お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ひっくりかえる その2

2010年02月06日 | 仏教
 本願寺佐賀教堂(佐賀県庁西隣)では、毎月6,16,26日の午後1時半~
「常例法座」が開かれています。 
どなたでもお参りください

 1月26日、ウチの組(11ケ寺)のご門徒女性(各寺3名)で
午前中は、佐賀教堂の清掃奉仕
午後は「常例法座」に参詣しました。

 清掃奉仕の おみやげに、教堂から頂いた施本(小冊子)が

 谷川理宣 師 の 「私、間違っていました」百華苑

 「自分の思いで捉えていた仏教の世界」が ひっくりかえされたことが語られています。

 「念仏は死ぬ時の言葉、不吉な言葉」と念仏嫌いだった年配のご婦人に
ある方が書いて渡された言葉をご紹介です。

 「念仏は、人間を、あなたを、この世に送り出した責任を取られた言葉です。
生かしめる誓いを建てられ、あなたが今日まで生きてくるのに、何ひとつ欠けても生きていかれないはたらきが、念仏です。
 太陽から月から山から川から、草から木から、大地から水から、火から風から、衣から住から、五穀はもちろん、井戸から舟から、鳥から虫から、ミミズからクモにいたるまで、まして、あなたの身体はいうまでもなく、息の出入り空気まで、何から何まで宇宙万有一切のはたらきが念仏であります。
 この念仏は、あなた一人を中心に、一瞬も休まず夜昼はたらき通し、これが南無阿弥陀仏です。
 この念仏が嫌いなら、南無阿弥陀仏ということがいやなら、『はたらきさま』と書いておきましたから、あなたが、このはたらきが腑に落ち、腹に落ちましたら、はじめてあなたの南無阿弥陀仏となります。
 何も死ぬことは書いてありません。 生かしめる、生かそうの誓いをもって、あなたに呼び掛ける、これが『はたらき』です。
 南無阿弥陀仏というお心は、あなたの身から心まで責任を取る願いをもった仏です。それが名にまでなられた仏です。どうか、はたらきさま と読み替えて読んでください。」
 
 
コメント
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