……に直接の関係はもちろんありません。しかしすったもんだの末に実施された消費増税については、キャッシュレスがどうしたの軽減税率(どうして新聞が対象になっているのか本当に不思議)だのだけが話題になっていて、子育て関係が(少なくとも子育てと関係ない人間にとって)あまり知られていないのが現状かと。幼保無償化があったとしても。
そこで実施されたのが3才未満の子ども(2016年4月2日から2019年9月30日までに生まれた子)がいる世帯に、その子ひとり当たり25000円分のプレミアム付商品券を『購入できる権利』を付与する施策。知りませんでした。まあ、実際には25000円の商品券を20000円出して買うというシステムですから、まるで金券ショップのよう。
金券ショップの換金率は、その券の「有効期限」「使用可能範囲」によって決まるので(破損しているかどうかにも左右される)、今回が本当に“プレミアム”かは微妙なところです。
酒田市の場合で考えてみましょう。商品券が使える店でわたしが25000円消費するとしたら、川柳でワンタンメン、治郎兵衛でうなぎ、富重で岩海苔のおむすびをいただき、ト一屋で799円のスコッチを……あああ子育てにまったく関係ない。
ということで本日のあなたの受給額は0,000円です。
画像は「アド・アストラ」Ad Astra(2019 FOX)
ブラッド・ピットが、知的生命体を求めて旅立った父親(トミー・リー・ジョーンズ)を太陽系の果てまで追いかけるお話。前半は睡魔との戦いですが、後半は史上最大規模の親子の対決と……ああもうネタバレになるのでなんも言えない。
宇宙版「地獄の黙示録」というより、親子版「2001年宇宙の旅」と言った方が。ところで現在、海王星と冥王星ってどっちが遠いんでしたっけ?
2020年2月児童手当号「児童手当と公務員」につづく。
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