第16回「信玄を怒らせるな」はこちら。
きのうは娘を送りに米沢と酒田を往復。いつもはおよそ4時間近くかかる道のりなので、BSで6時から観るのは無理だろうと覚悟。ところが、思い切って自動車道を使い倒したら2時間半で着いてしまう。ということでお酒もおつまみもちゃんと用意してテレビに向かいました。へとへとだけど。
まあ、武田信玄(阿部寛)の知略が炸裂する日に、先日まで上杉まつりが行われていた米沢に行ったのもわれながらいい感じ。
冒頭に、白うさぎのオブジェがちょっとだけ映る。信長(岡田准一)に、おれの白うさぎと侮られる“弱さ”の象徴であることがのちに語られる。
木彫りのうさぎは第1回のときも出てきたので、“幼さ”の象徴でもあるのだろう。そしてうさぎは、瀬名(有村架純)に渡される。自分の弱さと幼さを妻に、後に悲劇的なことになる妻に。こりゃ、このうさぎ絶対にまた出てくるぞ。
上杉との同盟を図った家康(松本潤)に信玄は激怒。怒涛のように、というか風林火山そのままに徳川方の城を攻め落としてくる。
家臣たちも心の中では死を覚悟している。しかし血気にはやっている人物もいる。本多忠勝(山田裕貴)である。そりゃ、「真田丸」では藤岡弘が演じた人物だからなあ。ちなみに、彼は生涯でいくさにおいてかすり傷ひとつ負わなかったとされている。でもこのドラマでは血まみれ。
「返り血じゃあ」
には笑った。
決してフランチャイズではない浜松城にこもる徳川をせせら笑うように、信玄はスルーして岡崎に向かう。どうする家康。今のうちに忠告しておくと、替えの下着はたくさん用意しておいてね。
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