2日目は
白川郷合掌造りの真宗大谷派明善寺参拝。↑
白川郷内の合掌造りの寺として、観光ガイドブックにも掲載されるお寺ですが、
今回は、ご住職に詳しくお話いただきました。
白川郷は前回ご紹介した正蓮寺(改称後 照蓮寺・現 真宗大谷派岐阜高山教区別院)発祥の地。
明善寺さまは、白川郷歴史上では1番新しい(1750年から)真宗寺院だそうです。
白川郷から、富山県へ北上(私は富山県初めて)。
五箇山の旅館にて、伝統の「報恩講の御斎」↑
行徳寺山門↑
本堂↑
庫裏↑
午後は富山県南砺市赤尾地区にある
赤尾の道宗ゆかりの行徳寺参拝。写真↑
道宗とは、
室町時代、越前の吉崎御坊に滞在された本願寺第8代蓮如上人のもとに熱心に通い教えを受けた方。
道宗自ら念仏の聞法道場を開き、この道場が後に赤尾の行徳寺となる。
この辺りの民家は、家造りの折、隣の家の仏間(仏壇を置かれた部屋)が、隣家の水屋(台所など生活の場)と接しないようお互い配慮し、お隣の仏間が背中合わせに接するように各々間取りの配置をされたとのこと。何と!
それほど、集落一同、仏間・阿弥陀さまを家庭の中心に、大切にされてきたお話に感動いたしました。
道宗に感動された棟方志功の作品↑
行徳寺参拝後は
五箇山合掌づくりの相倉集落の念仏道場・西方道場参拝。↑
現在、民宿を経営されながら、道場を守っておられるご主人のお話を伺いました。
昔ながらの合掌造りと共に、集落民、助け合いの地、真宗の御教えを大切に守り継がれた地、有り難い感動の2日目の学びでした。