの考え方でいえば、介護について自分で用意しておきなさいよと国が誘導しているのでしょう。
それだけでなく、「一般の生命保険料」と「個人年金保険料」についても、平成24年1月1日以降に契約したか、前に契約したかで「新」と「旧」に分かれ……ああめんどくさい。
しかしよーく証明書をみてください。ちゃんと分類が書いてあるはずです。だって、保険会社にとって税金の控除になるというのは大きなセールスポイント。どれだけ懇切丁寧に記載しても罰は当たりません。こりゃわかんねーと思ったら迷わず事務室へ。○島の場合はすぐに電話を!
11月26日(月)まで、事務室にお願いします。
今日は、酒田光陵高校の文化祭で披露された「ばかっこいい」動画を紹介しましょう。校内の人気投票でダントツの1位だったとか。確かに、ばかっこいい。どや顔を必死で我慢しているのが笑えます。期せずして新設校の校内案内になっているあたりもいい。
2013年年末調整号につづく。