「王妃マルゴ 無修正版」はこちら。
倦怠期の夫婦が、帰宅する途中でヒッチハイクの若い男を乗せる。善良そうな彼は、しかし邪悪な事件の当事者だった……ありがちな設定。
途中からスピルバーグの「激突!」をそのままいただくなど、礼儀としてどうなのかなと。でもわたしはこの映画を大好きになりました。公開当時、「エマニエル夫人」で大儲けしたヘラルドに対抗し、東和が用意したのが「O嬢の物語」。主演はこの映画のコリンヌ・クレリー。ドメスティック系の配給会社が、知恵を絞っていた時代。
さて、そのクレリーの夫の役がフランコ・ネロ。いくら邪悪な犯罪者とはいえ、あのネロが相手なんだよと心配するのは年寄りの客だけなんだろうか。
ヘア無修正版とかいうけど、全篇にわたってヘア出まくり。だからむしろ修正されたバージョンを見たくなりました。すいません、嘘です。
その14「プライベートな3本」につづく。
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