10 CC - "I'm Not In Love" - HQ Audio )))
PART1はこちら。
公選法違反:尾花沢市議選買収 鈴木氏が議員辞職 「多大な迷惑かけた」 /山形
毎日新聞 2015年10月14日 地方版
7月12日投開票の尾花沢市議選を巡り、公職選挙法違反(買収・事前運動)の罪に問われた市議で前議長の鈴木敏正被告(70)=同市上町1=が13日、同市議会を訪れ菅野修一議長(64)に議員辞職願を提出し、受理された。これまでに同市議会が2度にわたり、議員辞職勧告決議を全会一致で可決したが、ようやく応じた形となった。
鈴木氏は午前8時過ぎに市議会を訪れ、菅野議長に辞職届を提出し「市議会に対し、多大な迷惑をかけ、信頼を失墜させたことを本当に申し訳なく思っている。自分の犯した罪に対して反省し、裁判の判決に対しては反論、控訴はしないつもり」と話した。菅野議長は「一日千秋の気持ちで辞職願の提出を待っていた。早々に辞職勧告決議に応えてほしかったがほっとしている。残された議員で議会の信頼回復に取り組んでいきたい」と述べた。
同市選管によると、公選法の規定により、投開票日から3カ月以内に死亡や辞職で欠員が出た場合、法定得票数を得た次点候補の有路豊治氏(73)が繰り上げ当選となる。しかし、鈴木氏は13日に辞職願を提出したため、議会は当面定数1減の15人となる。辞職願を提出する前に、鈴木氏は毎日新聞の取材に「(次点候補は)いろいろと問題がある。当選すると議会が混乱する」と話しており、有路氏の繰り上げ当選を阻止した格好となった。
鈴木氏は8月の逮捕以降、「体調不良」を理由に市議会を欠席しており、議員報酬は「返納して当然」と全額を返納する考え。同市議会事務局によると、今月14日の山形地裁判決を受けて鈴木氏の有罪が確定した場合、公選法で市議選の当選が無効となる。同市では過去の事例や判例に伴い、鈴木氏の任期だった今年7月23日から10月13日までの報酬約94万円の返還を求めるという。【藤井達也】
……この事件は、他にもさまざまに語られている。
・買収された6人のうち、鈴木被告に投票していない人もいた
・むしろ罪悪感のために(投票の)声掛けができなくなった
・毎回毎回買収に訪れるものだから、地元では4年に1回やってくる“オリンピックのような人”と呼ばれていた
・二度にわたって辞職勧告決議が全会一致で可決しているにもかかわらず、辞職しなかった理由を当初は明らかにしていなかった
→その理由が記事のようなものだったわけだ。整理してみよう。
・尾花沢市議会議員選挙は7月12日に投開票が行われた
・公職選挙法の規定によれば、投票日から3ヶ月以内に欠員が出た場合には次点候補が繰り上げ当選する。
・したがって10月12日まで、鈴木被告はなんとしても辞職するわけにはいかなかった
・ひるがえって10月14日の公判で有罪が確定すれば、彼の当選自体が無効となる。つまり、辞職ではなくなる。
だから、空白の一日とも言うべき10月13日に辞職願を出したと。
……………………ふざけんじゃねーぞ!
わたしは記事を読み込んで呆然とした。この男は、報酬を返納するだの控訴はしないなどと殊勝なことを並べてはいるけれど、実は反省などしていない。本当の意味で反省していたら、一刻も早く辞職するのが当然なのに、“次点候補には問題がある”などとほざいて居座っている。問題があるのはあんたでしょうや。
鈴木敏正という男のなかに巣食っている、議会を私物のようにとらえる考え方こそ、若者を政治から遠ざけている最大の要因だろう。まず、わたしはこの人に訊いてみたいのだ。いったいどうして政治家になったんですかと。最初から票を金で買うようなことで、政治家としていったい何がしたかったんですか。
本日も10ccで「アイム・ノット・イン・ラブ」驚異の重ね録り。ぼくはきみのことを愛してなんかいないよ、とくり返すラブソング。ほんとに素直じゃない人たち。
間奏に入る「大きい子は泣かないの」という女性の声を利用したのが、あの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でした。続篇ではどんな曲を使ってくれるのかしら。