散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

祝日の居酒屋

2016年05月05日 18時36分29秒 | 飲み歩き・琴似界隈
琴似に戻ってきてから、今日は居酒屋「D」へ。遠目に見ると、赤ちょうちんの明かりがついていない。まさか休みじゃないよねと近づくと、明かりがついていないのはまだ時間が早かったからである模様。幸い無事開店しており、1番目の客となった。

それなりに歩いたので、ビール(小)でのどを潤そう。通しは仙台麩と根菜などの煮物。香りが非常にいい。



いつもの刺身盛り合わせは連休のため品薄ということだったが、しめ鯖、マグロ漬け、エゾシカたたき、タコ頭、ヒラマサ、かつおたたきが出てきた。仕事をしたものを含めて、マスター苦心の盛り合わせだろう。



魚の鮮度も普段と変わりなかったが、エゾシカたたきは珍しかった。生姜で食べてもわさびで食べても癖がなくあっさりだ。ここは松の司燗酒を合わせよう。ほんのりと温かい酒が刺身にはよく合う。



次は赤ワインとエゾシカのシチュー。赤ワインはそこそこいいものらしい。しっかりした味がするが、それでいて渋みはなく、妙な重厚さもなく、食事によく合うワインだと思う。

 

そしてシチュー。これは間違いない味だ。手が止まらない。



この後、リンクウッド1995に切り替えつつ、牡蠣燻製、ミモレット・ゴーダチーズ・スモークサーモンのつまみを頂く。

 

チーズは両方とも熟成が効いていて、旨みの結晶という感じだ。

 

リンクウッドはハイランドなので、スモーキーさはなく花のような桃のような香りだ。そうそう、グレンロセス12年の残りも味見させてもらったのであった。昼飯が重厚だったせいもあり、これ以上は食べられない。


20160505ギャラリー巡り

2016年05月05日 16時29分03秒 | ART
本日は新さっぽろアートウォール→新さっぽろ→HOKUBU→エスタ7階→JR札幌駅→大丸→大丸特設会場→道銀駅前支店→コンチネンタル→資料館→D&D→レタラの12か所。

■新さっぽろアートウォール「今荘義男展」。



新さっぽろギャラリーの「上田忠太郎の自分世界展」も土偶などを取り込んだ絵画で、面白かった。

■HOKUBU記念絵画館「二つのミゴト」。人間には非常に関係が深いが、展覧会のテーマとしてはあまり取り上げられない(即物的だから?)、食べ物をテーマにした展覧会。2階はワークシートを使った、クイズ形式の展示になっており、工夫がみられる。

宮本承司「遠慮のかたまり」:寿司桶に残された最後の一つのマグロ寿司。確かにこういうことってある。
宮本承司「いかしそ」:イカの握りだが、イカの部分が透けて下にある大葉が見えている。生々しくない描き方で、美味しさのエッセンスを抽出している。
若木くるみ「かずのこ丼」:かずのこをよく見ると仏頭がうっすらと描かれており、卵と螺髪のダブルイメージになっている。ユーモラスさと若干の気持ち悪さが同居している。

 

いつもコーヒーご馳走さま。

エスタ7階「飛び猫展」、JR札幌駅「ねこ休み展 in JRタワー」、大丸7階「ダンボー写真展」、いずれも可愛い。私は精神的に疲れているのだろうか。

■コンチネンタルギャラリー「永桶麻里佳と故郷セカンド展」。
故郷セカンド(永桶宏樹・麻里佳の夫婦ユニットだそうだ)「お江戸三人娘」:「パー娘」「チョキ娘」「グー娘」の3人の立体パネル。何だか良い意味のバカバカしさに笑いがこみ上げてくる。

■札幌市資料館「ドローイングマン エキシビジョン‐ドローイングガールのへや‐」。壁全面に作者得意のイメージが描かれており、空間の質が変わってしまったかのよう。何とも言えない居心地の悪さを生み出している。ライブドローイングは5月7日(土)に開催される予定。

■D&DEPARTMENT HOKKAIDOギャラリー「ウフルーモマタージュ美術館展」。子供たちが作った「自分コレクションの展示室模型」と有名絵画の模写作品。
たかのべにか「高橋由一の鮭」:シンプルにしてまさに「鮭」。イメージの抽出力が素晴らしい。
いそだあおい「セザンヌのサント・ヴィクトワール山」:セザンヌの作品をもう一度解体して解釈しなおしたような作品。実にいい。
いださゆき「マティスのダンス」:描かれている人間の埴輪のような表情がたまらない。
はちやなぎあん「クロースのPhil from the Rubber Stamp Portfolio」:これは原画を知らないのだが、升目に明暗をつけて描き出した肖像画。相当上手いように思う。

ザ・食堂

2016年05月05日 12時19分17秒 | 食べ歩き
本日はギャラリー巡りの途中で、ちょうどかねてから行ってみたいと思っていた食堂付近にいたので、昼食を食べていくことにしよう。入店すると先客がカウンターに2名。ちょっと狭い感じもあったが、カウンターに座る。

若い方の客に来たカツカレーはなかなか美味そう。年配客に出たホッケ定食はごくオーソドックスな感じ。その次に私の生姜焼き定食がやってきた。おー、ボリュームがあるなあ。



結構大きめのバラ肉をご飯に一度乗せ、そこからガッと食べる。かなり生姜と甘辛さの効いた味付けで、玉ねぎもタレとのなじみがいい。これはご飯が進む味だ。途中であっさり味の味噌汁、キャベツの支援を仰ぎ、かなりの量だった豚肉とご飯を何とかやっつけた。

最後にリンゴのデザートがついているのも、ちょっとしたサービスか。