事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2018年6月号PART2 邪悪。 Symphony N° 25 de Mozart en Sol mineur, K. 183 conduit par Karl Böhm

2018-07-02 | ニュース

Symphony N° 25 de Mozart en Sol mineur, K. 183 conduit par Karl Böhm (Philharmonique Vienne)

PART1「養護教諭」はこちら

もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします
ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおします
これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか あそぶってあほみたいなことやめるので もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいぜったいやくそくします

……もちろんこれは目黒で行われた船戸結愛ちゃんへの虐待の過程でつづられたものだ。気が遠くなる。両親が彼女にどのような言葉を投げつけていたか、はっきりと浮き出ている。

しかも、この両親は彼女にダイエットの記録をつけろと命じていたのだ。

はあ?

その結果、結愛ちゃんの体重は12.2キロに……。

わたしにはどうしても想像がつかない。母親が再婚した男に遠慮しながら加虐に走る例はこれまでもあった。しかし新しい父親(でなど絶対にないが)の、この気が遠くなるようないじめ体質はどうしたことだろう。

収監されると、幼児への加虐を行った人間は激しくいたぶられる。それは、犯罪者のなかでも最低だからだ。だから黙秘に転じたのか?その意味でも最低。

画像をあげるにしのびない。ということで申しわけないけど本日の1曲は御大に登場願おう。カール・ベームによるモーツァルトの交響曲第25番。これくらいじゃないとこの邪悪さに立ち向かえない。

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ほりぃ散歩Vol.16 柴又

2018-07-02 | まち歩き

Vol.15「スカイツリーふたたび。」はこちら

押上から柴又に向かう。なぜかと言えば、いっしょに行った5人のなかで、いちばん若いのが行きたいと主張したからだ。もちろん寅さんのファン。

駅前にはいきなり寅さんとさくらの像。

「左足にさわると縁起がいいんですよー」

駅前のおねえちゃんの口上は、さすがに寅さんの街だ。

っていうかびっくり。街全体が寅さんのテーマパークになってる!

ま、全体と言っても駅から帝釈天までって、驚くほど近い。

「帝釈天で産湯をつかい……」

あ、このお水か!

初期の寅さんで実際にロケが行われた団子屋とかもあって、うん、気持ちいい。過度な観光地になっていないのは、まじめな山田洋次に遠慮したからでしょうか(笑)

 

お蕎麦屋で生ビール。たくさんの寅さんポスターが貼ってある。

「おれにとっての寅さん最高傑作は『寅次郎夕焼け小焼け』だな」

「異論があります!浅丘ルリ子が出てないと」

「ああ、そういえばこの『ハイビスカスの花』で、寅次郎はリリーに『いっしょになるか?』って言ったんだよな」

「でしょ!やっぱり最高傑作はこれでしょ!」

柴又で山形県人が熱くなっております。っていうかマジでこの日は暑くって生ビールうまかったなあ。

最終回「上野」につづく

コメント (2)
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