伊東四朗の生誕七十周年記念として秘密裡に進行した企画だとか。三谷幸喜脚本、三宅裕司演出、佐藤B作客演という座長3人が顔をそろえる豪華さは、やはり伊東四朗の人徳としか。
ストーリーは三谷お得意のなりすましもの。社長(伊東四朗)がそっくりさんにひょんなことからなりすますことになり、そこから八面六臂の活躍が……七十才に用意する脚本じゃない(笑)。妻と意見が一致したのは、伊東四朗の息子、伊東孝明がいい感じだったこと。得な役とはいえ、狂言回しとしておみごとでした。
「息子を出したいんだけどね、そういうの言うの粋じゃないでしょ?」
東の喜劇の将来を考える伊東四朗ならではの発言。山口良一について、B作が「なんでも達者にやるんだ」と嘆いていたのが笑えます。
それにしても、伊東四朗の「ニン!」は、いついかなる時でも笑えるんだよなあ。
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