事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「どこいったん」「ちがうねん」「みつけてん」ジョン・クラッセン作 長谷川義史訳 クレヨンハウス

2020-10-05 | 本と雑誌

それぞれ

I WANT MY HAT BACK

THIS IS NOT MY HAT

WE FOUND A HAT

の邦訳。というか関西弁訳(笑)。わたしは絵本を読むという習慣がなくて、しかしまあ村上春樹が訳すということならとオールズバーグシルヴァスタインを読んだわけ。例外は京極夏彦の「いるのいないの」でしたが(笑)

あれがいいんならこっちを読みなさいと図書主任に渡されたのがクラッセンの三作。課題図書かよ

しかしこれが大当たりでした。帽子が象徴するもの、ダークでユーモラスなエンディング、そして……そうかこの順番で読まなきゃだめよというのはそういう意味だったのか。みなさんもぜひ。そしてぜひともこの順番で。


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