事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2022年差額号 年の瀬のお餅代~紙上フォローアップ研修

2022-12-26 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2022年12月号「センセイの不祥事」はこちら

さあ、本日支給されているのはいわゆる“差額”と呼ばれるものです。正確に言うと「給与改定に伴う差額」。その内容は裏面に掲載した、まじめな事務職員がつくった事務だよりを参考にしてください(不真面目な事務職員がつくっているこっちが裏面ぽいですけど)。

※他の学校の事務職員がつくった事務だよりを裏面にくっつけました。いいんだ。いいにきまってる。

あ、しかし去年に新規採用された人たちは、差額の経験がないんですね。去年はボーナスを引き下げるだけの改定だったから。それでは二年目の方々に向けて、差額とはどんなものかを解説します。

人事委員会勧告や労使交渉を経て、県議会に新しい給料額やボーナスの支給月数が提案され、12月20日の県議会最終日に可決しました。この改定は4月1日にさかのぼることが多いので、前の給料額と新しい給料額の差の4月~12月分を一気に年末に支払う……これが、差額というものです。

その支給時期から、かつては「餅代」と呼ばれていたそうです。先輩から聞きました。

給与改定の規模によって差額は大幅に変化します。たとえば、田中角栄が首相だった時代は20数パーセントにおよぶ上昇。おかげで12月のボーナスよりも差額の方が大きかったとか。その年はさぞやみんな、たくさんのお餅を食べることになったでしょう。

そんなインフレ時代に及ぶべくもない今年の改定ですが、さーて県のシステムにログインして明細書をプリントアウト……………とっ!23日16時になっても県のシステムに入れない!何があったの?いったいどうなるのかなあ。(16時38分に復旧)

本日の画像は「あのこは貴族」(2021 東京テアトル)

東京に生まれ、何不自由なく育った娘。かたや田舎に生まれ、努力して慶応に入ったけれど……このふたりを、門脇麦と水原希子が演じる。貴族が門脇麦で田舎者が水原希子というキャスティングは周到。普通は逆にするよね。


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