散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

閉店202

2015年07月04日 21時30分16秒 | 写真館
今日は実に日が長い。20時を過ぎても空には明るさが残っていた。



小樽からバスに乗り、西区役所前で下車。以前、くすみ書房が入っていたビルの地下にあったブックカフェが閉店になっていた。



ビルの1Fで営業しているセイコーマートで夜食を買って帰宅。


締めは49年目の

2015年07月04日 20時20分44秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽の最後は恒例のバー「A」へ。カウンターに先客が2名いたが、これから夕食ということで、出ていく所だった。ということで、マスターを一人占めにして、まずは竹鶴ピュアモルトのソーダ割りを注文。

2杯目は少しアルコールの控えめなニューヨーク。フレッシュなライムとグレナディンの甘さがピタリ。



3杯目はレディーズカクテル。電話があって10人の団体が訪れるということなので、早目にフィニッシュのカクテルを頼んだ。今日は昼から結構酔っていたので、この位にしておこうと思う。相変わらずレディーズカクテルは強力な味であった。

マスターが超人的な手さばきで、10人の客に飲み物を出す。「飲み物を作っていて、数分立つと(早く出せ)という視線を感じるんですよ。そのプレッシャーがまた楽しくてね…」というマスター。いよいよ店も来年で50周年、今年の夏はもう一回小樽に来る予定なので、また立ち寄りたい。


久しぶりのビール

2015年07月04日 18時05分33秒 | 飲み歩き・北海道内
突然、随分久しぶりにビアホール「OSNo.1」に行ってみたくなった。小樽の港あたりを散歩してから、店に到着。



店内に入ると、席は自由に座ってよいらしい。私の周りは女性5人組、一人旅らしい女性1人、何組かの夫婦らしき2人。ビールは女性人気が高いのだろうか。

私の注文はピルスナーと田舎風テリーヌ。

 

すっきりしたビールとワイルドなテリーヌ。まずまずの滑り出しだ。私の座っているカウンター席の目の前には、ビール醸造器があり、宙を天使が飛んでいる。



店員さんが店のサイズに比して大幅に足りないような気がするのだが、なんとか呼びとめてドンケルとアンコウのブイヤベース風スープを注文。

 

ドンケルは褐色のビールだが、それほど飲みづらいという訳ではなく、程よいほろ苦さ。アンコウのブイヤベースはアンコウのトロトロ部分が大量に入っているため実に熱い。かなりの食べにくさだったが、ちょっと面白い料理であった。今にして思うと、バゲットを注文すればよかったかな。



周辺にいた鳥2羽。

 

20150704ギャラリー巡り

2015年07月04日 17時00分04秒 | ART
本日はARTスペース201→さいとう→スカイホール→らいらっく→富士フイルム→道新→時計台→たぴお→大同→エッセ→小樽美術館→小樽文学館の12か所。

■時計台ギャラリー「寺崎源治遺作展」。重厚な版画展。私好みの部分がかなりあった。
「リンゴの季節(独り者)」:水色のチェックの床に黒い縁どりのリンゴが描かれている。その上には宙に浮いた帽子。
「ロープ」:ロープを描いた連作があったが、ロープは蛇であり、首つりの縄である。

■ギャラリーたぴお「KiRi BLUE」。無題の縦長の油彩作品には4層になった青のベールが描かれている。ベールが入口のようでもあり、奥に何がひそんでいるのか気になるところだ。
「think-BLUE-」:作者によるブルーの宝石コレクションである。



■大同ギャラリー「第56回北海道版画協会展」。
金沢一彦「トルワルセンの天体瞑想」:メルヘンの香りを漂わせつつも、亀が大地をささえる地球儀を描くなど、どこかに独特の個性がひそんでいる。
ナカムラアリ「命想・未知の胚B」「同R」:Bはブルー、Rはレッドを表したもの。生命感を感じる作品。
石川亨信「46」:花を散らした流麗な書のような作品。

■小樽美術館「小樽運河・いまむかし」。
中村善策「冬の運河」「運河と雑草」:1階の記念ホールでも中村善策作品は3点と普段とは随分変わった展示になっていた。しかもこの3点、初めて見たような気がする。持っている作品は惜しまず見せてほしい。
宮川魏「運河」:キュビスムの形とフォービスムの色を穏やかにまとめた作品。
渡辺祐一郎「雪の運河」:パステル調の色彩を使い、物語めいた雰囲気の作品である。

冨澤謙「小樽・運河・雪映え」:運河を渡る橋を中心にすえた力感のある作品。
藤森茂男「大家倉庫と引き船」:小樽運河保存運動の父と言われる人だが、画も普通ではないほど上手い。
白江正夫「茜色の記憶」:風景画でありながら、そこにはとどまらず心象風景としての魅力がある。



■小樽文学館「楢喜八原画展」。私が気になるだけでも、ウイリアム・ホープ・ホジスン、清水義範、かんべむさし、式貴士、マーク・トゥエイン、ロバート・L・フィッシュ、筒井康隆、横田順彌、石原藤夫、草上仁、折原一、R・シルヴァーバーグ、シマック、阿刀田高、小松左京らの挿絵、本カバー画を描いた人の原画展。随分、見ただけで「ああ、あれ」となる作品が多かった。沼田町に小~高校生時代住んでいたらしい。

写真(全て撮影可能だった)はかんべむさし「決戦・日本シリーズ」。

 

ここで恒例のコーヒー休憩。



残念ながら小樽市民ギャラリーは17時閉室。普通、18時までやっていないか…。

銭湯行けずじまい

2015年07月04日 15時31分05秒 | 飲み歩き・北海道内
元々7月初旬に小樽に行こうと思った時には、恒例の銭湯→バーという計画だったのである。しかし、この気温では問題がありそうだ。日中はともかく、夜まで小樽に滞在するので、風邪を引く可能性が高い。よって銭湯は断念し、そのままバール「C」へ。

1杯目は白ワインとタコのガリシア風。塩気と冷たいワインが良く合う。



2杯目はプリマス+ジンジャーエール+レモンのカクテル。いつもむせてしまうジンジャーエールの香り。プリマスの力強い甘みがするので、ロングカクテルといえどもしっかりした重厚な味。

3杯目はカナディアンクラブのちょっといいやつ+ベルモット+ビターズのウイスキーたっぷりのカクテル。これは結構酔っぱらった。



ふわふわしながら小樽美術館に向かう。


閉店201

2015年07月04日 15時02分58秒 | 写真館
小樽駅前の紀伊国屋の入っているビル、1階にあった喫茶店「M」が閉店になっていた。しかしこのビル、私が行く前に段々店が減って来ている…。



小樽駅からほど近い、クラシックな建物を生かしたカフェ・洋食店「YK」が閉店になっていた。


デパートの地下の味

2015年07月04日 14時34分20秒 | 食べ歩き
札幌では昼食のタイミングを逸して、小樽へ。14時頃到着となり、随分腹が減った。夜があるので、あまり重い昼食にはしないようにと、長崎屋地下の「DD」にやってきた。小樽では蕎麦屋のラーメンや、クラシック食堂などいくつかの課題があるのだが、今日は腹が減ってそれどころではない。

ちょうどピーク終わりの時間帯に到着。カウンターの端に座り、焼そば大盛りを注文。この店の焼そばはおやつ感覚でもあるので、それほど大盛りという訳ではない。最初にスープ、少ししてすでに出来上がっている焼そばを取り分けて注文の品が到着。



端に紅ショウガを乗せて、そのままの味を確認する。うーん、薄めだ。まあ、そこがいいんだよなということで、カウンターにセットされているソースを回しかけてから食べる。この2段階味がいいのだ。それから焼そばの横に置いてくれた、破片のような豚バラ肉も嬉しい。

わしわしと焼そばを食べて昼食終了。考えてみると、昔の(本格的でない)デパートの地下には簡単な飲食コーナーがあって、この手の焼そばを出していたのではあるまいか。いまでも地方都市にはこういう店が残っているのだろうか。