静かな日常を描いて、もう長嶋有にかなう人はいない。
“今日”の連なりが日常であることをしみじみと感じさせてくれる。一日、どころか一瞬を切り取って登場人物たちの心を描いて万全。コロナによってわたしたちの生活がいかに歪められたのかを活写した傑作。
そう、わたしたちは歪められたのだ。
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