お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ミサイル

2014年07月21日 | 仏教
 もし、そこに、自分の愛する人、大切な人がいる ならば、ミサイルを撃ち込んだり、爆撃したり、とてもできない と思う。

 それなのに、自分と敵対する民族だったら、自分と価値観の違う見知らぬ人々だったら、平気で攻撃してしまう。

 自分の国を守るため、自分の愛する人を守るため・・・という理由で・・・

 相手にも守りたい人、愛する人がいるというのに・・・

 そして、恨みは新たな恨みを作り、やられたら、やり返している限り、永遠に静まることがない。

 「私」は、たまたま、この時代、その民族に生まれただけのこと。
 「私」は、その逆、「敵」とみなす民族に生まれたかもしれないのに。

 奇跡の惑星に、奇跡の「人間」として生を受けた者同士が、どうして、殺し合わねばならないのか。

 人間って、素晴らしいのに、悲しい・・・

と、思うこの頃です。

   
 

 
コメント (2)
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