お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

病の原因は

2010年02月12日 | 仏教
 80代のご門徒のAさん。

 ご家族が亡くなられ(浄土真宗でいうならば「ご往生され」=さとりの世界に往って仏と誕生され)

 それを機縁にお仏壇の内外をきれいにされました。

 Aさんのお仏壇には、先代(先々代?)から、ご本尊(阿弥陀如来=南無阿弥陀仏)の他に「お不動さん」(真言宗の本尊である大日如来の化身とされる不動明王)の小さな仏像が、お仏壇の引き出しに入っていたそうで、 
それをどうしたらいいか、相談を受けましたので、

 「私たち真宗門徒にとっては、ご本尊の阿弥陀さまで充分ですので、このお不動さんは、私が持ち帰って、お寺で処分いたしましょう」
と、お預かりして帰りました。

 それから1年近くが経ち
Aさんがお参りにみえて、こう仰った。

 「最近、右足がしびれて、以前のように歩けません。どうして、こんなことになったのか・・・
先祖が仏壇に持っていたお不動さんを処分したせいだと思い、まだ、お寺にあるなら、お不動さんを持って帰ろうかと思いまして・・・」

つづく・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする