第一戦はこちら。
日本シリーズ初登板の日本一のピッチャー田中と、マエケンに投げ勝ってCSのMVPになった菅野の投げ合い。キャッチフレーズとしてはこうだろうし、二人とも確かに好投したが、凡戦の印象はぬぐえない。
ミスの連発は仕方がないとしよう。坂本(同級生対決の気合いの入らないこと)の守備も、一塁塁審のジャッジも、枡田の走塁も、なにかに取りつかれたようだったので。しかしどこか熱のない試合だったような気がする。
テレ朝のアナが
「このあたりから田中の配球が変わってきたような気がしますが、いかがですか」
解説は古田と工藤という鉄壁の布陣。でもふたりとも空気が読めるので口ごもる。そんなもん中盤だからちょっと田中も気を抜いてるに決まってるじゃないですか(笑)
ただ、6回裏の楽天の攻撃。一死一、二塁で一塁ランナーのジョーンズを牽制で刺した巨人のトリッキーなプレイは面白かった。あれは秦とか橋上が用意したんだろうな。ジョーンズの帰塁が遅い傾向があることを見抜いて。
田中と投げ合うことで菅野が成長することは確かだろうからそれも良しとしよう。にしても巨人の貧打は相変わらず。この分だと仙台に帰ってくることになりそうだ。期待したロペスは田中のスプリットに全然対応できなかったようだ。うーん。
画像は(凡戦とは関係なく)ふてているウチの猫です。
第3戦につづく。