散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

琴似のバーで締める

2015年07月18日 21時37分16秒 | 飲み歩き・琴似界隈
帰りはJRで琴似へ。恵庭~新さっぽろの間は立たざるを得なかったが、新さっぽろで混雑がひき、その後は琴似まで読書をしながら移動。まだ雨の残る琴似に到着する。少し雨は収まってきたかな。

JRの一日散歩キップを使った時の締めは、琴似のバー「D」である。まず一杯目はミシェル・ユアール・1997・シングルカスク・カスクストレングス。カルヴァドスのカスクとなれば、頼まない訳にはいかない。



おお、これは密度が濃いね。かすかに苦みも感じられる味わいだ。

2杯目は最近売っているのを見かけなくなったアクアビットオールボータッフェルとGET31、レモン、ビターズ(ラベンダー)のカクテル。ミントの味と苦みが効いている。



3杯目はインチマリン・15年(ロッホローモンド)。ボトルが透明でカッコいいが、味は素朴で青草のような香りがある。



よし、今日はこの3杯で良いだろう。まだ雨が残る中、タクシーで帰宅。

この季節に恵庭駅に降り立つ

2015年07月18日 19時01分14秒 | 飲み歩き・北海道内
ちょうど一年前の三連休も私は恵庭にやってきた。今年も計画通りに恵庭に来ることができたが、恵庭駅から駅前の再開発ビルへと渡り廊下ができている。相変わらず賑やかとは言えない駅前だが、ちょっとだけ開発の手が入ったようだ。駅前ビルにはコンビニっぽい店が入っていたが、「豆大福」という看板が目に飛び込んできて、つい購入してしまった。



 

さて、駅前通りを急ぐ。途中で歩道の上にリンゴ発見。何だか不思議な感じがする。



そしてちょっとした繁華街を抜ける頃に見えてくるのが、私が通うのを楽しみにしている居酒屋「T」である。今年も無事訪問することができた。

 

ビールを頼み、今年はもう迷うことは無い。おまかせコース(3240円)で行こう。ちょっとカウンター回りの明りが少なかったため、ボケてしまった写真も多いのだが、まずは牡蠣のオイル漬けと北海シマエビからスタート。牡蠣の凝縮した味わいに、ハッとするくらいの酸味がいい。



次は本マグロ、しめ鯖、生タコの刺身。本マグロは赤身で実になめらか。しめ鯖は締めすぎず、生すぎずの絶妙な味付け。しかし今回は生タコの素晴らしさを訴えたい。透明感のある味わいとちょうどいい歯ごたえ。特に吸盤部分の歯ごたえはたまらないものがある。そしてちょっとだけ醤油につけて食べると、タコの旨みのせいか口の中に出汁醤油のような味わいがしてくるのだ。これは、急がなくてはと山法師にチェンジ。

 

続いてこの店の(多分)名物料理、ホッキ貝の酒盗焼だ。一人なのに、つい奪い合うように食べてしまう味なのだ。もちろん、罪悪感を抱えつつ、最後に残った汁も飲まざるを得ない。



そして、そうか今年も食べられるのか。そう、鮎の塩焼きがやって来たのだ。この淡白ながらも香りのある魚は年に一度は食べておきたいものである。



この店は北海道らしからぬメニューを出すのだが、その一品が鱧の梅肉揚げである。大将はどこで修業をされたのだろうかなあ。聞いてみたいけれども、中々なあ…。



気持ちが落ち着いてきたところで、酒も田酒に切り替えて、じゅんさいを食べる。周りのぷるぷるした部分がたっぷりついており、それでいて中の葉の部分がサクサクとしている。じゅんさいが野菜だということを実感できる品だ。そして、今日の締めは蕎麦をつるつると。

 

まあ、言うことなし。前回の来店時、帰りがけに初めておかみさんと少し会話をしたのだが、今回飲み食いしている最中は、いい感じに放置してくれているのでありがたかった。私は常連っぽく話しかけられるのが、あまり好きではないのである。今日も帰り際に「今年も大変美味しかったです」と挨拶して店を出る。



天気予報通り、結構強い雨になっていたが、そして恵庭から新さっぽろの間は電車で立たなければならなかったが、満足の一日であった。

20150718ギャラリー巡り

2015年07月18日 16時51分47秒 | ART
本日はらいらっく→富士フイルム→大通→道新→時計台→大同→大丸→苫小牧美術博物館と少なめ。土曜日で終了のギャラリーを回っておこうと思ったのだが、コンチネンタルギャラリーに行くのを忘れた…。

札幌にいる間は小雨の状態が続く。



■時計台ギャラリー「国展<絵画部>北海道作家展」。
福井路可「明日の海-13.12-」:必ず十字架を思わせる部分を絵画に配置するあたりに困惑させられて来たのだが、今回はその十字の部分が海に写る太陽の光にも見え、納得感があった。朝焼け(夕焼け?)を思わせる色もいい。
伊藤貴美子「milky way1」:先日たぴおで作品を拝見し、光の粒子のモチーフは一旦無くしたのかと思ったが、今回の大作ではその光と星雲を思わせるような色彩の重なりが同時に用いられていた。伊藤流「銀河」は今後どのような展開をするのだろうか。

ここで札幌駅から苫小牧に移動。



苫小牧駅の左手には病院や飲食店の入った総合施設が誕生。しかし、正面の駅前ビルが完全閉店とあっては…。

 

駅も寂れて来たしなあ…。



街中の彫刻を見ながら、苫小牧市美術博物館へと向かう。写真左は作品名・作家名なし、王子不動産贈。写真右はタイトルのみ「独楽」と判明した。

 

市民公園の樹木の手入れはきちんとされている。



■苫小牧市美術博物館「地底旅行 地下資源をめぐる科学と美術の旅」。こちらは撮影不可。



坂東宏哉「かけがえのないもの」:幅約10mの大作品。地球が火山だらけの時代から海ができるまでを思わせる作品。
下沢敏也「Re-birth」:古代の生物が積み重なって石化していった姿を思わせるインスタレーション。
吉田茂「無限環境」:地面を一枚めくると、そこにあるのはマグマだった。黒と赤、表裏一体の作品。

思ったほど美術展示は少なく(大作が多かった)、化石類は北海道大学総合博物館のものが多かった。

中庭展示の藤井忠行「個と連なりと-モナドの記しに」は生命としての樹と作品としての姿が共存しているような作品。

企画展を見ると、そのまま常設展を見ることができる。ホッキ貝を見ながら、今日の夜に思いをはせる。



北海道指定有形文化財「アイヌ丸木舟および推進具」。



グリル富士屋のメニュー。本当にこの店のマリモライス、ハントニーライス、カラップライス、クローバーライスを食べてみたかった。大体、普通のビーフカレーの倍くらいの値段なのであるが、どんな料理だったのかな? 今も残っていれば、根室のエスカロップのように地域限定洋食メニューとして着目を浴びたかもしれないのに。



苫小牧市内の店のマッチコレクションも楽しい。



というところで、苫小牧駅に戻ろう。

今日も定番の

2015年07月18日 11時56分26秒 | 食べ歩き
金曜日の夜から土曜日の朝にかけて、魂が抜けおちるかのような疲労感を感じた。何とか回復傾向になってきたところで、昼食はやっぱりカレースパゲッティだ。今日は北2条店の方である。



味を変えるために、タバスコと粉チーズも使用。



魅力あるビルの地下飲食店街なのだが、今日は結構休みの店が多かった。