厳寒篇PART2はこちら。
日々更新のブログのくせに、「この1冊」のバックナンバーをぶちこむことが目的なものだから、季節感がめちゃめちゃでごめんなさい。これは2006年3月18日のネタです。
長かった、まったく長かった冬が終わり、路面は乾燥。さあドライブの季節だぞでもスピード違反には気をつけてね、なんて思っていたというのに。
なんだあの雪は。
なんだこの吹雪は。
先日の共同実施関係の事務折衝があったのは3月13日。朝、カーテンをあけた瞬間にその雪景色に気が遠くなった。でも本番は山形からの帰り道。13号線の尾花沢のあたりで猛吹雪に出くわしてしまい、一気にスピードダウン(遊佐に帰る副部長は二度ほど“休憩”をとったそうだ)。
そして47号線では途中でなぜか渋滞が。先の方で大きなトラックが30㌔弱の速度で走行しているのが原因みたいだ。いったいどうしたんだろう……ふと気づく。こいつ、ひょっとしてもう夏タイヤに交換しちゃってるんじゃないのか!?
んもう気が早いにもほどがある。ウチの職場にもそんな困ったちゃんはいたけれど、山形には
「彼岸の中日まではタイヤ交換はしてはいけない」
という路上のルールがあるのに。
え?そんな話はきいたことがない?そりゃそうかも。これはウチの親父がわたしに命じた超ローカルルールですから(笑)。
さて、そんなパターンだったのに山形~酒田の所要時間は2時間40分。どうもおかしい。若い頃は「県庁までは3時間かかる」とざっくり考えていたのに。今はヘタをすると2時間ぐらいで着いてしまうのである(高速を使わないで)。
その主な原因は、将来東北中央道に昇格される予定で、現在無料供用中の新庄~舟形~猿羽根ラインが整備されたこと。加えて13号線の4車線化がすすみ、特に尾花沢のあたりがみんな100㌔近くを出すハイウェイ化したことだろうか。
しかしわたしにとっていちばん大きいのは、ほとんど通勤路と化したせいで「おなじみの道」になってしまい、なーんにも考えずにボーッとハンドルをにぎる時間が多くなったからかも。危ないって。
でも、いくら短く感じられるとは言っても、身体の疲れは若いころの比ではないあたりがつらいところなんだけどよ(T_T)。
画像は、わたしが若かったらこれを買ったであろうキューブ。若者らしくホイールに凝ったり高価なオーディオを入れたり……ああ青春っぽい。で、聴くのがシカゴだったりするのね(笑)。ああ中年。
次回は「リビングが路上に」