事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

マイベスト2020 国内興行成績篇

2021-03-15 | 映画

世界興行成績篇はこちら

それでは国内興行成績篇を。コロナのためにほぼ半減した興行収入のなかで……

1.劇場版「鬼滅の刃」無限列車篇 東宝=アニプレックス 365億(続映中)

2.アナと雪の女王2 ディズニー 133億

3.スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ディズニー 73億

4.今日から俺は!!劇場版 東宝 53億

5.パラサイト 半地下の家族 ビターズ・エンド 47億

6.コンフィデンスマンJP プリンセス篇  東宝 38億

7.映画ドラえもん のび太の新恐竜 東宝 33億

8.TENET テネット ワーナー 27億

9.事故物件 恐い間取り 松竹 23億

10.糸 東宝 22億

圧倒的な強さを見せたのはまたしても東宝だった。きつい一年だったはずなのに、前年比90%以上の収入は確保したのである。最大の要因が「鬼滅の刃」なのは当然。なにしろ全作品の総収入のうち、20%は「鬼滅の刃」が稼いだのだ。

コロナのために劇場が開かない間隙をぬって、シネコンをフル稼働してイベント化。米メジャーがいないすきに邦画のシェアは8割近かった。

そんな事情がありつつも、「今日から俺は!」の50億越えには驚嘆。いったい二十年以上も前のヤンキー漫画をいまドラマ化し、そして劇場版まで用意するとはどんなセンスなのか……と思ったら客が殺到。福田雄一へのごほうびは「新解釈・三國志」として結実したのだろう。

もっと驚いたのは「事故物件」のヒット。亀梨和也がゲスト出演したTOKYO FMの「スナックラジオ」で、リリー・フランキーは「いやまさかこのタイトルでヒットするわけないと思ってた」と正直に。まったく、興行というのはわからないものなのでした。

次回はさすがにマイベスト2020の最終回です。


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