昨日は、叔母やご門徒さんと5名で、本願寺佐賀教堂(本願寺佐賀支店のような寺務所&お寺)の報恩講の逮夜法要:たいやほうよう・午後の法要)に参詣。
ご法話の一端をご紹介。
停電して真っ暗闇になった部屋に例えて、
真っ暗闇で歩くと、何も見えず、家具にぶつかったり、段差で転倒するかもしれない
そんな時、灯があれば、安全に歩くことができる
同じように、仏さまの光りに照らされると
苦悩が無くなるわけではないが、苦悩が単なる障害物にならない
(停電して真っ暗闇の部屋も、灯がともった部屋も、家具が有ること自体は何も変わらないけれど、家具を障害物と思うか、思わないかは私の感受の問題)
苦悩を取り除くのではなく、苦悩(障害)が邪魔にならない、仏法に出遇って、
心が転じられる人生に恵まれる・・・
とても、味わい深く「
お取り次ぎ」(法話は、私見でなく仏さまの御心をお伝えするので、取り次ぐに、丁寧語の「お」をつけて、「お取り次ぎ」と言う)をいただき、心にしみました。私は何回も、ウルウルしました。
本当に、「お聴聞」(法話を聞かせていただくこと)は、我執(思い込み)を もみほぐすマッサージであり、心のエステだと思います
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とても贅沢で仕合わせな午後を過ごさせていただきました。