原題が「大鴉」だし、「モルグ街の殺人」(世界で最初のミステリ)、「赤き死の仮面」(黒澤明が映画化しようとしていました)など、エドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)の作品を模倣した殺人が連続する。はたして犯人の目的は……
1848年のボルティモア。陰鬱な街並みと空気感がポーに似合っている。事件のほうは薄味だけれど、ポーがその当時どのような状況にいたのかが興味深い。実際に最期の5日間を彼がどのように過ごしていたかは不明らしい。にしても、あのエドガー・アラン・ポーがあんなに貧乏だったなんて!
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