親鸞聖人の「和讃」(わさん:漢文でなく和文で書かれた仏さまを讃える歌)の1首です。
弥陀の名号となえつつ
信心まことにうるひとは
億念の心つねにして
仏恩報ずるおもいあり
阿弥陀如来の名号、つまり、
「南無阿弥陀仏」を称えながら仏さまを人生の指針に生活する人は
億念の心、仏さまを常に忘れないで
仏さまに報恩感謝の思いがある
写真は大賀の蓮
仏教で蓮が重んじられるのは
澄みきった清水でなく、泥の中から一点の汚れもない美しい花が咲くから。
煩悩に満ち満ちて、泥んこで、蓮にはほど遠い私ですが報恩感謝は忘れないように生きてゆきたいと思います。