PART1「いけてない国」はこちら。
「政権発足後、記者会見数がちょうど3000回となった。おめでとうございます」
6日の会見で、ある新聞社の記者が菅官房長官に向かって。
「新聞記者」が日本アカデミー賞をとり、「 i 新聞記者ドキュメント」を見たばかりのわたしには「ああやっぱり記者クラブというのは……」とクラクラきました。
モーニングショーに厚労省がかみつくなど、この政権の特徴は川下に徹底して拘泥することだ。どうやって報じられるかにこれほどこだわる政権はない。
そのお先棒をこの人たちはかついでいるわけだ。ふうううう。いやしかし数えてたのかよ(笑)
記者会見とは記者の側が主催しているという考えがここには微塵も感じられない。情報を下げ渡していただいているわけね。官房長官はこう答えた。
「おめでとうございますって言われたの初めてですからついありがとうございますと言いそうでした(笑)私にとって会見は貴重な情報源。これからもこうした想いで続けて行きたい」
ですってよ。
本日の1本は「娼年」たいがいの人にとってこの映画は松坂桃李を見るためのものでしょうが、わたしにとっては江波杏子の遺作です。
PART3「シュガーパウダー」につづく。
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